この記事を書いたライター

竹谷彩香

竹谷彩香

学生時代はボート部で全国準優勝の実績をもつTHE体育会系。大学卒業後は数社にて新卒・中途採用、内定者フォローに従事する。現在は2人の息子の子育てを満喫しつつ、自身の育児体験を元にライターとして活動中。ママ友やライター仲間たちとの果てしないおしゃべり&ランチが今の一番の楽しみ。

2020年2月23日

就活塾は役に立つの?利用の際の注意と活用のポイントを解説します

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「就活塾」をご存知ですか? 現在全国に多数開校し、就職活動のイロハや攻略法を教えてくれる予備校のような存在ですが、「興味はあるけれど何をしてくれるのかよくわからない...」「本当に役に立つの?」と思ってはいませんか? 今回は、就活塾を有効に活用する方法や利用する際の注意点などをお伝えします。

この記事のポイント
  • ①就活塾とは、就活生に就活支援サービスを提供する有償の塾・予備校のこと。サポートの内容は? どんな人に向いているの?
  • ②数ある就活塾の中には、「悪徳」なものも混じっている! 注意点を理解して、信頼できる就活塾を探そう。
  • ③「塾に入れば安心」ではない! 就活塾でなにを得るか、得たものをどう活用するか。すべてはあなた次第。

就活塾の注意と活用のポイント その1そもそも「就活塾」とは?

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「内定が出なければ全額返金」の内定保証を掲げるスクールも

「就活塾」とは、就職活動を行う学生に対して、企業が有償で就職活動に関する支援サービスを提供する塾・予備校のようなものです。

就活塾では、主に以下のサポートを受けることができます。

●就活講座(ビジネスマナー、自己分析の方法、企業研究の方法など)
●エントリーシートの添削
●面接、グループディスカッションの指導
●一人ひとりの課題に合わせた個別指導

特に個別指導では手厚いフォローを受けられるので、就活のノウハウを学ぶだけではなく、学生が自分の適性やキャリアプランを考える上でも役に立ちそうです。自分の志向に合うのは実はこんな業界だった、と自分でも気がつかなかった可能性に気がつくことができるかもしれません。

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さまざまなスタイルの就活塾がある

受講のスタイルは「短期コース」「長期(総合)コース」と分けて実施しているところが多く、日数や金額など自分の希望に合わせて選択ができます。短期コースは3~5回の受講で金額が5万円前後。長期コースは15回~20回の受講で金額が20~30万円、というのが相場のようです。

長期コースの中には、エントリーシートの添削や個別指導が回数無制限だったり、内定保証(内定を獲得できなければ受講料の一部、または全額返金など)がついていたりするところもあります。

また、短期レッスンや1dayレッスンを実施しているところもあるので、例えば「エントリーシートの添削だけお願いしたい」「面接対策だけ通いたい」など、自分の弱点克服のためにピンポイントで利用するのもアリでしょう。

就活塾の注意と活用のポイント その2就活塾はこんな人にオススメ!

客観的なアドバイスをもらうことは自己分析の掘り下げにも繋がる

では実際に、就活塾はどんな人に効果的といえるのでしょうか。

■就活に意欲はあるが、何から手をつけて良いのかわからない

やる気はあるけれど、何をどう頑張れば良いのかわからない、となっている人はいませんか?

筆者もかなり昔のことですが(笑)、就活の最初の一歩を踏み出した時、まさにその状態でした。就活塾に通い、就活には何が必要なのか、何から手をつければ良いのか、などを教えてもらうだけでも「自分がやるべきこと」のイメージが明確になると思います。アドバイスやヒントをもらうことで自身の行動意欲が高まるという人にとっては、就活塾は有効といえそうです。

■アピールできる実績があるのに、面接に自信がない

選考過程で避けて通れない「面接」を苦手とする学生は多くいます。厳しい表情の面接官の前で自分の考えを述べるのは緊張するもの。そして、面接官の質問の意図を正しく理解し、簡潔に自分の言葉で答えることは難易度が高く、「ぶっつけ本番で何とかなる!」ほど甘くありません。

しかし、練習を重ねれば緊張にも慣れ、面接での応答、自己PRがスムーズにできるようになります。元大手企業の採用担当者やキャリアカウンセラーなど、実際の採用面接で多くの学生と接してきた“面接のプロ”が講師を務める就活塾も多くあります。プロとトレーニングを重ねることで、大きな自信がつくのではないでしょうか。

就活塾の注意と活用のポイント その3利用する際に注意したいポイント

対価にあったサービスを受けられる?内容と金額をしっかり比較して選ぼう!

