この記事を書いたライター

菊川ゆみ

菊川ゆみ

社会人デビュー後、畑違いの仕事ばかりをして現職に落ち着く。中学生の息子と二人三脚で頑張るシングルマザー。趣味は、仕事以外に趣味がない自分を変えたくて始めたゴルフ。今は一つの趣味にすぎないが将来は「特技」になる予定。スピードより心に響く仕事を心がけています。

2019年7月8日

その企業で大丈夫? サマーインターンの選び方

就活の第一歩として定着した大学三年生によるサマーインターン。2021年卒からは、就活ルールが廃止されることにより就活が早期化の傾向にあります。インターンシップは、実際に企業で就業体験ができる貴重な場ですが、「ちょっと待ってください、そのインターンシップ。」それは、本当にあなたのゴールにつながっていますか?これをご覧いただき今一度冷静に考える機会にして頂ければと思います。

サマーインターンの情報はどこでとる?

インターンシップに特化した合同説明会も盛況!

インターンシップは、就業体験を通して学生が「働く」を実感できる場です。先輩社員と一緒に働いたり、実際の業務を行ったりすることで、働くイメージを醸成するとともに、その後の就活における仕事選びの判断材料にすることができます。

一方、企業側としても多くの学生に自社をアピールできることや、就活解禁前に有望な学生と接することができるなど、様々なメリットがあります。

一昔前、インターンシップを実施する企業は大手や地域に根差した中小企業など一部の企業に限られていましたが、現在では上記の理由から多くの企業が実施しています。

インターンシップの情報を調べるには、各企業の採用HPを確認する方法もありますが、手っ取り早いのはリクナビやマイナビなどの大手人材サービス会社などが運営する「就職情報サイト」を利用する方法。様々な企業のインターンシップ情報が公開されており、実施概要など細かくチェックできます。

最近ではWantedlyなどの新興サービスでも沢山のインターンシップ募集があるのでご覧頂くと良いでしょう。

またこの時期、インターンシップに特化した合同説明会やミートアップも各地で多く開催されています。多くの企業が一堂に会するので、様々な企業の説明を直接聞くことができるチャンスです。

インターンシップにも試験がある?

たかがインターンシップと軽く見ていると……

さて、「インターンシップ=就業体験」なれど、最近は人気企業のインターンシップには応募が殺到し、参加者を選考する試験が行われることも珍しくありません。履歴書やエントリーシートでの書類選考にくわえ、学生を集めて説明会や筆記試験を実施したり、面接を実施する企業もあります。

インターンシップの選考は、採用選考と比較しそこまでシビアではありませんが、選考であることに変わりありません。「なぜこの企業のインターンシップに参加したいのか」を明確にし、自己PRなどについてもしっかりと記入しておくことが必要です。

仮にそれが何となくの興味であったとしても、「様々な企業に参加し自身に合った働きかた、社風を見極めたい」「職種についての見識を深めたい」など、それなりに納得感のある回答が必要になります。

インターンシップ人数と採用人数は違う!

企業がインターンを多数受け入れる理由は?

近年サマーインターンを実施する企業が増加するとともに、1社あたりで受け入れる学生数も増加しています。受け入れ数は、就職情報サイトに掲載されている企業別のインターンシップ概要や企業の採用HP、または「就職四季報」(東洋経済新報社)などで確認できます。

そこで一点注意してチェックしてもらいたいのが、「インターンシップ受入数」と実際の「採用予定人数」です。「採用予定人数」に比べ、「インターンシップ受入数」が極端に多い企業があることが分かると思います。これは何を意図するのでしょうか。

すべての企業とは言いませんが、「インターンシップ受入数」が極端に多い場合、あなたが思うようなインターンシップを経験できない可能性があります。例えば、インターンシップといいつつも業務に携わるようなことはほとんどなく、会社説明会と大差ない内容だったり、数時間のグループディスカッション等で終えたりするようなことも少なくありません。

よく考えてみれば、インターンシップで数千人もの学生を受け入れるということは、企業側の負担は相当なものです。実施する内容を企画するところから始まり、募集を出して応募者とやり取りし、当日までに参加者リストを作成し受け入れ部署や担当者の調整など下準備、当日の運営から実施後のフォローまで多大な労力を要します。結果、現実的に行える就業体験は限られてしまうのです。さらには、学生ひとり一人に目が届きにくくなったりすることも予想されます。

そのようなインターンシップがダメという訳ではありませんが、集まった多くの学生に自社の商品・サービスをPRし、結果的に顧客獲得の場になってしまっているような企業もあることを知っておきましょう。

企業を見極め実り多きインターンシップにしよう!

なんとなく、では得られるものも少ない!

今では多くの学生がサマーインターンに参加します。そして多くの企業が実施するようになりました。ほとんどの企業は学生に就業体験の場を提供すべく実施しています。

ただ、本来の目的から外れ、学生集めや自社のPRのためにインターンシップを実施している企業も少なからず存在していますので、自身でしっかりと見極める必要があります。

そこで、まず重要なのは、あなたにとっての「インターンの目的」です。インターンシップに参加して何を得たいのか、何を達成したいのかを明確にしておきましょう。

そして、企業の知名度や募集人数などに惑わされず、就職情報サイトや企業の採用HPなどで内容をよく検討しましょう。そのインターンシップに参加したら何が得られるのか。

それは自分の目的にマッチしているのか、それができれば実際にインターンシップに参加して得られるものは大きいでしょう。逆に目的があいまいなまま参加したのであれば、あなたが思うような成果は得られないかもしれません。

まとめ

就活のひとつのゴールは「内定」です。インターンシップへの参加も内定というゴールにつながっている必要があります。

インターンシップに参加することで仕事や社風を知り、応募企業を決めるうえでの判断材料であることが大切で、様々なかたちで今後の就活に生かせないといけません。

そうでないと、時間を使い、何を得てきたのかがあいまいになってしまいますし、単に「あの会社に行ってきた」という、インターンシップが「記念参加」のようになってしまいます。

たくさんの企業のインターンシップに参加したけど、特に成果を得られなかった、ただ企業の学生集めに乗っかっただけだった、ということのないよう、目的意識を持ったインターンシップ選びをしてくだい。

インターンシップに関するお悩みは就活の専門家にご相談ください!

この記事を書いたライター
菊川ゆみ

菊川ゆみ

社会人デビュー後、畑違いの仕事ばかりをして現職に落ち着く。中学生の息子と二人三脚で頑張るシングルマザー。趣味は、仕事以外に趣味がない自分を変えたくて始めたゴルフ。今は一つの趣味にすぎないが将来は「特技」になる予定。スピードより心に響く仕事を心がけています。

関連記事
おすすめ記事
人気ライター
TOPへ戻る