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伊藤璃帆子

伊藤璃帆子

芸術大学で美術、写真を学び、ITマーケティング会社を経て、独立。現在フリーでライター、編集、撮影、イラスト、フードスタイリングなどを手掛ける。

2020年7月13日

夏のインターンで内定に近づける。サマーインターンで手にしたい成果

就活中の学生なら必ず耳にする「インターンシップ」という言葉。はたして参加する意味があるのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。インターンシップのなかには、高評価の学生に対して内定を出す、もしくは選考を優遇するものもあります。就活を有利に進めるためにも夏のインターンシップには、ぜひ参加しておきたいものです。インターンシップに参加するメリットは、ほかにもあります。今回は、夏のインターンシップで手にしたい成果について考えてみましょう。

目的が変わりつつあるインターンシップ

インターンは単なる職業体験ではなくなってきている!?

インターンシップとは「職業体験」のことを指し、企業が提供する「試しに働く場」に学生が参加できる制度です。企業がインターンシップを導入するのは、優秀な人材獲得のための企業PRが主な目的で、多くの企業で積極的に行われています。

「企業が自社をPRするための職業体験」であるインターンシップですが、近年は意味合いが変化してきています。単なる職業体験ではなく、本選考の一部または最終段階に位置付ける企業が少なくありません。

これはインターンシップの結果次第で、内定につながる可能性があるということです。つまり、不用意な心構えでインターンシップに参加してしまうとその後の就活でうまくいかず、後悔することになるかもしれません。適切な準備をしたうえでインターンシップに臨みましょう。

夏のインターンシップに参加するメリット

スケジューリングしやすい夏休みを活用して就活をスタート!

就活のスタートとして、インターンシップのなかでも7~9月ごろに実施されるものに参加することをおすすめします。

夏のインターンシップに参加するメリットは3つです。

  • 早めの就活準備ができること
  • スケジュールを調整しやすいこと
  • インターンシップの選択肢が豊富なこと

インターンシップに参加するには、自己分析や企業研究といった就活準備が必要です。つまり就活準備を早めに始めることになりますが、この段階から就活準備をしておけば、その後の就活をスムーズに進められるはずです。また、大学の夏休みに実施されるため、授業とインターンシップの日程が重なる心配がありません。

夏のインターンシップは、秋冬のインターンシップに比べて開催する企業数と募集人数が多い傾向にあります。申し込み開始時期は6~7月頃がほとんどなので、希望している業界や企業の情報をマメにチェックしましょう。

インターンシップから内定につながるパターン

インターンで内定を手にするには?

はじめに説明したとおり、インターンシップで高い評価を獲得すれば、内定をもらえる可能性があります。インターンシップへの参加が内定や本選考の優遇につながる3つのパターンを解説します。

1.インターンシップ参加必須の「ジョブ内定型」

「ジョブ」とは、インターンシップのこと。ジョブ内定型とは、本選考の過程にジョブ(=インターンシップ)が組み込まれているものを指します。言い換えると内定を得るためには、インターンシップへの参加が必須ということです。本選考直結型ともいわれています。

2.本選考が短縮または免除される「本選考優遇型」

インターンシップで高い評価を得た学生に対して、本選考の過程を短縮したり選考の一部を免除したりする優遇措置を行うのが「本選考優遇型」です。

そのほかにインターンシップ参加者、もしくは一部の優秀者を対象に一般の選考時期より早く選考を行う企業もあります。これを早期選考といいます。

3.社員がフォローしてくれる「メンター型」

メンター型の場合は、メンター(リクルーター)と呼ばれる社員がインターンシップ終了後も就活生のフォローをしてくれます。本選考前にメンターと定期的に会う「リクルーター面談」を繰り返すことで、メンターから志望動機や自己分析などのフォローを受けることができ、就活生の本選考が有利に進みます。

