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ひろみ

ひろみ

短大卒業後、アパレル業・飲食業・企業受付・事務など様々な業界を経験。 自分に合った仕事は一体なんぞやと模索したのち、2018年よりライター活動を開始。旅行・神社・ねこ・食べる事が好き。夢は子供と2人で海外旅行。

2019年12月22日

インターンと本選考の違いとは。その油断が就職活動の失敗を招く

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昨今の就活生にとってほぼ必須のインターン参加。そのため、「インターンは就職活動の延長線上」と考えがちです。もちろん、インターンは就活本番につながるものですが、本質は別もの。それを認識せず、一緒くたに捉えてしまうと、志望企業から内定を逃してしまうかもしれません。

ここではインターンと就職活動の違いや、意識の重要さについてお伝えしていきます。

この記事のポイント
  • ①インターンはあくまで「職業体験」の場。必要以上に構えず、気楽さも必要?
  • ②インターンと本選考の、企業側の目的と姿勢とは? 狙いを理解して、賢く就職活動を!
  • ③インターンと本選考で、あなたが変えるべきこととは。何事も過信せず、段階的なレベルアップを目指そう!

インターンは就活の慣らし運転?

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インターンと就活、分けて考えよう

インターンは就職活動の一部であるため、どちらも同じであると考えてしまうのは当然といえば当然。しかし、その中身は大きく異なります。

ズバリ言うと、インターンの結果次第で内定を出す企業、そしてインターンでの内定ゲットをもくろむ学生以外にとって、インターンは就活の「慣らし運転」です。

学生にとってインターンは来る就活本番に向けての「職業体験」の場(インターン本来のあるべきあり方ですね)、一方の企業にとっては本選考時期に向けた試運転にすぎません。

そのことをよく理解せずにインターンに挑んでしまうと、鼻息荒くインターンに突入し、思い描いた成果が得られずに脱力してしまうことが多いようです。

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インターンを職業体験の場として取り組む

1dayインターンは“様子見”の場所

よく考えてみてください。就活協定が毎年のように変わったここ数年、新卒採用を行う企業にとっても手探りの状況が続いています。その象徴的なのが「1dayインターン」

たった1日のインターンで学生に何を伝えるか、何を得てもらうかを企業は必死に考えています。しかし正解はありません。したがって企業側も、来る採用本番に向けての「慣らし運転」にならざるを得ないのです。

つまりインターンで「内定を出す企業」と「内定ゲットする学生」以外は、双方が手探り、様子見で挑んでいるのですから、必要以上に構えることはありません。むしろ、少し気楽に参加するくらいがちょうど良いのではないでしょうか。

ただ、慣らし運転ではあるものの、その慣らしが大切でもあります。なぜなら、学生が実際に会社の空気に触れられる機会は少ないからです。慣れるための場が一つでも多いに越したことはありません

インターンの種類や特徴については今が勝負!冬インターンを制すものは就活を制す!も参考にしてみてください。

企業からみたインターンと就職活動の見方

企業がインターンを行う目的って?

「インターンは慣らし運転」とお伝えしましたが、では企業側はインターンと本選考をどのように分けているのでしょうか。

企業がインターンを行う主な目的

「事業内容や社風を知ってもらう」「企業に良いイメージを持ってもらう」ことです。インターンの場合、選考よりも会社そのものを知ってもらうことに主眼を置いているといえます。

ほかにもインターン本来の趣旨である、「インターンを通じて仕事体験をしてもらう」、さらには「採用の可能性のある学生にインターン参加してもらい本選考に応募してもらう」などです。そのため企業は本選考よりも幅広い学生を対象にし、可能な限りの数を受け入れる傾向にあります。

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インターンと本選考では企業のスタンスも変わる

企業が本選考で注視する主なポイント

一方、本選考では「採用したい(一緒に働きたい)人材」が明確であり、書類選考や試験、そして面接を通して、学生の人間性やスキルが一定基準に達しているかを注意深く観察します。

