この記事を書いたライター

大橋 さやか

大橋 さやか

大学卒業後、食品メーカーに勤務し管理部門を5年経験する。 学生時代はスポーツクラブのインストラクターやバーテンダーなどを経験。 20代の長期休暇は、日本各地の神社仏閣を巡る一人旅や、友人と海外食い倒れ旅行を満喫。 得意分野は食品・生活・教育・歴史。趣味は読書、旅行。

2019年11月30日

働き方、人工知能、お金…20代・新社会人におすすめの本10冊

カフェラテと読書

本を読むことで、小説の中で知らない自分になれたり、学術書で今まで知らなかった知識を得たり、新しいことに出会えるワクワクした体験ができます。

そんな「ワクワクする」を観点に、社会に出る前に読んでおくと良さそうな本を10冊厳選してご紹介します。

この記事のポイント
  • ①なりたい自分に近づく&社会人に必要なお金に関わる本をご紹介!
  • ②「人工知能」と「歴史」、過去と未来からビジネスを紐解くにはこの本がおすすめ。
  • ③ビジネスパーソンのライフスタイル、“強く生きる”方法を知るならコレを読もう!

【20代・新社会人におすすめの本】なりたい「自分」に近付きたいなら。

鏡で身支度する新社会人

あなたはどんな自分になりたい?

良くも悪くも、自分が思ったように「自分」は形成されていきます。どうなりたいのか具体的に思い定め、実行し、修正する。その繰り返しで、「なりたい自分」に近づいていけるはず。そんな、なりたい自分への近づき方を教えてくれる2冊をご紹介します。

・岩瀬大輔/「入社一年目の教科書」/ダイヤモンド社(2011年)

筆者が考える仕事の三原則「頼まれたことは必ずやりきる」「50点で構わないから早く出せ」「つまらない仕事はない」が紹介されています。仕事の取り組み方について、分かりやすくとても丁寧に説明されていますが、本の中の全ての言葉を鵜呑みにする必要はありません。自分にとって必要なところだけおさえておけば大丈夫!入社3年後、5年後…と読み返したときには、成長している自分に気付けるかもしれませんよ。

・ナポレオン・ヒル「思考は実現化する」/きこ書房(1999年)

1937年刊行。鉄鋼王カーネギーの「成功哲学」を体系的にまとめてあり、「具体化する」「代償を決める」「最終期限を決める」「計画を立てる」「紙に書き出す」「宣言する」という一連のプロセスを説いています。古い本と侮ることなかれ!自己啓発本をたくさん買わなくても、この本1冊で満足できますよ。

【20代・新社会人におすすめの本】社会人ならマストで勉強!お金に関わる本を読もう。

社会人のお金について

お金は計画的、且つ効率的にまわそう

社会人になると使えるお金がどんどん増えていきますが、増えた分だけ使ってしまっては、いざ使いたい時にお金が手元になく、やりたいことができなくなってしまいます。また、増えたお金をどう管理するかも重要ですよ。賢くお金と付き合っていくには、お金の使い道について、社会人1年目から計画を立てておくことが大切です。

・出口治明/「生命保険とのつき合い方」/岩波新書(2009年)

ライフネット生命の創業者による、生命保険について書かれた本です。国としての社会福祉がベースにあり、足りない部分を生命保険で補うことを提唱しています。生命保険は人生で住宅に次いで【2番目に高い買い物】と言われています。社会人になると保険のお誘いも増えますので、契約してしまう前に、きちんと自分に必要な保険について知っておきましょう。さらに詳しく知りたい人には、学術的な内容になりますが、同筆者の「生命保険入門」もオススメです。

・勝間和代/「お金は銀行に預けるな」/光文社(2007年)

銀行預金だけに蓄財を頼るリスクについて説明している一冊。金融商品リテラシーの入門書として、とても分かりやすく書かれています。若干古くなりますが、不労所得について書かれた「金持ち父さん貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ)や、日本版の金持ち父さんともいえる「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」(橘玲/2015年に改訂版)も、会社のお給料以外から収入を得るという新しい視点を培うことのできる本です。

社会人として勉強しておきたい「マーケティング」については、こちらの記事で紹介していますので、一度ご覧ください。

【20代・新社会人におすすめの本】“人工知能同僚”はすぐそこ!その前に、必読です。

同僚はAI(人工知能)

人工知能と働く時代がくる!?

