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笹谷 淳介

笹谷 淳介

鳥取県出身のフリーライター&エディター。ファッション誌の編集部を経て現在に至る。主にファッション・音楽・カルチャー系の紙媒体・ウェブメディアで活動中。音楽と古着がとにかく好きで休日は古着屋かレコード屋にいる可能性大。最近の趣味は町中華で美味しい炒飯を食べること。

2020年1月11日

「これって内定ブルー?」入社前の不安を解消するための対処方法

「これって内定ブルー?」入社前の不安を解消するための対処方法

「本当にここの会社でよかったの?」

突然、こんな不安に陥った経験はありませんか? 最近は、せっかく頑張って内定した会社なのに、入社した後のことを考えると不安でしかたなかったり、自分はちゃんとできるのかと考え込んでしまったりする新入社員が多いのだとか。

今回はある日突然陥ってしまう「内定ブルー」についてフォーカスし、入社前の不安を解消するために考えたい5つことをご紹介します。あなたも陥る可能性のある「内定ブルー」について考えていきましょう。

52.8%の学生が「内定ブルー」を経験

働くことが不安になる学生が多数

そもそも、「内定ブルー」とは働くことへの不安や、その会社でよかったのか、活躍できるのかと考え込んでしまい、気分が沈んでしまった状態のことを指す言葉。不安に思うことは誰にでもあることなので、誰しもが「内定ブルー」になる可能性があるといえます。

「内定ブルー」は、一過性の風邪のようなものなので、適切に対処すればすぐに打開できるものではありますが、こじらせると大変なことになるという落とし穴があるのも事実。

マイナビが2020年卒の学生に実施した「2020年卒マイナビ学生就職モニター調査7月の活動状況」では、52.8%の学生が入社予定先を決めた後に「本当にこの会社でいいのか」と不安になったという結果が。

なかでも、「この会社できちんと務まるかどうか」という悩みは全体の34.3%とかなり高く、多くの学生が社会人になることに対して不安を感じていることがわかりますね。

なぜ、内定ブルーに陥ってしまうの?

内定ブルーになりやすいパターンを知ろう

では、なぜ「内定ブルー」に陥ってしまうのでしょう。せっかく頑張って選考を勝ち抜いた会社に入ることができるのに、不安になってしまうのは非常にナンセンスですよね。

実は、「内定ブルー」には陥ってしまう3つパターンが存在します。

1.自分が判断したことに、満足できない

ひとつ目の特徴は、自分が判断したことに対して、満足できないという点です。内定までは「この会社に入社したい」と思っていたはずなので、内定して考える時間ができてしまうと、「自分は本当にこの会社でよかったのか」「もっといい会社があるのではないか」と考え込んでしまう。そんな傾向にある人は「内定ブルー」になる可能性が高いといえるでしょう。

2. 先のことを考えてしまう

先のことを考えすぎるのはNG

ふたつ目は先のことを考えすぎてしまい、不安に陥ってしまうというパターン。内定をもらったはいいが、「自分は本当にこの会社で何年もやっていけるのか」「入社してすぐミスを犯してしまったらどうしよう」など先のことを考えすぎてしまい、入社後の自分に自信を見出せなくなってしまう状況です。まずは目の前のことに集中することで、不安は解消されるかもしれませんね。

3. 内定先の悪い部分に目がいってしまう

最後は、内定先の悪いところに目がいってしまい不安になるパターンです。就職活動中は「自分の入りたい会社だ」とその会社の良いところに注目し、活動を続けてきたはず。それなのに内定してしまうと、口コミサイトなどの悪評を気にしてしまう。そんな状況に陥ってしまうと「内定ブルー」になってしまう恐れがあります。

3つのパターンを見てみると、すべて自分の感情や行動で不安になっていることが分かります。また、忙しかった就職活動が落ちついた後に、心に余裕ができることで不安になってしまう可能性が高いようです。

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あなたも内定ブルーになるかもしれない!? 5つの項目でチェックしよう

内定ブルーになってないか、ここでチェックしよう

前項では、「内定ブルー」に陥りやすいパターンについて述べましたが、あなた自身が内定ブルーに陥りやすいかどうか判断するために、5つのチェック項目をご用意しました。「YES」or「NO」でチェックしてみてくださいね。

  1. 自分自身に納得できていますか?
  2. 環境が変わることに対応できますか?
  3. 社会人として働く準備・自信はありますか?
  4. 就職先を決定する覚悟はありますか?
  5. 自分の周りはあなたの決断の後押しをしてくれていますか?

以上5つの項目で「NO」と答えた数が多いほど、「内定ブルー」に陥ってしまう可能性が高いといえます。

ただし、NOの理由が「本当にやりたいことが見つかった」「新たな企業に挑戦したくなった」など前向きなものがあれば、それはとても良いこと。向上心や成長意欲が理由の「内定ブルー」は、今後の人生設計を豊かにするものといえるので、その気持ちは大事にしてくださいね。

マイナス面での不安、たとええば「社会人として働く自信がない」「周りに反対されている」などの理由でNOと答えている方も心配はご無用。しっかりと対処すれば「内定ブルー」は回避することができます。いま一度、自分と向き合って「内定ブルー」を解消しましょう。

内定ブルーの不安を解消するために考えたい5つのこと

不安を解消して、新たなスタートを

「内定ブルー」チェックを終えたところで、実際に不安を解消するための方法についても考えていきましょう。ここでは5つの方法をご紹介していくので、ご自身にあった解決法を見つけてくださいね。

