この記事を書いたキャリアカウンセラー

神瀬邦久

神瀬邦久

株式会社ビジネスリテラシー代表取締役 特異なキャリアの初期から大学生との接点が多く、彼らの潜在力を掘り起こし、ビジネス戦力へ進化させる手腕には定評がある。「企業」「学生」どちらにも偏らない斬新な切り口から説き起こし、就職活動を通じた「人間の成長」を目標に現実的な視点から指導を行う。「企業・社会の本音」を学生に明確に提示することによって、就業後のミスマッチ、モチベーションダウンを防ぎたいと願い、就職活動の支援を行っている。

2019年11月19日

50歳を過ぎミスが多くなり限界を感じます。会社を辞めるべきでしょうか?|仕事の悩み相談【第17回】

現役キャリアカウンセラーが読者の皆様の「仕事」や「職場」、「キャリア」に関するお悩みにお答えする本企画。今回のご相談者は「ミスが多くなり限界を感じている」50代会社員の男性。回答するのはご相談者と年齢の近い神瀬邦久カウンセラーです。

相談者

50歳を過ぎミスが多くなり限界を感じます。会社を辞めるべきでしょうか?

現在、企業のシステム開発の仕事をしていますが、自分の限界を感じ始めています。というのも、前は出来ていた確認作業が出来ずに単純ミスを繰り返してしまうのです。年齢の事もありますが、苦しんでまで今の会社に居なくてもいいのでは無いかと思っています。もっと自分のやりたい様に生きていきたいと思う様になりました。会社を辞めるべきでしょうか。

神瀬邦久
神瀬 邦久

「最善ではないが及第」と捉えてみることもひとつ

はじめまして、キャリアコンサルタントの神瀬(こうのせ)です。
今回はご質問ありがとうございます、ご年齢も近いので仰ることはよく伝わります。

いただいた問題をまず二つに分てみたいと思います。

1) 現状の仕事
2) 望む生き方

まず1)ですが、文面からするとかなりの期間、このお仕事に従事されていたということが察せられます。その上で「以前出来ていたことができない」というお悩みなんですね。

ここで一つ疑問なのですが、それは「周囲に迷惑がかかる」あるいは「上司に叱責される」レベルなのでしょうか?ご相談者さんはおそらく仕事にも自分にも厳しい方のようにお見受けします。その姿勢が「自己へ評価を厳しくしすぎて」おられるのではないでしょうか。

物事に対する習熟度は内容、個人差によってちがいますが、スキルの永遠な右肩上がり、は加齢の影響も考慮するとまず難しいですよね。ですので、いまの状態を「最善ではないが及第」として続けることは不可能でしょうか? (上司などのコンセンサスも必要とは思いますが)

また、別の選択肢として経歴を活かしてもう少し俯瞰的、包括的な部分を担わせてほしい、と上申することは不可能でしょうか? スピード、正確性だけでないプロジェクトの監修、または後輩諸君の育成に必要なコンテンツ、スキルはすでにお持ちではないかと察せられるのですがいかがでしょう。

次に2)ですが、ご相談者さんの「やりたいように生きる」プランについては具体的に計画があるのでしょうか。勿論、収入、老後の資金計画について確定しているのであれば、これはもう、他者の口を指しはさむ筋合いではないと考えます。

ただ、文面から伝わる限りではお悩みが「辞めるべきか」にフォーカスされていて、これからのビジョン、展開に関してはかなりご準備が薄い印象が否めません。ご相談者さんが望む生き方が「仕事の内容」を含め「人間的なありかた」かもわからないのですが、前者に絞って助言させていただきますと「短絡的な退職」はあまりお勧めできません。

40代後半以降の転職ついてはトップ層を除けば非常に厳しい状況です。ご相談者さんの仰る状況ですと「現状のスキルを活かして」即、他社に転じて現状並みの収入を維持するのは困難が予想されます。

転進の計画、ビジョンが確定、納得しているのであれば(例えば多少生活レベルを落とすことも是とする、等)結構ですが、無策のままの退職は正直ベストだとは思えません。

アドバイスは以上になります、ぜひ今までの努力、経歴を活かした形が実現できよう応援しています。

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株式会社ビジネスリテラシー代表取締役 特異なキャリアの初期から大学生との接点が多く、彼らの潜在力を掘り起こし、ビジネス戦力へ進化させる手腕には定評がある。「企業」「学生」どちらにも偏らない斬新な切り口から説き起こし、就職活動を通じた「人間の成長」を目標に現実的な視点から指導を行う。「企業・社会の本音」を学生に明確に提示することによって、就業後のミスマッチ、モチベーションダウンを防ぎたいと願い、就職活動の支援を行っている。

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