この記事を書いたライター

さかた えみ

さかた えみ

大学卒業後、生命保険業界に勤務。結婚退職し、二児の母となる。転勤を経験したことから「地方にいても働く方法」を模索し、ライターとして活動を始めた。現在は、ライター活動の他、広報やSNSの管理などもおこなっている。

2020年10月9日

今年の冬インターンはどうなる?夏のインターンシップの状況から分析

いよいよ冬インターンのエントリーが始まりますが、そこで気になるのは新型コロナウイルス感染症の影響です。開催が見送られたサマーインターンもあるなかで、これまでどおり冬インターンが開催されるのか不安に思う人は少なくないでしょう。

この記事では、サマーインターンの実施状況をふり返りながら今年の冬インターンについて考えます。また内定獲得に向けて、ますます大きくなったインターンシップの存在と、冬インターンで意識したいポイントも解説します。

内定につながる?就活で重要なインターンシップ

内定につながる可能性のあるインターンシップ。できるだけ参加しておきたい

インターンシップとは、学生が実際に仕事を体験する制度のことで「職業体験」ともいわれます。欧米ではすでに主流だったインターンシップは日本でもどんどん普及し、いまでは多くの学生が参加するようになりました。株式会社ディスコの意識調査によると、なんと77.2%の学生が「インターンシップに参加した」と答えています。

本来、「企業が自社をPRするための職業体験」だったインターンシップですが、近年は本選考の一部もしくは最終段階に位置付ける企業も増えてきました。つまりインターンシップの成果次第で、内定を獲得できる可能性があるということです。

インターンシップは、就活の行方を大きく左右する可能性があります。ぜひ、参加しておきましょう。

コロナ禍の就活はインターン参加が早期内定のポイントに

新型コロナウイルス感染症の影響により、売り手市場から一気に就職氷河期に突入した2021年卒の就活。採用活動を進めていた多くの企業が、4~5月中旬ごろまで選考をストップさせました。

先行きが見通せない状況のなか、選考スケジュールが後ろ倒しになるだけでなく、採用そのものを取りやめた企業もあります。

採用活動を対面型からオンライン型にシフトした企業も多く出てきましたが、選考途中でストップがかかった学生たちは大きな不安を抱えることになりました。

インターンシップが早期内定のカギ?

そのような状況下でも早期内定を獲得しているのは、インターンシップに参加した学生たちです。インターンシップにはおもに夏と冬に実施されるものがあります。早期に就活を始める学生の場合、3年生の夏休みか冬休みにインターンに参加することになります。インターンシップに参加した人、つまり早期に就活を始めた人のなかには、新型コロナウイルス感染症の影響をそれほど受けず、4月には内々定を得ている人が少なくありません。

2022年卒の就活もインターンシップの参加が早期内定のカギを握りそうです。なぜなら新型コロナウイルス感染症の影響により、ほとんどの企業が業績の好転を見込めない状態にあるからです。このような状況下で求められるのは、人材育成コストをなるべく抑えられる即戦力になる学生です。

志望企業・業界のインターンシップに参加して成果や実績をあげている学生を採用することにより企業は採用後の育成コストを下げることができます。雇用形態が成果や実績が重要になるジョブ型へシフトしていることも、インターンシップの重要性を高めています。

今年のサマーインターンの状況

今年のサマーインターンはオンラインで開催されることが多かった

このように、2021年卒の就職活動はインターシップへの参加が重要なポイントとなりました。では2022年卒のインターンシップはどうなるのでしょうか。まずはサマーインターンの状況を振り返っていきましょう。

通常、サマーインターンの募集が始まるのは6月下旬です。しかし今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で採用計画の見通しが立たず、開催を取りやめたところや開催時期を後ろ倒しにする企業もありました。

ですがインターンシップは採用における重要なイベントです。開催を迷う企業もある一方で大手企業は22年卒を対象としたサマーインターンの募集を始め、7月中旬には本格的にサマーインターンが開始されました。

「22卒ブンナビ学生アンケート調査」によると、672件の回答のうち40.5%の学生が今年の8月中旬までにインターンシップに参加したと答えています。就活序盤にもかかわらず多くの学生がサマーインターンに参加したことがわかります。

今年のサマーインターンシップの大きな特徴は、オンライン形式となったことです。サマーインターンを開催した企業の多くは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために従来の対面式インターンシップからオンライン形式に変更しました。

インターンの形を参加者順に並べると、オンライン形式が50.6%、対面形式が26.2%、両方(併用)が23.2%という結果が「22卒ブンナビ学生アンケート調査」でも出ています。
これからますますオンラインでのコミュニケーションや、デジタルツールに慣れることが就活生にとって重要になることが読み取れます。

今年の冬インターンはどうなる?