「就活塾」でネット検索をすると、「使えるの?」「役に立つの?」のほか、「近づくな!入るな!」というネガティブな情報も出てきます。数ある就活塾の中には、確かに「悪徳」な就活塾が存在するのも事実のようです。これらの見分け方として、以下に注意しましょう。

・勧誘がしつこい、強引
・不安を煽ってくる
・公開情報が少ない(指導内容や問い合わせ先が不明確)
・実績がない(または公開していない)

しかし、これは多くの資格学校や学習塾、予備校などと同じで、どうしてもネガティブな情報のほうが広がりやすいものです。もちろん手厚くサポートしてくれる、信頼のおける就活塾も多数存在しますので、ネガティブな情報に惑わされず、比較サイトなどを利用し、自分に合いそうか、実績や講師の経歴はしっかりしているか、追加料金は発生しないか、など、後悔しないためにもしっかり自分で調べて判断しましょう。

比較的ゆっくり時間がとれる春休みの時期に、情報を収集してみてはどうでしょうか。また、春休みにやっておくべきことは「春休みはどう過ごす?」大学3年生、その行動が就活の明暗を分ける!の記事でも紹介していますので、合わせてご覧ください。

就活塾の注意と活用のポイント その4就活塾を有効活用するためには

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せっかく就活塾にはいっても、有効活用できなければ意味がない

就活塾に入って安心はNG

筆者は学習塾で働いていたことがありますが、「塾に入れば安心」「塾に入れば志望校に合格できる」と思っている親御さんや子どもが多いことに驚いた記憶があります。当然ながら、塾に入ったからといって志望校に合格できるわけではありません。塾はあくまでもサポートするだけで、結局は本人のやる気次第です。

就活塾も同じで、入っただけで安心し、頼り切ってしまうのはNG。どんなに一流の講師が揃っていても、フォローが手厚くても、結果が出るかどうかは分かりません。就活塾はあくまでも「アドバイスをもらう」「練習の場である」と認識することが大切です。

そして、これは社会人になってから通うビジネススクールや資格の学校でも同じことです。サポート内容や金額以前に、自分が「学んだことをしっかり活かす」という意識を持てるかどうかだと思います。

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就活塾での経験は、実際の就活に活かしてこそ

ノウハウだけでは突破できない

企業の人事担当はワンシーズンの選考で何百人という学生と接触します。就活塾を利用する学生が増えているなか、ノウハウだけを身につけた対応はすぐにバレてしまうでしょう。

採用担当者は学生を見る「プロ」なのです。ビジネスマナーが身についていることも自己PRがしっかりまとまっていることも重要ですが、企業が本当に知りたいのは、あなたの考え方や中身です。

自分の頭でしっかりと考え、自分の言葉で伝えることができるか。想定外の質問にも柔軟に対応できるか。キャリアプランに自分の意志があるか。面接官の心を動かすのは、そういった部分です。自身の思いを強く伝えなくては、せっかく就活塾で教わったことも活かせずに終わってしまうでしょう。

【まとめ】注意点と活用方を理解して、就活塾を有効利用しよう

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分からないことも多い就活。自信をもって未来を掴むため、利用できるサポートがある

産経新聞の「就活リサーチ」という連載企画の中で、就活について「大学受験と違い、何をどこまでやれば志望企業に内定できるかわからない」「自分の準備が万全なのかわからない」といった学生の声が掲載されていました。

人生で初めて就活という局面に立ち、戸惑う学生が多いのも事実だと思います。どうしたらいいかわからない時に「アドバイスをくれる」「サポートしてくれる」存在はとても心強いものです。本記事で触れたように、しっかりと選び、意思を持って利用すれば、就活塾は強い味方になるでしょう

就活だけではなく、実際に社会人に出てからも、どうしていいかわからずに立ち止まったり、悩んだりする場面は必ずあります。その時に、アドバイスをくれたり、サポートしてくれたりする人たちもいるでしょう。しかし、本当に重要なのはそれを受けて「あなたがどう考え、行動するか」です。自分のマインド次第で、つかめるものは大きく変わってきます。就活は自分と向き合う最初の一歩、ぜひ自信を持って踏み出してみてください。

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学生時代はボート部で全国準優勝の実績をもつTHE体育会系。大学卒業後は数社にて新卒・中途採用、内定者フォローに従事する。現在は2人の息子の子育てを満喫しつつ、自身の育児体験を元にライターとして活動中。ママ友やライター仲間たちとの果てしないおしゃべり&ランチが今の一番の楽しみ。

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