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西繭香

西繭香

1992年生まれ。20歳の時に現在のパートナーと出会うまで、自分をマジョリティだと思っていたセクシャルマイノリティ(あと腐女子)。 「どんな人にも優しい記事」を目標に、多角的な物事を等身大の視点から分かりやすく執筆している。人の話を聞く事と、ディズニーシーと猫が好き。 Twitter: @Nishi_mayuka

2019年7月3日

就職希望を短冊に書こう! 希望の企業や業界を見つける自分の気持ちとの向き合い方

季節は小暑、七夕の時期です。願い事を書いた短冊を葉竹に飾って、織姫と彦星に願いをかける――あなたも一度はやったこと、あるのではないでしょうか。

叶えてほしい願いがたくさんあっても、書けるのはほんの数言だけ。自分の望みを短い言葉でまとめる必要があるんです。あなたは短冊に、希望の就職先や業界を書けるでしょうか。今すぐ端的には書けそうにない……そう感じてはいませんか?

「就活の目標がぼんやりとしている」「みんな着実に就活をしていて、自分だけがおいてけぼりにされている気がする」今回はそんな悩みを抱えるあなたに向けて、自分の気持ちと向き合って、希望の就職先や業界を明確にする方法をお伝えします。

自分の気持ちと向き合って、志望動機を明確にしよう

自分の気持ちに向きあう

希望の就職先や業界を決めるためには、就活に対する後ろ向きな気持ちにもうそをつかず、あなたの気持ちを明確にすることが大切です。

でも「自分の気持ちを明確にするって、具体的になんで大切なの?」そう思ったことあるのではないでしょうか。よく聞く言葉ではあるけれど、それがなんで大切なのかを改めて考えてみるとぼんやりしていませんか?

就活は、この先の長い人生の中で、あなたがなにをするのかを決める大事な“居場所探し”です。自分の気持ちを明確にしないまま、希望と合致しない企業に居場所を決めてしまうと、自分に合わないところで生きていかなければならなくなってしまいます。

あなたの本当の気持ちを明確にすることによって、あなたにとって居心地のいい居場所をより見つけやすくなるんです。

では、具体的になにを考えればいいのか、見ていきましょう。

「譲れない」ものを考えるとキャリアの展望が見えてくる

キャリア意識」という言葉、聞いたことありますか? そもそもまず「キャリア」とは、

・仕事への理想や願望
・仕事の職歴や経歴
・仕事をすることでどのような自己を実現したいか

など、これらの意味を含んだ広義のビジネス用語です。キャリアを意識することで、あなたが将来どんな理想や願望を持って仕事をしたいか、どんな職歴・経歴を積んでいきたいか、そしてどんな人間になっていきたいのかを意識することができるんです。

では次に、あなたにとって仕事をする上で「これだけは譲れない」ものはなんでしょうか。たとえばあなたが「どうしても海外で働きたい」と思っているとします。そこで思い出してほしいのがキャリア意識です。

・仕事への理想や願望→海外で働く
・仕事の職歴や経歴→海外で職歴や経歴を積む
・仕事をすることでどのような自己を実現したいか→海外勤務を通じて自己を実現する

このようにあなたの「これだけは譲れないこと」をキャリア意識に当てはめると、少しずつ将来の展望が見えてきませんか?

「やりたくない」ことも就職希望を考えるヒント

やりたくない仕事を選んだら後悔するかも

積極的な姿勢が良いとされる就活において、「これはやりたくない」と考えたり言い出したりするのって気が引けますよね。

周りのみんながポジティブにやりたいことを見出して就活先を決めているのを見れば見るほど、「やりたくないこと」を考えるのはカッコ悪い気がして――。でも、「やりたくないこと」も立派なあなたの意思なんですよ。

たとえば「満員電車に乗りたくない」。これは働き方を考える立派な視点です。これを実現するためにはなにをしたらいいのか、どんな業界を目指せばいいのか、そしてどんなスキルを形成すればいいのか、これらを考えることによってよりあなたにマッチした企業や業界を選ぶことができます。

他にはたとえば「人と関われない仕事はやりたくない」。この考えは、あなたにとって仕事をする上でなにが重要なのかが分かります。

直接顧客と接するのが好きなのか、あるいは活発な社内交流がある会社に就職したいのか。なぜそう思うか掘り下げることによって、企業を選ぶ視点を明確にすることができます。

なにをやりたくないのかを考えることは、決してマイナスなことではありません。やりたくないことをやらないために、どうすればいいのか。しっかり考えてみるのもひとつの手立てなんですよ。

「個性」と「強み」を活かせる仕事はなに?

