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露木 めぐみ

露木 めぐみ

2013年よりライター活動を開始。主に、転職支援サイトの原稿、メルマガ執筆、新卒向けサイトの企業インタビューなどを担当。その後、音楽配信サービス会社で、LIVEレポやリリース情報、ラジオ番組情報などを担当し、2018年からフリーランスに。その他、女性誌でのコスメランキングなどの執筆経験あり。趣味は日本舞踊と野球観戦。

2020年9月12日

内定辞退はどう伝える?複数内定に悩むあなたが知っておくべきマナー

naiteizitai

就職活動は順調に進んでいますか? 大学4年生のこの時期になると、いくつかの企業から内定をもらっているかもしれません。しかし、入社できるのは一社だけ。それ以外の企業には「内定辞退」を伝えなくてはいけません。

ある意味とても幸せな状況ではありますが、せっかく決まった話を断るのには悩みますよね。そこで今回は、次のステップへ円滑に進むための内定辞退の方法やマナーについて説明します。

この記事のポイント
  • ①入社する一社を絞るため「内定企業のメリット・デメリット」「自分との適性」「自分の気持ち」をあらためて考えよう
  • ②“内定辞退は、あなただけの難題ではない? タイミング、方法、注意するポイントを具体的に解説
  • ③実際に内定辞退をするときの“電話例文”を紹介! ポイントをおさえ、こころの準備をして、社会人として「お礼」と「お詫び」を誠実に伝えよう

内定辞退に悩むあなたへ、入る一社を決める3つのポイント

自分自身の適性とその会社はマッチする?

自分自身の適性とその会社はマッチする?

複数の企業から内定を獲得している場合、まずは入社する企業を決めなければなりません。就活を始める際やその過程で「自己分析」や「希望する業界選び」を行ったと思いますが、そこで得た答えを参考に最終的なジャッジが必要となります。では、何を基準に入社する一社を絞ればいいのでしょうか。

①メリット・デメリットをあげる

完璧な人間がいないように、完璧な会社など存在しません。

「安定感のある業界で仕事のやりがいも感じるけれど、組織が大きすぎるので、ビッグプロジェクトへの参加はなかなか難しいかも」

「早いうちから大きな仕事に携われそうだけど、その分仕事のボリュームが多そうだな」

など、面白みややりがいがあると同時に、忙しさや大変さがあるなど、給与・待遇も含め、すべてが満足できることはないでしょう。やりがい・将来性・安定感など、あなたが大事にしたいポイントを、内定を得た各企業の特徴と照らし合わせながら、自分なりの採点表を作成すると大きな判断材料になります。

②自分自身の適正とマッチしているか

内定を獲得した時点で企業側が活躍を見込んでいるということは分かりますが、自分の適性とマッチしているか改めてジャッジすることも重要です。

その際に参考になるのが、自己分析の結果です。先程も述べたように、多くの方はすでに自己分析を行っているかと思います。そこで自分自身が“仕事”としてやっていきたいことや、自分自身の特徴、仕事で活かせそうな長所などを企業の特徴と照らし合わせてみましょう。

③自分自身の思いを一番大切にする

企業を絞り込むため、上で紹介した方法以外にも、家族・友人・先輩へ相談、インターネットで情報収集することもあるでしょう。

人の意見に流されてしまったり、口コミサイトでつい悪い情報ばかり集めて、的確な判断ができなくなってしまうこともあるかもしれません。大切なことは、入社後にしっかり働くことです。そのために一番大事にするべきことは、条件や評判ではなく、自分自身の「この会社で働きたい」という思いです。

内定辞退はいつまで?悩みがちなマナーを解説

連絡の基本は電話

内定辞退の連絡はなるべく早く

入社する一社が決まったところで、次に行わなければならないのが、内定を得た他の会社に入社の辞退を伝えることです。具体的な断り方や例文は後程ご紹介するので、ここでは辞退するタイミングや、その際のルールについてご説明します。

辞退するタイミングは、いつがベスト?