冬インターンは開催されるが、狭き門になる可能性も

こうしたサマーインターンの状況を踏まえて、今年の冬インターンがどうなるのか考えましょう。

まず、新型コロナウイルス感染症の影響で一部開催を見送るケースや時期を後ろ倒しする企業がありそうです。これによりインターンシップへの参加が従来よりも狭き門になる可能性があります。

またサマーインターンと同様にオンライン型で開催されるところも少なくないでしょう。志望する企業のインターンシップがオンライン開催になっても対応できるように、ネット環境を整えておく必要があります。

サマーインターンと冬インターンの違い

サマーインターンと冬のインターンは、その意味合いが大きく異なる

就職活動の流れを左右する大きなカギを握るインターンシップですが、そもそもサマーインターンと冬インターンは、開催時期だけではなく大きく意味合いが異なります。

まずサマーインターンについておさらいしましょう。

  • 企業にとっては、自社の魅力や職場環境を知ってもらうための企業PRの場
  • 学生にとっては、業界分析や志望先の決定といった就活の軸づくりの場

もちろん参加することによって選考が優遇されることもありますが、それよりもサマーインターンは就活序盤のスタートダッシュとして活用されることが多いでしょう。

インターンシップに参加して自分の適性判断や企業研究に活用すれば、その後の就活をスムーズに進めることができます。

これに対して冬インターンは、

  • 企業にとっては、優秀な学生を獲得するチャンスの場
  • 学生にとっては、内定獲得に向けた自己PRの場

という意味合いをもちます。

冬インターンは企業のPRの場というよりも、優秀な人材を採用するための選考過程のひとつとしての意味合いが強くなります。学生にとっては、ここで実績や成果を残せば、本選考が優遇される可能性もあります。参加した企業で内定につながらなくても、その後の就活に実績や成果をいかすことができます。よって就活を有利に進めることができるのです。

冬インターンのスケジュール感

冬インターンがブッキングしないよう、スケジュール管理に気を付けて

このように、冬インターンはサマーインターンに比べてより重要なものと考えられます。冬インターンは、サマーインターンの開催が落ち着く9月になると募集が始まります。冬インターンのおおまかなスケジュール感は次のとおりです。

  • 年内開催の冬インターン…9月・10月募集選考
  • 1月・2月開催の冬インターン…11月・12月募集選考

ただし新型コロナウイルス感染症の影響で、例年より開催時期がずれる可能性があります。また企業ごとにエントリーの締め切り時期や選考期間が異なりますので、志望企業・業界のスケジュールチェックは抜かりないようにしましょう。

注意したいポイントは、手あたり次第エントリーしすぎないことです。冬インターンはサマーインターンよりも短期であるものが多いため、あれもこれもと複数エントリーしがちです。ブッキングしてしまったり、大学の勉強に支障が出てしまったりしないよう、必要なものにだけエントリーするようにしましょう。

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過度に落ち込まずに、まずは冬インターンに参加しよう

積極的にチャレンジして今後の就活につなげよう!

新型コロナウイルス感染症の影響や東京オリンピックの延期などで、インターンシップを含めた企業の採用活動は大きく変わりました。これまでの就活は前年を参考にして動くことができましたが、今年は誰も経験したことがない状況です。それでもインターンシップへの参加、とくに冬インターンへの参加は、これからも就活を有利に進める鍵になるはずです。

そろそろ冬インターンシップのエントリーが始まる時期になるため、開催の有無や開催方法についての情報もまめにチェックするようにしましょう。

サマーインターンと同じく、冬インターンもオンライン型で開催する企業が増えています。オンラインでの開催は空気感や雰囲気がわかりづらいデメリットがありますが、課題を共有するスピードがアップしたり、いままで遠くて参加できなかった地方の学生が参加できたりするなどのメリットもあります。

厳しい状況ではありますが、過度に落ち込まずにメリットにも目を向けて冬インターンを有意義なものにしましょう。

出典:22卒が始動!コロナ&オリンピックの影響で就職氷河期再来と不安なスタート。就職浪人・オンライン就活が増えるか。<2022年卒ブンナビ学生調査(2020年6月)>-株式会社文化放送キャリアパートナーズ
出典:インターンシップに関する調査 キャリタス就活2021 学生モニター調査結果(2020 年3 月発行)-株式会社ディスコ

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