今や、なくてはならない存在となった人工知能。オフィスでも人工知能が活躍する日は、そう遠くないでしょう。気がついたら「AIも同僚だ」なんて言葉が交わされる日だって、目の前かもしれません。そんな近い未来のために準備したいのが、この本!現時点での人工知能はどんなことができるのか、我々はどうつきあっていけばよいのか、じっくりと考えるにはピッタリの1冊です。

・松尾豊/「人工知能は人間を超えるか」/角川EPUB選書(2015年)

人工知能の歴史や、現在どんなことができるのかなどが分かりやすく書かれています。データをもとに、コンピューター自身が特徴量を自ら作り出すことが可能となった(=特徴を捉えた自己学習ができるようになった)「ディープラーニング」によって、人工知能の利用が格段に増え、これからも多くの変化が起こるだろうと説いています。野村総合研究所によると「日本の労働人口の約49 %が、技術的に人工知能やロボットで代替可能」であり「創造性・協調性が必要な業務、非定形な業務は、将来においても人が担う」そうです。

「仕事を奪われる!」と焦るのではなく、むしろどんな仕事にチャンスがあるのか、それはなぜか、考えてみるよい機会になるのではないでしょうか。

【20代・新社会人におすすめの本】歴史とビジネスを紐解くことで、未来の社会を予想する

歴史を知る

歴史を知ることでビジネスを知る

「歴史は繰り返す」と、よく言いますよね。文明や歴史が存在していたということは、そこにビジネスも存在していたはず。繰り返す歴史を知ることで、これから繰り返されるかもしれない未来の社会を予測することも可能なのではないでしょうか。

・ジャレッド・ダイヤモンド/「銃・病原菌・鉄」/草思社(2000年)

ヨーロッパ人がなぜ世界を征服できたのか?それは遺伝的なものではなく、生息環境によって生まれた「銃・病原菌・鉄」が、破壊的な影響を与えた、と筆者は説明します。着眼点とその展開が面白く、引き込まれる1冊です。その前に通史が知りたいという人には、「全世界史」(出口治明)を、歴史上のイケメンが知りたい人には「ローマ人の物語」(塩野七生)をおすすめします。理想のタイプを聞かれたら「ユリウス・カエサル!」と即答できるようになりますよ。

【20代・新社会人におすすめの本】健康な身体は、健康的な生活から!

掃除する女性

掃除は自身の心磨きにも◎

部屋がキレイだと気持ちがすっきりしますよね。また、栄養バランスの整った食事は病気になりにくい身体を作ります。心も身体も身の回りも、きちんとケアして、健康な身体をキープしましょう。適度な運動もお忘れなく!

・メンタリストDaigo/「人生を思い通りに操る片付けの心理法則」/学研プラス(2017年)

片付けは才能ではなく、理論だと思える本です。リバウンドしない片付け方法から始まり、片付くことで探しものをする時間が減り、余計なものを買うお金が減り、結果として「本当に大切なこと」に集中できる、といいます。ものの取捨選択が上手くなると、その効果は経済や時間にも及んでくるというのは納得のいく話ですね。収納本に書いているおすすめの収納グッツを買うよりも、まずこちらの1冊を読んでみては。

・村田吉弘/「割合で覚える和の基本」/NHK出版(2001年)

老舗料亭「菊乃井」3 代目から教わる“きまる味”がギッシリ詰まった1冊です。料理レシピ検索サイトを見ながら料理を作るものの、毎回検索していてレシピ難民になっていませんか?自分の中にベースとなる味があれば、迷いにくくなります。興味がでてきたら、食材の切り方や、調理する際の温度についての本を数冊読むとよいと思います。毎日の料理作りはハードルが高いと思う人には「一汁一菜でよいという提案」(土井善晴)が、家事を効率的に行いたい人には「勝間式 超ロジカル家事」(勝間和代)がおすすめ。美味しい料理を作って、食べて、気分転換しましょう、心も体も元気になりますよ。

