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野下わかな

野下わかな

大学卒業後、女性向け月刊誌の編集者として勤務。その後、ママ向けWEBメディアのディレクターとして、動画コンテンツ制作や、記事サイトの立ち上げを担当。現在は、フリーランスの編集者・ライターとして活動。キャリアや生き方にまつわるインタビュー記事が大好物。心理学やコーチング資格についても勉強中。

2021年2月2日

就活で自分に合った求人の見つけ方。スタート序盤の準備が分かれ道!

「就活でどの求人が自分に適しているのか、なかなかピンとこない……」
そんな本音を抱える就活生は多いのではないでしょうか。自分に合う求人を見つけるためには、とくに就活の序盤で「自己分析」と「業界・企業研究」の準備がしっかりできているかが左右します。この記事では、それら2つの準備で押さえておきたいポイントを紹介します。焦らずしっかりと土台作りをすることで、自分に合う求人探しがよりスムーズになるはずです。

みんな悩んでいる!就活で自分に合う求人探し

自分に合う求人探しは、就活生の永遠の課題

実は多くの就活生が、自分に合う求人探しに苦戦しています。2019年に株式会社DYMが行った調査によると、「自分に適している企業はどこか」という点で悩んでいる就活生が一番多い結果になっています。

「大企業だから」「福利厚生が充実していそう」「知名度が高い」など、さまざまな側面を見ていくうちに、どの求人を選べばいいのかわからなくなることは少なくありません。なんとなく手当たり次第にエントリーしても、志望動機を面接でうまく話せないことや、入社後にミスマッチを感じて退職にいたることがあるでしょう。

自分に合う求人を見つけるためには、就活の序盤で「自己分析」と「業界・企業研究」の2つの準備がしっかりできるかがカギとなります。一見遠回りに感じるかもしれませんが、まずはこの2つをよく理解してから志望企業を選べば、よりフィットする求人と出合える確率が上がります。

就活準備1:自己分析は自分に合う求人への近道

自己分析は就活の満足度に直結する

自己分析の目的は、エントリーシートや面接で活用する自己アピール材料を作ることだけではありません。就活という“点”ではなく、これから長く続く人生という“線”において、自分の生き方を主体的に選ぶための基準を見つける作業が自己分析なのです。そしてそれが明確になれば、業界や企業選びは格段に楽になり、自分に合う求人を見つけやすくなります。

実際、株式会社サポーターズが行った調査でも、「就活に満足できた人が考える要因」として最も多かったのが「自己分析を徹底的にした」という回答でした。まずは自分をよく知ることが、納得いく成果につながる近道となります。

自己分析で明確にしたいこと

何を導き出すのか、ゴールを意識して自己分析をしよう

片っ端からノートに書き出してみたものの、結局何がしたいかわからない……そんな壁にぶつかる人も多いのではないでしょうか。それは自己分析が大事だとわかっていても、最終的に何を明確にすべきかが不明瞭だからです。

自己分析では、①興味・関心(What)、②強み(How)、③価値観(Why)の3つを最低限明確にできるよう意識しましょう。

①興味・関心
たとえば「服飾」「スポーツ」「映像」「エンタメ」など、これまで自分が興味・関心を持って時間やお金を費やしてきたものは何でしょうか。それが「What」です。何の分野で仕事をしたいかがわかり業界を絞るうえでのヒントとなります。

②強み
たとえば「人を動かすプレゼンがうまい」「わかりやすい文章が書ける」「新しいアイデアをたくさん出せる」「ひとつのことを深く調べられる」など、これまで成果が出せたり人から褒められたりした体験はどんなことでしょうか。そこから見える自分の得意なことは何でしょうか。それが「How」です。どういう手段で仕事をするのが向いているのかという答えにつながり、職種を考える際の手がかりともなります。

③価値観
たとえば「世の中にない新しい価値を作りたい」「人に安らぎや癒しを与えたい」「人に正しい知識を届けたい」など、自分が人生において大切にしていて、社会や人に対して与えたい影響や価値は何でしょうか。それが「Why」です。何のために仕事をするのかという目的であり、企業を選ぶ際の基準になるものです。

これら3つが明確になれば「どんな分野で、どんな強みを使って、何のために働きたいか」が言語化でき、仕事選びの軸が見えてきます。反対に、せっかく自己分析をしてもこれらが曖昧な状態だと、仕事内容に関心が持てなかったり、適性と異なる業務内容に不安を感じたり、企業の活動に意義を見出せなかったりと、求人を見てもなかなかピンとこないはずです。

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自己分析の具体的な方法は?