ただし、このリクルーター面談での評価が芳しくないと、本選考に進めないこともあるため、注意が必要です。

夏のインターンシップで手にしたい成果

インターンで手にしたいことを明確にしておこう

就活を成功へと導きたいのであれば、次の4つの成果の獲得を意識して夏のインターンシップに参加しましょう。

コミュニケーション能力

インターンシップで出会う企業の担当者や学生たちと積極的に関わり、コミュニケーション能力を高めましょう。さまざまな人とのコミュニケーションに慣れることができれば、今後の就活でいいパフォーマンスを発揮できるはずです。

就活は情報戦ともいわれています。インターンシップで得たコミュニケーション能力を、今後の情報収集にいかすこともできます。

仕事に対する理解

インターンシップを通じて、仕事に対する知識や理解を深めましょう。具体的には以下の4つを意識して業務にあたるといいでしょう。

  • 自分に与えられたタスクをやり遂げる責任感
  • 報告・連絡・相談を欠かさず、チームの一員になる連帯感
  • 締め切り、納期や1日のスケジュールを意識したタイムマネジメント能力
  • 目標や課題を設定し、クリアするための合理的な手段を考え実行するロジカルシンキング

自己・企業理解

会社説明会や公式HPからではわからない、内側の情報を得られるのがインターンシップのいいところ。職場の雰囲気、社員のタイプなどが自分とマッチするか見極めることが大切です。
また、新たな環境に置かれることで、自分の長所や短所を知ることができます。

自分について深く知ることは自己PRを充実させることに、企業について深く知ることは志望動機を充実させることにつながります。

精神的余裕

夏のインターンで内定を勝ち取れる可能性もありますが、もし内定につながらなかったとしてもインターン先で得た生の情報は、後々の選考に役立つはずです。ほかの学生に比べて一歩リードしていると考え、精神的余裕に変えていきましょう。

とはいえ、夏のインターンに参加したことだけで満足し、自分のことを魅力のある人材だと勘違いしてしまわないように。

夏インターンを自分の成長につなげよう

何を達成するか、明確にしておく

夏のインターンシップで成果を手にするために、目標を定めて挑むことをおすすめします。具体的なゴールを設定して、インターンシップを有意義なものにしましょう。目標の例を2つ挙げてみます。

1.受け身ではない姿勢で行動する

インターンシップに対して「学ばせてもらう場」「何かを教わる機会」と受動的に捉えるべきではありません。自ら動いて成果を出すという心構えが大切です。

とくに初めてのインターンシップでは何をすればよいかわからず、ついつい受け身になりがちです。 しかし、実際に企業で働き始めると、与えられた仕事以外に、自分で何をすべきか考えて動かなければならないことはたくさんあります。実際に働いている姿を想像しながら、わからない点は質問する、気づいた点があれば提案するなど積極的に行動しましょう。

2.自分の弱点を把握し、克服につなげる

インターンシップを通して自分にとって苦手なことや足りないものを把握しましょう。次にそれらを克服するため、または足りないものを補うためにはどうすればいいかを考えていきます。

たとえば、業界に関する知識が不足していると感じたら、業界研究を重点的に行います。プレゼンテーションが苦手だと感じたら、友人に協力をお願いして練習するのもおすすめです。ほかの企業や業界と比較をするために、別のインターンシップに参加するのもいいかもしれません。

苦手なことを克服するためにした経験は、選考で避けては通れない自己PRの作成にも役立ちます。果敢にチャレンジしてください。

まとめ:夏のインターンで就活をより優位に進めよう

新卒の学生数が年々減少していくなか、企業は優秀な学生の確保に努めています。インターンシップが単なる職業体験ではなく、本選考の一部または最終選考の位置付けに変化してきたことも、インターンシップ生のなかから優秀な学生に内定を出したいという企業側の狙いがあるからです。ぜひ、この夏のインターンシップに参加して、内定につながる成果を手にしてください。

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芸術大学で美術、写真を学び、ITマーケティング会社を経て、独立。現在フリーでライター、編集、撮影、イラスト、フードスタイリングなどを手掛ける。

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