この記事を書いたキャリアカウンセラー

松浦かな

松浦かな

kananote(カナノテ) 代表 新卒で大手人材派遣会社へ入社。人のキャリアに深く関わりたい思いから、人事へ転職。Webマーケティング企業と外資系食品会社の2社にて、人材育成・採用・評価制度・社内広報などに携わる。 2019年4月よりフリーランスとなり、個人向けキャリアコンサルタントと企業向け人事コンサルタントの両面で活動中。どちらも軸とするのは「その人/その会社に合った」コンサルティング。個性を活かしたキャリアや自分らしい働き方の実現に「手」をお貸ししたい、そんな思いでキャリア支援に向き合っています。

2020年11月3日

就活に役立つ社会人基礎力の鍛え方。秘訣は普段の学生生活にあり

部活やサークル、アルバイトに忙しい学生さん、今がんばっている活動が就活に繋がっていることを知っていますか?

今年は就活を早めに動いた方がいいよと言われるけど、他の活動が忙しくて就活のことが何もできていないと焦ることも……。でも実は、今がんばっているその活動の中でこそ、就活に役立つあなたの社会人基礎力が鍛えられているのです。

この記事では、あなたが鍛えてきた強みを見つける方法と、今の活動の中で社会人基礎力をさらに鍛える方法をご紹介します。

就活に役立つ社会人基礎力は普段の学生生活の中にある

社会人基礎力はすでに学生生活の中で育っている

多くの企業が採用で重視しているのが「社会人基礎力」と言われるものです。あなたは「社会人基礎力」に自信がありますか?

社会人基礎力とは、経産省が提唱している「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎力」で、次のような3つの能力と12種類の能力要素に分かれています。

中央の円が3つの能力、その能力に紐づく要素が12種類ある

では、企業はどのように学生の社会人基礎力を判断しているのでしょうか?

エントリーシートで「ガクチカ」と通称で呼ばれる企業からの質問は、学生時代に力を入れてきたことについて問うものが多いです。それは「企業の中で仕事をした経験」の代わりに、部活・サークル・アルバイト・ボランティアといった「組織の中で活動をした経験」を通じてあなたの社会人基礎力を見極めようとしているからです。

つまり、就活でアピールすべきあなたの社会人基礎力は、学生生活の中ですでに鍛えられてきたものです! 就活でよく言われる「自己分析」や「自己PR」は、あくまでも人に説明するために言語化する作業に過ぎません。

学生生活で所属した組織の中で、どんな役割を担い課題にどうに取り組んできたのか? をふりかえり、強みとなる社会人基礎力を見つけていきましょう。

見つけ方編:就活に役立つ社会人基礎力

学生生活から社会人基礎力を見つけよう

どのように自分の強みとなる社会人基礎力を見つけたらいいのでしょう?

ここでは、診断を活用して客観的な強みを見つけ、エピソードを思い出して強みである根拠を見つけるという方法をご紹介します。

見つけ方1. 診断を活用して客観的な強みを見つける

社会人基礎力が判る診断テストを受けて、結果に現れた客観的な強みを認識するというものです。これは、今まで自覚していなかった強みに気づくのが目的です。ポイントは、意外な診断結果があっても切り捨てないこと。思い当たることがないかを一度考えてみましょう。

社会人基礎力診断を活用してみると、3つの能力や12種類の能力要素の分布を効率的に把握することができます。他にも様々な診断や適性検査があるので、自分に合ったものを受けてみましょう。

JOI STARTという就活アプリなら無料で社会人基礎力の診断が出来ますので、気になる方は試してみてください。

見つけ方2. エピソードを思い出して強みの根拠を見つける

診断で出た強みから、その強みが発揮されたエピソードを思い出していきます。この時のポイントは、診断結果をヒントにしつつ、今まで他の誰かから言ってもらった感謝や褒め言葉を手がかりに思い出していくことです。

自分が強みだと思っていても、他人がそう思っていなかったら、企業に評価してもらうのは非常に難しいからです。ここでは客観的に評価してもらえている強みに関するエピソードを見つけましょう。