【20代・新社会人におすすめの本】反省しても後悔しない。次の“勝負”へ切り替える方法を知る

着物男子(後ろ姿)

後悔はしない。反省して明日に備えることが大切

勝負の世界に生きる人も、悩んで凹んで反省して、、、それでも一歩ずつ進んでいる!そう思えたら、自分も大きな一歩を踏み出せるかもしれませんよね。この本なら、そんな勇気をくれるはずです。

・羽生善治/「迷いながら、強くなる」/知的生きかた文庫(2016年)

将棋棋士 羽生善治氏による本です。将棋には「反省するけど後悔しない」という言葉があるそうです。棋士は勝負の中で、何が良かったか・悪かったかの分析はしても、「あの手を打たなければよかった」という気持ちは持たないようにするそうです。気持ちを引きずることなく次の勝負に向かうためには、必要な思考ですよね。

そう、仕事も同じです。失敗して落ち込んで反省もするけど、後悔はせず、しっかりと明日に備えることが大切です。自分の軸を持ちながら、周りを柔軟に取り込んでいき、淡々と冷静でいるようで柔らかい、そんな独特の感想を与えてくれる1冊。読み終える頃には、きっと羽生名人のファンになっていること請け合いです。

【20代・新社会人におすすめの本】この1冊で読書ライフが変わるかも!

驚く猿

本を読まない人はサル?

たくさんある読書術の本の中で、自分に合う1冊に出会うにはなかなか時間がかかるもの。「いっぱい本を読んでいるビジネスマンは、どんな本の読み方をしてるいるんだろう…?」そんな疑問を解消してくれる1冊です。この1冊で、あなたの読書ライフが一変するかもしれません。

・成毛眞/本は10冊同時に読め! ―本を読まない人はサルである! 生き方に差がつく「超並列」読書術/知的生き方文庫(2008年)

「読書に目的を持つな」「本は最後まで読む必要はない」「仕事とは関係のない本を読め」など、斬新な読書法が解説されています。筆者は元マイクロソフトの社長を務めたこともある実業家で、読むに値する本を厳選して紹介する書評サイト「HONZ 読みたい本が、きっと見つかる! 」の代表でもあります。この本に書かれている読書法の中に、あなたにピッタリの方法があるかもしれません。読む本に迷ったら「HONZ」をのぞいてみてください。

【まとめ】20代の若い社会人にこそ読んで欲しい、おすすめの本たち

窓際で読書する女性

興味のある分野から手にしてみては?

以上、10冊の本を取り上げました。そのうちの1冊でも「面白そう!読んでみたい!」と思える本があれば嬉しいです。

本を書く人はその道のプロフェッショナルであり、さらにその本1冊を書き上げるにあたっては膨大な時間と研究を積み重ねています。そう考えると、1冊本を読むだけでも、たくさんの知識を得られるはず。読めば読むほど知識は増え、自分の情報量を増やすことができるでしょう。

情報量の多さは選択肢が増えることに繋がり、結果的に人生の選択肢が広がっていくと、私は考えています。本を読むことで仕事や普段の考え方も広がり、人生も豊かになるはず。まずは好きな分野のなかで、お気に入りの1冊を探すところからはじめてみてはいかがでしょうか。

出典:AI時代に求められる豊かな個性と人材のダイバーシティ-NRI JOURNAL
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大橋 さやか

大橋 さやか

大学卒業後、食品メーカーに勤務し管理部門を5年経験する。 学生時代はスポーツクラブのインストラクターやバーテンダーなどを経験。 20代の長期休暇は、日本各地の神社仏閣を巡る一人旅や、友人と海外食い倒れ旅行を満喫。 得意分野は食品・生活・教育・歴史。趣味は読書、旅行。

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