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あしださき

あしださき

大学卒業後、ショーモデルを目指しながら10年間にわたりファッション業界で活動。 現在は3人の子どもの母。子育てに日々奮闘しながら2015年からライターとして活動をはじめる。自身の育児経験等を綴ったコラムを3年間欠かさずに更新中。アメリカドラマ通でもあり、過去に連載記事の執筆経験あり。 得意ジャンルは育児・教育・グルメ・人生相談。

2020年3月7日

社会人に大切な人脈づくり。引っ込み思案でもできる5つの習慣

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内定を獲得し、「入社を控えたこの時期を有意義に過ごしたい」と思うのはとても賢い発想です。意識が高い人ならもう、今後のための「人脈作り」を実施しているかもしれません。でも、もしあなたが引っ込み思案な性格で、どんどん人との繋がりを作っている友人を見て焦っているなら、この記事を読んでください。まずはスモールステップから始めていきましょう。

この記事のポイント
  • ①人脈づくりは「相手にメリットを与えられる人間になること」が最重要! 質の高いネットワークを作ろう
  • ②見かけだけの人脈は役に立たない? 人を利用しようとする心は、見透かされる。体験談を元に解説
  • ③コミュニケーションが得意でなくてもできる、人脈づくりのための5つのポイント。学生時代に習慣化しておこう

社会人の「人脈づくり」で本当に大切なこと

自分だけが得をすればいいのではない

「入社前にできること」を考えて思いつくいくつかの行動の中に、「社会人と人脈を作っておく」があると思います。バイト先・ゼミ・サークルで一緒だった社会人の先輩など、ツテやコネで「学生のうちからネットワークを広げておくと安心だ」と考えるのも当然です。

しかも、こうした広報活動は、時間にゆとりのある学生時代にどれだけ数を稼ぎ、たくさんのカードを集められるかが勝負である、と。そうすれば自分は、同期に差を付けることができるはず……。

しかし、人脈作りが言うほど簡単でないことを本当に理解している人は少ないのでは?

確かに人脈は大切。しかし本当に重要なのは、「相手にメリットを与えられる人間に自分がなること」だと断言します。そこでこのことを目標に、より質の高いネットワークを作る方法を提案していきます。

社会人の人脈づくりは、手当たり次第では意味がない

自覚があればなんでもお見通し、かも

初対面でもお構いなしで誰にでも親しげに話し、すぐに人と仲良くなれるタイプの人ってよくいますよね。そういう人は、自分がコミュニュケーション能力に長けていて、「みんなは自分を好意的に受け入れてくれている」と勘違いしていることがあるかもしれません。一方で引っ込み思案なタイプの人間もいて、そういう人は人脈作りに苦手意識を持ってしまいます。筆者も後者タイプなので、非常によく分かります。

しかし、引っ込み思案タイプは、人間観察が得意です。あなたが同じタイプならこれからする話にもおそらく共感してもらえるはずです。

“下心”はしっかりバレる。「コミュ力が高い=良い人脈を持っている」は間違い

私はいつも大勢の輪の中心にいて、友人がとにかく多く、「この子を嫌いとは言えない雰囲気」を持つ人が苦手です。自分が引っ込み思案だから、どんどんネットワークを広げられる人が羨ましいというひがみが原因?……と思いましたが、こんな発見がありました。

大学時代、得意の人間観察でこのテーマに向き合ってみたことがあります。理由が分かるまで苦手なその人の言動を観察し、仮説を立ててはその検証を行うこと4年。判明した答えは、「人間関係(主に友人と)を、自分に返ってくるメリットの大小で調整している人が、苦手なのだ」ということ。

例えば

●落ち込んだ時に慰めてくれる優しい子を、話し相手としてキープしておき、普段は違う子たちと積極的につるむ。
●男性との出会いの場を提供してくれそうな顔の広い知人には恩を売っておく。

要するに、メリットが大きい人間関係を積極的に広げようとし、逆にメリットをもたらさない人間とはあまり関わろうとしないか、雑に付き合う傾向があるのですね。

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人を利用する人間は、信頼されない

当時の私は終始雑に付き合われていたなぁ、と思います。ところが出会いから20年経過した現在、ちょっとした変化が見られました。

私が母親業という分野で、その知人より経験が豊富になっていたのです。彼女は3児の母に子育て相談が出来るというメリットを私に見出したのでしょう。大学時代にはまったく見られなかった関心をもって接してきました。【ママ友】人脈に「子沢山の旧友」がいることは彼女にとって好都合です。

私の子育て経験談程度の例を挙げて申し訳ないですが、ここで言いたかったのは、【人脈を作ろうと張り切る気持ちは分かるし、コミュニケーション能力が高くて結構なことだが、相手から何かメリットを得ようという下心で近づくのは考えもの】ということ。