「なるべく早く断りたいけれど、ギリギリまで就活を頑張りたい」「入社する企業をなかなか絞れない」といった場合、いつまでに辞退の連絡を入れたらいいか悩みますよね。

一般的に「内定承諾書を提出するまでに内定辞退を」と言われていますが、正式な決まりはありません

しかし、企業はあなたが辞退することで代わりの学生を採用する必要があります。見方を変えれば、あなたが辞退を伝え会社が採用に動き出すということは、まだ内定を得ていない就活生の可能性を広げることになります。

連絡期限のルールはありませんが、「面倒くさい」「連絡するのは気が引ける」といった理由で引き延ばすのは、社会人としてマナー違反です。辞退はあなただけの問題ではありません。「行かない」と決めたら連絡は1日でも早く行いましょう

辞退の連絡はメール?電話?

辞退の連絡をどのように行うのかにも悩みますよね。基本的には電話で伝えることがベストです。自分の声でしっかり連絡をとる方法が一番誠実さが伝わるでしょう。

また「訪問しなくていいの?」と思われるかもしれませんが、直接出向くことはほとんど求められません。お世話になった旨を電話で丁寧に伝えましょう。

一方、相手が理解してくれたか分かりづらく、誠意が伝わりづらいことからもメールは避けましょう。SNSで辞退のメッセージを送って終わり、というのもNGです。インターンシップでなど密に関わった企業以外はメール連絡で内定辞退を済ます人もいます。しかし「基本は電話」ということを覚えておいてください。

辞退連絡をするときに、気をつけること

内定辞退は気が引けますが、連絡しないのが一番してはいけないことです。連絡する際は、内定通知に対するお礼をしっかり述べたうえで「内定を辞退させていただきたい」とはっきり伝えましょう。理由は具体的に述べず「検討の結果」辞退する、という程度で大丈夫です。「他社の内定を受けることにした」と伝えてもいいですが、社名までは示さないほうが無難です。

自身の事情で入社することができなくなった場合など、やむを得ず辞退する場合は、事情を説明してお詫びをし「機会があればぜひ改めて選考していただきたい」と前向きな姿勢を伝えるといいでしょう。

内定辞退に悩むあなたに、電話の例文(サンプル)

事前に伝えるべき内容を整理しておこう

事前に伝えるべき内容を整理しておこう

  • 相手の都合を確認する
  • 結論(辞退すること)を先に述べる
  • 内定辞退理由を伝える
  • 電話での謝罪を詫びる
  • 改めて、お礼と謝罪

―【例文】―

お世話になります。内定の通知をいただきました〇〇〇〇と申します。
採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか?

―担当者に繋がったら―
お世話になります。内定の通知をいただきました〇〇〇〇と申します。

この度は、内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。
大変申し上げにくいことでございますが、この度御社よりいただいた内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。就職に際し、私が今後どのように社会に貢献できるかを真摯に考えたところ、別の企業とのご縁を感じ、他社への入社を決意いたしました。

本来ならば、直接お詫びに伺うべきところですが、取り急ぎお電話でご連絡を差し上げました。申し訳ありません。 御社にはたいへんご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。何卒よろしくお願い申し上げます。

こちらはあくまでも例文ですが、上で挙げたポイントを参考に、社会人として相手にしっかり伝わるよう心がけましょう。

辞退する理由については、企業側に聞かれない限り無理に伝える必要はありませんが、納得してもらうことが重要ですので、なるべく簡潔に答えられるようにしておきましょう。

内定辞退については内定を複数もらって決められない…そんなときは「内定保留」してじっくり考えようの記事でも紹介していますので、あわせてご覧ください。

【まとめ】内定辞退は悩ましいけど、誠意を伝えるのがマナー

お礼とお詫びの気持ちをしっかりと伝えよう

お礼とお詫びの気持ちをしっかりと伝えよう

内定を辞退することは、悪いことではありません。むしろ複数の企業から内定を獲得している場合、あなたのポテンシャルを必要としてくれた企業が多くあるということですので、自信を持ってください。

大切なことは、あなたと働きたいという答えを出してくれた企業に、お礼とお詫びをしっかり伝えることです。社会人としての最初の一歩と捉えて、誠意を込めた連絡をしてくださいね。

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露木 めぐみ

2013年よりライター活動を開始。主に、転職支援サイトの原稿、メルマガ執筆、新卒向けサイトの企業インタビューなどを担当。その後、音楽配信サービス会社で、LIVEレポやリリース情報、ラジオ番組情報などを担当し、2018年からフリーランスに。その他、女性誌でのコスメランキングなどの執筆経験あり。趣味は日本舞踊と野球観戦。

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