この記事を書いたライター

北 堅太

北 堅太

なんでも書きたい系ライター。シーランド公国男爵。本とアナログレコードを買いあさることで、今日も生きのびている。なんとなく、インタビューの仕事が多めです。

2019年7月9日

就活生はどこまでクールビズできるの? どんな暑さ対策をすればいい?

日本の敵。大学生の敵。リクルートスーツの敵。夏の暑さ。
就活生であるあなたは、どんな悩みを抱えていますか? キャリアに悩んでいるかもしれないし、面接での会話に悩んでいるかもしれない。それとも内定が得られないことに悩んでいるのかもしれないし、逆に内定はあってもその会社に行くべきなのか悩んでいるのかもしれない。

だけれどその前に、今の時期特有の悩みは、夏の暑さ。慣れないリクルートスーツを着ながらの就職活動は、暑くて暑くてたまらないだろう。涼しげな私服に着替えるわけにもいかないし。
今回は筆者の体験もまじえながら、就活生の暑さ対策について考えていく。

就活生にクールビズは適用されるのか

どんな服装が好ましいのだろうか?

夏はどうしようもなく暑い。そもそも温暖湿潤な日本の気候を考えれば、スーツは適切な格好ではない。
夏の暑さ対策と、地球温暖化対策も相まって、今では多くの会社でクールビズが取り入れられている。エアコンの設定温度を上げるかわりに、服装を少しラフにしてもいいとするルールである。

なかには就活生にもクールビズOKだと伝える企業もある。あなたも面接の確認メールで「クールビズ」と言われたことがあるかもしれない。もちろん服装に関して何も規定がなければ上下スーツで行くべきなのだが、クールビズOKの場合も判断に困る。それはクールビズの意味するところが会社によって違うからだ。

たとえば男性の場合、ジャケット着用でネクタイを外した状態をクールビズと見なす会社もあれば、ジャケットなしをクールビズとする会社もある。ほかにもポロシャツや半袖シャツで構わない場合や、無地のTシャツにジャケットを羽織るだけでいい場合もある。

しかし、女性の場合はもっとあいまいだ。そもそもスカートか、パンツスーツか、レギュラータイプのシャツか、スキッパータイプのシャツかなど、リクルートスーツだとしても選択肢が多い。

リップの色やヒールの高さなど気になる部分は多いだろうし、ジャケットをはおる前提でスーツがデザインされているという難点もある。クールビズと言われて男性以上に四苦八苦するのが女性だろう。その苦労には頭が下がるばかりだ。

要するに、クールビズと言われて着ていった服装が、企業側にとってはクールビズではない可能性がある。また、人事としてはクールビズを推奨しているものの、実際の面接官はクールビズに理解がない人かもしれない。

だから結局、就活生はリクルートスーツを着ざるを得ない。あなたもそのひとりだろう。「服装自由」と言われても、多くの学生が安全を期してスーツで行くのと同じ理屈だ。悪目立ちしたくないから、何と言われてもスーツで臨む気持ちはわかる。スーツを着て怒られることはまずない。

やらない方がいい暑さ対策

では面接にはスーツで行くとして、あなたはどんな対策が取れるだろうか。実はスーツを着たとしてもできる対策はあるのだが、それらを紹介する前にやらない方が無難な暑さ対策を説明しておく。

ジャケットの下に半袖シャツを着る

男子女子問わずに可能なのが、ジャケットの下に半袖や七分袖のシャツを着用するというもの。実際に店によってはそのようなスタイルを提案しているところもある。

これがおすすめできない理由がふたつ。ひとつは見栄えがよくないという理由。一般的にはシャツの袖がジャケットからのぞいている状態がいいとされる。身だしなみにうるさい面接官もいるかもしれないので、できれば半袖シャツにジャケットは避けたい。また、ジャケットが汗で汚れてしまうというデメリットもある。

インナーを着ない

これは男性がしてしまいがちな着こなし。学生時代、夏場インナーを着ずに直接シャツを着ていた男子も多いかと思う。スーツでも同じことをする人がいる。筆者もそうだったが、これはおすすめしない。本来インナーが吸収してくれるはずの汗がシャツに染みてしまう。また、肌が透けて見える可能性もある。インナーは絶対に着ておこう。

現実的な暑さ対策

ジャケットは面接前に着る

夏のスーツは扇風機が欲しいくらい暑い

当たり前だが何もジャケットは家を出る時から着ておかなくてもいい。面接前にはおればそれで事が足りる。ただしシワにならないように注意。

さらに男性の場合は、ネクタイも外しておこう。シャツの第一ボタンを開けておくだけで、体感温度はかなり違う。汗っかきの筆者が就活をしていたころは、季節問わずネクタイは面接前に駅やオフィスビルのトイレで着けていた。そして面接が終わればさらっと帰りの道中で外していた。

会社員でも来客対応や訪問の時のみその場でネクタイを着用する人がいる。相手に配慮したマナーだからこそ、相手がいる時だけ守っていればいいのだ。

冷却スプレーを使う

化粧直しにも一役◎顔にも使えるボディミストもオススメ!