実際、下心はしっかりバレています。そんな都合の良い関係を求められても、内心冷めてしまいます。従ってコミュ力が高い人が、手当たり次第に知り合いを増やし、見かけ上はどんどん人脈が広がっていたとしても、実は全てが良好な関係ではないかもしれないということです。

相手にとっての利益を考えた時、社会人の「人脈づくり」は意味を持つ

目的を持って出会い、お互いに利用し合う関係が理想

「人脈」という言葉に「NO」を突きつけ、独自の考え方を持つ幻冬舎の見城徹氏のこの意見には、考えさせられました。

見城氏は「人脈」という言葉が、虫酸が走るほど嫌いだというのです。さらに、人脈を広げるために異業種交流会やパーティに出かけ、役に立たない名刺を集めて何になる? と。

真の意味での、仕事上の人間関係を語るキーワードは「キラーカード」だそうです。

「これさえあれば必ず勝てる」という一撃必殺の最強カードを「キラーカード」と言いますが、このキラーカードの切り合いこそが仕事なんです。 

出典:朝日新聞ひろば 仕事力 働くを考えるコラム

仕事上で必要とされる人間関係を築くには、相手がどうしても欲しいと切望し求めるものをこちらが持っているかどうかが重要なのです。自分はそれを相手に惜しげもなく差し出す必要がある。そうすれば相手もあなたに大切なものを差し出してくれるから、という考え方です。

つまり、自分自身が相手にとってメリットとなる何かを提供できれば、その人との関係は意味のあるものとなり得るのです

従って学生である皆さんが社会人を相手に仕事につながる人間関係を求めるなら、【相手が今後自分からどんなメリットを得られるか】を第一に考慮することです。そして、長きに渡って連絡を取り続けたいと思わせることができればいいのです。「量」ばかりを追求しなくてもこういう発想ができれば、引っ込み思案な性格だからといって、それほど人脈作りに不利ではない点も分かっていただけるでしょう。人脈には「質」を求めてください。

社会人の良い人脈づくりは5つの習慣で決まる

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習慣化してチャンスに備える

「とりあえずせっせと学生時代に人脈作りしましょう」という話ではなく、まずは今後の社会人生活でも役に立つ、この5つのことを習慣化してみましょう。これが分かっている人には、質の高い人脈を作るチャンスが訪れるからです。特に、コミュニケーションが得意ではない人にとっては、今日からでも始められる有益な内容になっています。

1.利己心は捨てる

自分ファーストな人は、誰とも人脈など作れません。相手にとって何がメリットになるかを考えましょう。

2.自分が得意なことには、惜しまずに労力をかける

自分が持っている力を、惜しまず人のために使いましょう。それを周囲の人は必ず見ています。

3.何でもいいから、1つのことに興味を持ち続ける

興味の対象は学問でなくてもOK。好きでずっと続けていることがあれば、それはやめないでください。そこから人脈が生まれる可能性が高いからです。

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SNSはちょっと苦手。でも使うツールを絞れば、気軽に利用できるかも

4.SNSは自分にとって都合がいいところだけを利用しておく

引っ込み思案さんはSNSが苦手である傾向も。しかし同じ趣味の人を見つける手段として、または気軽な連絡ツールとして利用するだけと決めれば大丈夫。これも賢い選択になるでしょう。

5.誘いは極力断らない、すぐに返事をする

あなたを誘った人にとって「断られる」が念頭にあることは間違いありません。そこですぐにあなたが「YES」と言うと、相手にとってあなたは「メリットがある人」という認識になっていきます。相手にメリットを、という考えを習慣化するいい方法です。

社会人になってからのコミュニケーションについては社会人のコミュニケーションで大事なポイントは? NG行動も紹介の記事で紹介していますので、今のうちに確認をしておくのもいいのではないでしょうか。

【まとめ】社会人になる前、今できることに後悔がないように人脈づくりを

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話したい人と、対等な関係で

学生時代もあと僅かになりました。しかし今からでも、誰かと有意義な関係を作ることは可能です。学生時代に築いた人間関係の中に「この人ともっと話したかった」という後悔がないか、自問してください。引っ込み思案が災いしていて、これまで遠慮していたとしても。

ただし自分だけが相手から何かを得ようというのではなく「自分があなたにメリットをもたらせるようになる」という姿勢で話をするのが大切です。今はまだ相手に与えられるメリットがないなら、「先輩の愚痴、いつでも聞きますから」でもいいのです。その気概だけは忘れずに。

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大学卒業後、ショーモデルを目指しながら10年間にわたりファッション業界で活動。 現在は3人の子どもの母。子育てに日々奮闘しながら2015年からライターとして活動をはじめる。自身の育児経験等を綴ったコラムを3年間欠かさずに更新中。アメリカドラマ通でもあり、過去に連載記事の執筆経験あり。 得意ジャンルは育児・教育・グルメ・人生相談。

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