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yocca.

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近所のカフェ発掘に余念がないママライター。大学卒業後、数社で人事・採用・研修関係の仕事に携わったものの、夫の転勤で退職。転居を繰り返しつつ2人の子を授かったことで「働き方」について考えるようになり、今に至る。そんな生活の中で得た信条は、「出会いには必ず意味がある」。趣味は音楽&狂言鑑賞。

2019年8月2日

複数内定をもらったら⁉︎ 企業選びに迷うときこそOB・OGに相談しよう

夏休み前に複数の企業から内定を獲得。とても喜ばしいことですが、その瞬間から迷うのが、その中から自分にベストな1社を選ぶこと。返事をする期限が迫っているのに決めきれず悩んでいませんか?

そんなときこそOB・OGの先輩方に聞いてみましょう! 企業エントリー前に行うイメージの強いOB・OG訪問ですが、今回は内定後の活用方法についてお話しします。

内定獲得後のOB・OG訪問がオススメな理由

内定後に聞くOB・OGの話はタメになる

内定前のOB・OG訪問では、企業エントリーに際して先輩からの説明や質問を通して仕事や会社の雰囲気などを理解することが目的になります。

しかし、先輩の話を聞くことで精一杯になり、仕事や会社のことをあまり理解できず終わってしまうことも。また、話をしてくれる内容も会社概要や説明と大差ないことも少なくありません。

一方、内定後の訪問では、あなたは一通り就活を経験し経験値を積んでいます。多くの企業の説明会に参加したり面接を受けたりし、会社ごとの違いなども理解できているはずです。

そんななかで行う訪問の目的はなんでしょうか?

それは、「どの会社に入るかを決めるための判断材料集め」。これが内定後のOB・OG訪問の目的です。入社への判断材料集めとは、さらに考えると、あなたがその会社で長く働くことや自己成長の場となることです。

就活中にさまざまな企業を見てきて、自身にとって何がプラスになるか、本当にこの会社は自分にマッチするのか、マイナス面も含めより具体的に質問し話を聞くことは、応募前とは大きく違います。

踏み込んだ質問をすることで内定が取り消しになることはありません。むしろ入社を真剣に考えている、という企業へのメッセージになります。ぜひ積極的に質問してみましょう。

OB・OG訪問をする前の準備は?

話を聞くときは事前の準備がとても大切

仕事で忙しい社会人の先輩に作ってもらえる時間は多くはありません。訪問の時間を実りあるものにするには、事前の準備が大切です。では、どんな準備が必要でしょうか?

(1)就活中に得た情報をまとめておく

すでに調べたり聞いたりした内容を質問するのは時間の無駄。記憶にとどめていくのではなく、ノートにまとめるなどしてすぐに確認できるようにしておきましょう。

(2)自分が何に悩んでいるのか明確にする

ただ何となく悩んでいる状態での訪問では、質問も不明瞭になりがちです。それではヒントとなる答えも得られないかもしれません。事業内容?待遇面?将来性?それともやりがい? どの面で自分が悩んでいるのかハッキリさせておきましょう。

(3)将来の自分のイメージをしっかり持つ

自分がやりたい仕事がどんなことなのか?どのようにキャリアを積みたいのか? プライベートとのバランスをどのように取りたいか? など、自分の将来はどんな姿で何に重きをおいて働きたいのか、しっかりイメージしておきましょう。

(4)内定企業のチェックリストを作る

内定企業の比較表を作り、自分が気になる項目ごとに「◎」「〇」「△」などで評価できるようにしておきましょう。評価の理由も記載しておくとより分かりやすいのでオススメです。OB訪問後も適宜変更しながら、納得のいくまで比較できるようにしましょう。

≪参考≫
「内定を複数もらって決められない…そんなときは「内定保留」してじっくり考えよう」yocca.

OB・OG訪問でどんなことを聞く?