自己分析は、おもに「過去〜現在」と「未来」の2つの視点で行います。

■過去〜現在
過去の棚卸しをする方法はさまざまありますが、なかでもおすすめなのが簡単に可視化できる「モチベーショングラフ」です。横軸が年齢で縦軸がモチベーションを表し、年齢ごとの出来事とモチベーションの度合いやその理由などを記していきます。
年齢とともに順を追って振り返ることで、自分では気に留めていなかった転機を網羅的に深掘りできます。そこから自分の興味・関心や強み、価値観を浮かび上がらせていきましょう。

また、家族や友人など身近な人に、自分の印象を聞くのも有効です。自分の長所・短所などを、理由やエピソードとともに聞き取りをしてみましょう。自分では過小評価していた所も、他人から見ると大きな長所だったという話はよくあります。周囲の客観的な意見をもとに、自分の武器を正しく理解しましょう。

■未来
5年後、10年後をイメージして「どんな仕事をしていたいか」「どんな生活をしていたいか」について考えてみましょう。たとえば、出産までに役職について責任ある仕事を任されていたい、専門性を活かした仕事をしながら海外で暮らしたいといった内容が思い浮かぶかもしれませんね。現時点での理想でいいのでイメージを持っておくと、企業のキャリアパスを確認する際にミスマッチが少なくなります

自己分析の詳しい方法については、「自己分析を自己PRにつなげる方法。自己分析のやり方と活用」もぜひ参考にしてみてください。

就活準備2:業界・企業研究でとくに意識したいこと

仕事の軸からズレない業界・企業選びが大切

自己分析から「どんな分野で、どんな強みを使って、何のために働きたいか」が把握できれば、業界や企業の絞り込みも随分とスムーズになるはずです。業界や企業をしっかり理解し、自分に合う求人を探りましょう。業界・企業研究の作業のなかで、とくに心に留めておきたい3点を説明します。

①早い段階で業界や企業を絞りすぎない

就活をスタートしたばかりの時期は、ひとつの業界に絞りすぎない方が自分にフィットする求人に辿り着きやすくなります。いまあるイメージに固執せず、いくつかの業界を比較検討するなかで、相性が見えてくるためです。自己分析を通して見えた軸をもとに、3つ程度の業界を選択肢に入れましょう。

また、大手企業だけに絞る「大手病」にかかり、いつの間にか自己分析で見えた軸から逸れていたというのもよくあるケースです。会社の知名度や規模だけで視野を狭めず、「どんな分野で、どんな強みを使って、何のために働きたいか」の問いで出た答えが実現できる環境を探してみましょう。

②リアルな判断材料を手に入れる

企業の採用ページの情報は、あくまで企業側から発信されるものです。企業にとってマイナスとなる情報は、当然知ることができません。OB・OG訪問やインターンシップを活用して、企業や社員の雰囲気、実際の業務や働き方などを確かめておくことがとても大切です。自身の性質や働き方の理想と、志望企業との間で乖離が起こらないように、自分のリアルな肌感で確認しましょう。

企業の社風とのミスマッチを防ぐための方法は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

③価値観とのズレがないか確かめる

事業規模や事業内容、勤務条件など、企業研究ではさまざまな項目をチェックします。なかでも企業との相性を判断するうえで軽視できないのが、企業理念やミッション・ビジョン・バリューです。違和感があれば、自己分析で明らかにした価値観とのミスマッチがあるかもしれません。反対に企業と自分が見ている方向が同じなら、入社後に高いパフォーマンスが発揮できます。

まとめ:正解ではなく自分なりの最適解で進もう

軸に合う求人が見つかればアクションに移して検証しよう

就活中は、周囲のめまぐるしい動きを見ると焦ってしまう人も多いと思います。けれど、あくまで目的は、とにかく「内定を得る」ことではなく、「自分に合った企業の内定を得る」こと。焦るときこそ急がば回れで、自己分析と業界・企業研究をもとに、土台を確実に固めて前に進みましょう。そして軸に合致する求人が見つかれば、あとは積極的にエントリーしてみましょう。

100%自分に合っている求人かどうかは、動く前の状態では誰にもわかりません。大切なのは、周囲の基準になんとなく委ねてしまうのではなく、今この時点で自分なりに納得できる仮説を導き出すこと。そして、OB・OG訪問やインターンシップ、会社説明会、面接などを通して、アクションと検証を繰り返しながら、自分にとっての最適解を見つけていきましょう。

出典 株式会社DYM 2020卒就活生「就職活動アンケート」
出典 株式会社サポーターズ「就活実態調査2019」

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大学卒業後、女性向け月刊誌の編集者として勤務。その後、ママ向けWEBメディアのディレクターとして、動画コンテンツ制作や、記事サイトの立ち上げを担当。現在は、フリーランスの編集者・ライターとして活動。キャリアや生き方にまつわるインタビュー記事が大好物。心理学やコーチング資格についても勉強中。

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