1. 悩む前に行動に移す

「内定ブルー」に陥っている人の特徴として、悩みにとらわれて行動に移せていないという状況があります。悩む・考えるということは大事なことですが、問題はその後、行動に移せるかどうかです。

もし迷っているのなら、いまからでも遅くはありません。最後の最後まで自分がやりたいことについて見つめ直したり、入社する会社のことをいま一度調べ直したりなど、行動し続けましょう。行動に移すことで、自分が何をやりたかったのかを再発見できるきっかけにもなりますよ。

2. 就職することができた自分を認める

自分を褒めてあげよう

まずは、これまでの自分の努力が実り、無事就職できるという喜ばしい状況にあることを認めることから始めてみましょう。

マイナスなことばかりに集中する前に、自分を認めることができれば考え方も自ずと前向きになっていくものです。「入りたい会社に入ったんだ!」と自信を持って行動すれば、悩むことも少なくなってくるはずですよ。

3. 魅力的に感じた部分、志望動機をいまいちど考えてみる

細かなマイナス面に目を向けるのではなく、少し発想を変えて自分がその会社を決めた際に、魅力的に感じた部分や志望した理由を思い返してみるのも不安解消の方法です。

自分がなぜこの会社に入りたかったのかを冷静に再度分析することで、あらためて入社する会社の良い点を見つけることができますし、自分の選択は間違っていなかったのだと実感できるキッカケになるはずです。

4. 友人・家族に相談する

友人・家族とコミュニケーションを

私は「内定ブルーかも!」と思ったときには、友人や家族に打ち明けてみましょう。「なんか、来年からがすごく不安! これって内定ブルーってやつかな?」くらいの軽いノリで相談することで気分も和らぐはず

友人と不安を共有することで、自分だけじゃないと思えます。不安に思うことがあれば、仲の良い友人や人生の先輩でもある家族に相談してみてはいかがでしょう。

5. 内定者と話す

内定者懇親会などの場で同期の人と話すのも不安解消の方法のひとつ。これから一緒に働く仲間に相談し、悩みを解消することで、「一緒に頑張ろう!」とやる気になれるはずです。

入社前に同期と仲良くなっておけば、入社後の不安も少なくなります。最初からある程度の人間関係ができ上がってからのスタートになるので、安心して業務に取りかかれるはずですよ。

5つの解消法を述べましたが、いかがでしたか。筆者も内定が決まってからかなり悩んだタイプの人間ですが、友人に話を聞いてもらい不安を解消しました。解消方法は人それぞれですが、人に悩みを話すという選択肢はかなりオススメですよ。

内定ブルーの不安が解消できたら、入社への最終準備!

 

万全の準備で、スタートを切ろう

さて、悩みが解消したら4月の入社まであと少し。ここでは、入社への最終準備ということで、入社前に準備しておきたい3つのことをご紹介します。

1. 入社予定の会社の動きについて情報収集する

就活中に企業研究を十分行ったつもりでも、そこで得た情報が更新されないまま入社を迎えてしまうと、入社後に違和感を覚えることがあるかもしれません。

内定後に大きなプロジェクトが始まっていたりすることも多くあるので、いまいちど会社について情報収集しておくとスムーズに会社に馴染めるでしょう。

その際、経済紙や業界紙などを読んで、入社する企業だけでなく、業界全体の動きについてもチェックしておけば◎です。

2. 生活習慣を整える

規則正しい、生活リズムを

学生時代は昼夜逆転している生活でもなんとか乗り越えられましたが、社会人になるとそれは不可能。単に寝坊しないというだけでなく、きちんと睡眠時間を確保した上で早起きし、生活習慣を正して健康的な生活を送る必要があります。

入社後は新しい環境に身を置き、覚えることもたくさんあるので、はじめのうちは気疲れすることもあると思います。体調を崩してダウンすることのないよう、疲れを溜め込まずに過ごせる生活リズムを入社前に身に付けておきましょう

3. 業務に関係する分野の勉強をしておく

配属先は未定でも、入社までの期間は、同期を一歩リードするくらいの気持ちで業務に関係する分野の勉強をしておくといいでしょう。

取得したほうが有利な資格があれば、取得を目指して勉強しておくことも大事です。とくに勉強すべきことが思いつかないという人でも、Excel、PowerPointを使って、高度な資料をサクサク作れるレベルまでスキルを高めておくと入社後も安心です。

入社はもう目前。準備できることは事前に準備して、スタートダッシュが切れるよう、いまのうちから意識して行動しておくことが大事。入社後、悩まないようにするためにも万全の準備を心がけてみてはいかがでしょうか。

内定ブルーを解消して、楽しい社会人ライフを

不安を解消すれば、未来は明るい

誰しもが陥る可能性のある「内定ブルー」。不安に思ったり、将来に疑問を抱くことは当たり前のことです。それを悩み続けるか、悩みながらも行動に移すかの違いで、あなたの未来は大きく変わるはず。

悩みを解消することはとても難しいことですが、そんなときはこの原稿を思い出して、解消法を実践してみてください。不安を解消し、万全の準備を整えて社会人ライフを楽しんでくださいね。

出典:52.8%の学生が「内定ブルー」を経験=マイナビ就職モニター調査-ICT教育ニュース
出典:内定ブルーで不安になるのはなぜ?不安になる原因5つと解消法3選-就活の未来
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笹谷 淳介

笹谷 淳介

鳥取県出身のフリーライター&エディター。ファッション誌の編集部を経て現在に至る。主にファッション・音楽・カルチャー系の紙媒体・ウェブメディアで活動中。音楽と古着がとにかく好きで休日は古着屋かレコード屋にいる可能性大。最近の趣味は町中華で美味しい炒飯を食べること。

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