思い出す作業に入る前に、あなたをよく知っている身の回りの人に、自分の強みについて聞いてみるのもオススメです。

鍛え方編:就活に役立つ社会人基礎力

学生生活の中で社会人基礎力を鍛えよう

社会人基礎力は把握できたけど自分の強みに自信が持てない……。もっとすごい人はいるし、自分なんて大したことしていない……。と不安な方もいるかもしれません。

でも大丈夫です。学生時代は今も続いています。今取り組んでいる活動の中で実績を積んで強みを鍛えていくことができます。ここでは、2つのケーススタディーをご紹介しましょう。

ケース1.状況把握力を鍛える

あなたのアルバイト先に後輩が入ってきて、その後輩が仕事が遅いことが問題になった場合を想定してみましょう。あなたには、後輩が何の作業の効率が悪くて、誰がフォローすれば上手くいきそうなのか、という状況が見えているかもしれません。

ただのアルバイトの立場としては問題を放っておいても構わないけど、そこを敢えて状況把握力を活かした行動を起こしてみましょう。

  • 後輩に効率が良いやり方を教える
  • 仲間に声をかけて新人さんのフォローに回る

など、実際に動いてみると、アルバイト先の雰囲気が良くなるかもしれません。こうして「状況把握力を活かした行動によって職場の雰囲気を変えた」という自己PRを一つ増やすことができます。

ケース2.発信力を鍛える

あなたが所属する吹奏楽サークルで、部員のモチベーションがバラバラでまとまりがないという状況があったとしましょう。あなたには、リーダーや顧問の言葉が響かないようなモチベーションの低いメンバーに、どう指示を伝えるべきか分かっているかもしれません。

サークルの一員としては自分の練習を頑張るだけでも構わないけど、そこを敢えてリーダーとメンバーをつなぐ発信力を活かした行動をしてみましょう。

  • リーダーの言葉を自分なりに解釈する
  • メンバーに届く言葉を選び、間に入ってコミュニケーションを取る

など、気づいたことを実行することで、サークルにまとまりが生まれて、リーダーやメンバーから感謝されるかもしれません。コミュニケーションは大変かもしれませんが、その過程で発信力という強みがさらに鍛えられ、自己PRを増やすことができます。

このように、今がんばっている活動をふりかえってみましょう。もし「こうしたら良さそうなのに」と課題解決の方法に気づいているなら、実はすでにあなたの中には社会人基礎力の種が備わっているのです。

それが見つかったら心に留めておくのではなく、少しずつでも行動に移してみましょう。社会人基礎力を鍛えて、自己PRを増やすことに繋がります。

社会人基礎力を鍛えれば就活が有利に

忙しい学生こそ就活を有利に進められる!

このように、学生時代に力を入れた活動の中から、あなたの強みとなる社会人基礎力を見つけ、そして今からでもさらに鍛えていくことができるのです。

就活と学生生活は繋がっています。今の活動に一生懸命に取り組むことで、就活が始まっても自信を持って進めていくことができます。

もし、診断を見てエピソードを思い出していくプロセスや、ES作成や面接対策など強みを言語化していく能力に不安があるなら、一度就活やキャリアの専門家に相談してみてはいかがでしょうか。ただでさえ時間がない中で効率的に就活を進めるためにも、一人で抱え込まず誰かに頼ることも大事にしてくださいね。

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kananote(カナノテ) 代表 新卒で大手人材派遣会社へ入社。人のキャリアに深く関わりたい思いから、人事へ転職。Webマーケティング企業と外資系食品会社の2社にて、人材育成・採用・評価制度・社内広報などに携わる。 2019年4月よりフリーランスとなり、個人向けキャリアコンサルタントと企業向け人事コンサルタントの両面で活動中。どちらも軸とするのは「その人/その会社に合った」コンサルティング。個性を活かしたキャリアや自分らしい働き方の実現に「手」をお貸ししたい、そんな思いでキャリア支援に向き合っています。

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