内定前より突っ込んだ質問をしてみよう

入社後のイメージをより理解するには、具体的な質問をすることが大切です。とはいえ、OB・OGの先輩が若手だとまだ経験が浅く、分からないことがあるかもしれません。

そんなときは、先輩方の上司などが、どのように仕事をしているのかを聞いてみるとよいでしょう。

以下は一つの例ですが、こんな感じで質問していくと企業への理解が深まっていきます。もしかしたら、今まで知らなかった情報に触れることができるかもしれません。

(1)勤務について

有給休暇や育児休業の取得率、ワークライフバランスがとれているか、異動・転勤のペース など

(2)評価やキャリアパスについて

研修の体制や頻度、実績に対してきちんと評価してくれるか、昇格(役職につく)のペース など

(3)仕事内容について

自分がやりたい仕事や興味がある仕事ができる可能性はあるのか、職種希望はどの程度通るのか など

(4)社風について

社風が分かるエピソード(風通しがよい雰囲気ということなら、どの程度アイデアや意見が言えて、採用されるのか、など)

(5)その他

成功エピソード、失敗エピソード、今後の事業展開、会社の一番の魅力と改善点など

注意事項を確認して訪問しよう!

内定後ならではの心構えが必要です

OB・OGは、あなたのために時間を割いてくれていることを忘れないでください。そして将来一緒に働くかもしれない先輩であることも忘れず、失礼のない対応を心がけましょう。

(1)すでに聞いたことや調べればわかることは聞かない

会社説明会や面接等で聞いた内容や、ホームページ等に掲載されている情報を聞くことは避けましょう。

調べて分かるようなことを聞くのは、あなたのために時間を作ってくれている先輩にも失礼ですし、信用を損ねることにつながります。もちろん、すでに聞いたことがある内容でも、深掘りして聞くことはOKです。

(2)しつこく聞きすぎない

内定者とはいえ正式な社員ではないので、機密情報やインサイダーになるような情報はコンプライアンス上、答えてもらえないことがあります。社外秘の内容などをしつこく聞いて先輩を困らせないよう空気をよみましょう。

(3)話は客観的に受け止める

OB・OGの先輩はあくまでもその会社の人たち。話の内容もポジティブな「良い話」が多くなりがちで、自社を否定するような内容は少ないはずです。

また、「入社した方が良い」「向いている」などの意見があっても、その根拠を聞いてみると同時に客観的に受け止めることが大切です。先輩の話といえど、あくまで一意見。先輩の言葉が会社の全てではないことを頭の片隅に入れておきましょう。

(4)それでも迷ったらキャリアセンターなどの意見も組み合わせて決断

OB・OG訪問だけで結論が出ないこともあるでしょう。その場合は、専門家である大学のキャリアセンターで相談してみるのも一つ。専門的な立場から客観的に話を聞いてもらえます。

【まとめ】内定獲得後のOB・OG訪問の3つのポイント

先輩の言葉をヒントに最後は自ら決断しよう

Point
・OB・OG訪問前に、自身の悩みや将来のイメージを明確にするなど、しっかり準備をしておく
・OB・OG訪問では、自身の判断基準に沿った具体的な質問をする
・応対してくれるOB・OGに対して失礼のないように、事前に注意事項を確認しておく

自分にとってのベストな選択をするためには、最後の最後は自分自身で決めなければなりません。それが正解かどうかは誰にもわかりませんが、決めたときに「やりきった」思いがあれば、後悔することもありません。

あなたの本気度が伝われば、OB・OGの先輩も親身になって向き合って応援してくれるはず。最後まで考え抜いて、最高の1社を決めてくださいね。

複数内定どう選ぶ?職のプロへのご相談はこちら!

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近所のカフェ発掘に余念がないママライター。大学卒業後、数社で人事・採用・研修関係の仕事に携わったものの、夫の転勤で退職。転居を繰り返しつつ2人の子を授かったことで「働き方」について考えるようになり、今に至る。そんな生活の中で得た信条は、「出会いには必ず意味がある」。趣味は音楽&狂言鑑賞。

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