熱中症対策に開発された冷却スプレー。マイナス数十度の冷気をジェット噴射して身体を冷やすことができる。夏場のお出かけや部活、サークル活動でも使っていた人も多いと思う。

持ち運び可能だし、相手からの見た目は変わらずに涼むことができるので、就活においてもとても便利なアイテムだ。

動脈が皮膚の表面近くを通っている箇所を冷やすのが特に効果的。たとえば脇や首を冷やすだけでも、体感にはかなり変化があるはずだ。

日傘を使う

日傘男子も急増中?!

今では男性でも珍しくなくなった日傘。女性はいわずもがな、男女問わず日傘は使うべき。日焼け対策のイメージが強い日傘だが、脳の血管温度を下げる効果もある。頭の温度は日傘があるとないとではだいぶ違うようだ。

扇風機内蔵型の日傘もあるようだが、実際に大学生の年齢で使うとなると、少し「ダサい」感じも否めない。要検討といったところか。

雨の日でないのに傘を持っているのは不自然かもしれないので、折りたたみのタイプが邪魔にもならずよいだろう。

また、同じ理屈から帽子も効果的だ。しかしこちらはリクルートスーツにはなかなか合わせにくいかと思う。ちょっと気取った印象を受けるし、何よりあなたも町で帽子をかぶった就活生を見たことはないと思う。折りたたみの日傘の方がとっつきやすいだろう。こだわる人やおしゃれさんには帽子もあり。

扇子を使う

扇子は品があって好印象

扇子ユーザーはサラリーマンにも多い。うちわよりも上品な印象だ。小さくまとまるのでスプレーや折りたたみ傘と同様、荷物にならないのは大きな利点。場合によってはポケットにはいるサイズのものもある。

男性用も女性用もあり、女性向けにはかわいらしいデザインのものもある。靴やバッグのように集める人もいるくらいだから、これを機に始めてみるのもあり。

機能性インナーを着る

夏は冷感インナーを何枚か持っていると便利

数ある対策のなかで、これがもっとも効果的かもしれない。

速乾や吸湿、冷感、ストレッチ性などさまざまな効果を持つものが開発されている。冬のインナーと同じように、ファストファッションブランドで手軽に購入可能なので、夏場の必需品ともいえる。色は白シャツに透けないものを選ぼう。白を買っておくのがベター。

ひんやりコスメを実践する

化粧品を使う手もある

女性にとってはひんやりコスメという方法も有効だ。就活にかぎらず、もはや夏のスキンケアの必需品であろう。毛穴を引き締めたり、ほてりをおさえたり、保湿したりといった効果にプラスして、冷却効果もある。

ただし、刺激物であることには変わりはないので特に敏感肌の人は使いすぎには注意すること。肌が冷えすぎて血行が悪くなってしまうこともあるかもしれない。

こまめに涼む

近隣のカフェ情報を事前にチェック

グッズだけでなく、意識レベルの対策としてはこれ。何事も習慣にまさるものはない。早めに到着しておいて、クーラーの効いたロビーで涼むであるとか、電車で日の当たる方には座らないなど、なるべく涼しい環境に身を置くことが何よりも大切なので忘れないでいてほしい。

特にリクルートスーツは黒色なので、日光を集めて温度が高まりやすい。日なたは極力避けるようにしよう。

お金に余裕があればやってほしい暑さ対策

暑くないスーツを買うという最終手段

これまで様々対策を挙げていったが、最後にとても効果的で根本的な対策を紹介する。それは、サマースーツを買うというもの。

サマースーツは布地が薄く、軽く、そして乾燥性に優れているものが多い。オールシーズンのスーツとの差は、着用するだけですぐわかる。一着買っておくのがおすすめだ。男女ともに各種メーカーからさまざまなモデルが発売されているかと思う。

とはいえ、忙しいあなたは金欠かもしれない。バイトを減らし、就活に時間を使っている。時間調整や面接や筆記試験等の対策でカフェやファミレスによく入る。就活が終われば、また友だちと旅行に行きたい。あまりお金を使いたくはないことだろう。だからサマースーツは、余裕があれば買う程度で構わない。

ただし入社後も使うことを考えると早めに買っておくのも手だ。興味を持った人はサマースーツも選択肢にいれてほしい。

まとめ

いかがだっただろうか。
細かいが色々な対策がとれる。ここに挙げなかったものでも、対策はほかにもあるだろう。あなたにもぜひ自分で工夫しながら夏の就活を乗り切ってほしい。ジョイキャリアは応援している。

また、あえて最後にこれまでの話をくつがえすが、そもそもスーツを着なくてもいいかもしれない。ジャケットの下は半袖でもいいかもしれない。そのような点を見て不採用にする企業には、最初から入らないで正解だったのだ。そのような考え方もあり。これからの将来が期待される、魅力あるあなただ。服装ではない中身で勝負してほしい。

一方で第一印象を悪くしないためにも、無難にスーツを着用することにも一理ある。志望度も高く、不安要素を減らしたい場合はスーツ着用で面接に臨み、こまめな暑さ対策をしていこう。

就活の服装、どこまで自分らしくするか迷ってる?職のプロにご相談ください!

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