個性を生かした方が良い仕事ができる

「これだけは人より優れている」「これだけは頑張った」ことって、少なからずありますよね。それが就活においては個性になり、ひいては内定へと繋がることも多々あるでしょう。

あなたにとって「これだけは活かしたい」と思える点を実現できる企業であるかないか、それは就職先を決める上でとても大切なことです。

しかし、あなたの社会人としての人生はこれから始まります。この先「これだけは活かしたい」と思うものは変わっていく可能性があることも覚えておきましょう。

実際に仕事をしていく中で、得意だと思っていたことがそうでもなく、苦手だと思っていたことが得意だったということも有り得るんです。就活中の今、それは分かりようがありませんが、もし社会に出た後にそんなことがあっても傷つく必要はありません。

臨機応変に、頑固にならず、客観的にあなたの得意なことを見極めていきましょう。その上で、あなたの「活かしたい」ことも大切にしていけるといいですね。

「どっちでもいい」条件は思いきって切り捨てる

たとえばA社とB社の企業案内を見ていて、A社は「一部上場の大企業で安定しています!」とアピールをしていたとします。一方B社は「ベンチャー企業で上層部との距離が近いです!」とアピールしたとします。この2社は、「会社の規模」という点でそれぞれのアピールポイントを述べていますよね。

このような会社の案内を見ていて、「別にどっちでもいいな」と思ったこと、ありませんか? 正直に言ってしまうと心象がよくない感じがして黙っているけれど、そこまで興味を持てない企業のアピールポイントってありますよね。

その「どっちでもいい」という気持ちも、実は希望の就職先や業界を決めるために大切な気持ちなんです。

「どっちでもいい」と感じるのは、あなたにとって重要な点ではないからです。企業を探していく中で、重要でないポイントは早々に切り捨ててしまいましょう。本当に重要な情報だけを確認して、そうでない情報は選考基準に上げないようにするんです。

思い切りが必要かもしれませんが、ズルズルと重要でないポイントを選考基準に入れているより、確実にあなたにあった企業や業界をみつけることができるようになるはずです。

10年後、あなたは希望の就職先で働いてる?

10年後の自分を想像してみましょう

キャリア形成や人生設計って「大切なのは分かっているけどなんだか難しい……」、そう感じていませんか? そもそも自分のやりたいこともひとつに絞りきれていないのに、人生の細かな設計図なんて、描ける訳がありませんよね。

それでも希望の就職先や業界を明確にするためには、「10年後どうなっていたいか」この展望を、ぼんやりでもいいので考えてみることが大切なんです。今のあなたの気持ちを素直にアウトプットし、理解しておくんです。

「大手に決まったAさんがこういっていたから」「OB・OGがキラキラしていたから」こんな理由であなたの今感じている気持ちを歪めてはいけません。不格好でも、不安だらけでも、大雑把でもいいんです。

そして気持ちや希望をすべて紙に書き出してみて、必要のないことを削り、最後に残った「本当に自分が望んでいること」を、短冊に書いてみましょう。きっと、短い言葉で端的に書く事ができるはずですよ。

おわりに

なにがあなたにとって譲れないことなのか、なにをやりたくないと感じるのか、なにを活かしたいと思うのか、あなたはどうなりたいのか。この先の長い社会人としての人生で、どう生きていきたいのか。

それは今決めたからといってずっと変えてはいけないものではありません。でもいつか振り返った時、後悔のない道を選べているかどうか。それは今のあなたにかかっていることは確かなんです。

七夕を機に、あなたの気持ちに向き合ってみてください。

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西繭香

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1992年生まれ。20歳の時に現在のパートナーと出会うまで、自分をマジョリティだと思っていたセクシャルマイノリティ(あと腐女子)。 「どんな人にも優しい記事」を目標に、多角的な物事を等身大の視点から分かりやすく執筆している。人の話を聞く事と、ディズニーシーと猫が好き。 Twitter: @Nishi_mayuka

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