インターンと比べると「将来どれくらい貢献してくれる人材か」「何をもたらしてくれそうか」などの視点から、会社の理念や方針に合った学生を見つけようとします。つまり、インターン後は「慣らし運転はここまで」とばかりに、より緻密に考えながら採用活動を行っているのです。

企業のスタンスがインターンと本選考でこれだけ大きく異なるのですから、学生側もそれを認識していないと、「インターンはうまくいったのに何で不採用が続くのだろう」となりかねません。

ではどうすれば良いか? 企業側がスタンスを変えるのであればこちらも望むところ。本気を出せば良いのです。言い換えれば、インターンと同じ意識のまま就活戦線本番に突入すると、思うような成果を得られない事態が続いてしまう危険性があるのです。

インターン後は意識をワンランクアップさせる!

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インターンの結果に油断して、本番で失敗しないように

インターンでの成果はもちろん、あなたの努力があったからです。しかし、インターンに受かったことや高い評価をもらえたことは、いったん忘れましょう。

インターンの結果はあくまでインターン参加時点での結果にすぎず、内定が約束されたわけではありません。もう少しいうと、インターンに受かったのも、企業にとってはあなたを本当に評価したのではなく、「幅広い層の学生を見てみたかったから」にすぎないかもしれないのです。

そのため、いくらインターンでの自己評価、または参加した企業からの評価が高かったとしても、「本番も大丈夫なはず」と楽観的になってしまうのは非常に危険です。

インターンが上手くいったからこそ、より一層気を引き締める必要があります。「そこそこ頑張れば受かるだろう」という安易な考えはすぐに捨てて、就職活動に臨んでください

インターンと本先行で変わること、変えること

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インターン後も気を引き締める

では、何をどのようにシフトさせるか。たとえば、以下のようなところです。

・興味本位で数多く参加は卒業。業界、業種を絞って応募する
・情報の入手先を絞り、必要な情報のみを得ることに注力
・先を見据え計画性のある行動をする。場当たり的・結果オーライを良しとしない
・見た目も中身も大人モードで意識高く。規則正しい生活を送る

など、自身でマインドを高くしていかないと、気がついたら周囲から取り残されていた、ということになりかねません。

インターンと就活では企業との関係も異なる

また、インターンと就活で変わることがもう一つあります。それは縦と横の人間関係です。具体的にいうと、インターン参加前後までは、学生同士の「横」につながりが多く、インターン参加者同士で親しくなることもあったでしょう。

また、企業側もどちらかというと学生に視線を合わせるよう「横」に位置しながら接していたはずです。しかしインターン後は違います。学生同士の関係はあまり変わらないかもしれませんが、企業と学生の関係は明確に「縦」になります。売り手市場だろうと買い手市場だろうと、選ぶのは企業で、学生から見れば「内定をいただく」という構図に変わりません。

そして、あまり考えたくはありませんが、学生間でも内定の有無による「勝ち負け」という上下を意識せざるを得なくなるかもしれません。その良し悪しは別にして、横よりも縦の場面が増えることは間違いのないところです。

【まとめ】インターンを最大限に活用しつつ、切り替えを

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何事も、過信は禁物

インターンは就活スケジュールに組み込まれている中でも一大イベントであることは間違いありません。しかし、インターンを就活の線上にあるイベントの一つと捉えるのでなく、あえて「点」で考えてみてはいかがでしょうか。

つまり、インターンを大きなターニングポイントと捉えるという考え方です。企業側のスタンスが変わるのであれば、学生側もインターンを境に変わる必要があります。インターンを基準点に、インターン期間中の努力や成果は就活の糧にしつつ、一方で過信につながらないようすること。そして本番にむけて頭の中をリセットする時間を作りましょう。

そうすることで、インターンでの自分の努力や経験を活かして、来るべき本選考に新たな気持ちで向かうことができます。まずは違いを知り、段階に応じてレベルアップを図ることで落とし穴を回避しましょう。

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短大卒業後、アパレル業・飲食業・企業受付・事務など様々な業界を経験。 自分に合った仕事は一体なんぞやと模索したのち、2018年よりライター活動を開始。旅行・神社・ねこ・食べる事が好き。夢は子供と2人で海外旅行。

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