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鶴田葵

鶴田葵

専業主婦から転身した主婦ライター。転勤族の妻であり一児の母。子育て経験から得た、「どんな難しいことも誰でもわかるように伝える」ことが得意。

2021年8月20日

「やりたくない」から考える就職先の選び方。「やりたいこと」がないなら逆説的に志望を考える

就職先の選び方タイトルイメージ

就職活動中に行う自己分析や企業訪問から、「やりたい仕事」が見えてくることがあります。でも全員が全員、「やりたい仕事」が見えてくるものなのでしょうか。もし、「やりたい仕事」がどうしても見えてこないという場合はどうしたら良いのでしょう。そこで今回は、「やりたくないこと」にフォーカスし、そこから「やりたい仕事」を見つける、就職先の選び方についてお伝えしていきます。

この記事のポイント
  • ①適職とは「あなた適した職業」のこと。“やりたくない”をリストアップし、なぜやりたくないのかを書き出し、ひとつずつ深堀りをしていこう
  • ②「プレゼンが苦手 ⇒ 相手の話を聞き出したい」のように、やりたくないことから、やりたいことを探し出す例をご紹介
  • ③仕事は、実際にやってみないと分からないこともある。 「絶対にやりたくない」だけを避け、可能性を狭めない選択肢を探してみよう
こんな人にオススメ
  • 就活でどんな業界を目指せばいいか、漠然として分からない人
  • 「やりたい仕事」なんてないのではないか、と感じている人

逆説的・就職志望先の選び方「やりたい」が思いつかない人のために

就職先の選び方イメージ画像1

自分に合う仕事を選ぶのは意外に困難

「あなたの適職はなんですか?」と質問されたらすぐに答えられますか?

適職とは「その人に適した職業(仕事)」のことで、就活では自己分析や企業研究、職種研究を通して「自分に適した職業(仕事)」を探していきます

しかし、そもそも世の中には無数の職業(仕事)があり、まだ社会に出ていない学生が「これが私にピッタリの仕事だ!」「これが適職だ!」と思える職業に出会うことができるのでしょうか。

「やりたい」と思う気持ちがあれば、そこから仕事を探していくことができるかもしれませんが、そうでなければ実はなかなか難しいことなのかもしれません。

過去の経験から“逆説的”に適職を探る

そんな時は、「やりたくない」から「やりたい」を探してみるのはいかがでしょう。

これまで「人との関わり方」や「物事の進め方」において、「やりたくないな」「向いてないな」と感じたことがあると思います。「やりたい」は思いつかなくても、過去の経験や自分の特性から「やりたくない」は意外とポンポン出てくるかもしれません。

しかし注意したいのは、そこから消去法的に仕事を絞るのではなく、逆説的に「実はこういうことならできるかも」と思考を深めてみてください。そこからあなたの「適職」が見えてくるかもしれません。

逆説的・就職志望先の選び方「やりたくない」はなに? なぜやりたくない?

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避けたい仕事があることは悪いこと?

では、あなたの「やりたくない」はなんでしょうか。

  • 営業は仕事がキツそうでやりたくない
  • 事務は一日中デスクワークで性に合わない
  • 企画開発の仕事は頭の良い人の集まりだからついていけない

など、これまでの経験から「やりたくないな」「向いてないな」と感じることをどんどん書き出していきましょう。

「やりたくない」だけを書きだしていくと、途中「自分はわがままを言っているだけではないか」「こんなことをやって就ける仕事はあるのか」という気持ちになるかもしれません。

しかし、書き出すことで自分の気持ちを知ることができますし、逆に「やりたくない」を明確にせず“なんとなく”仕事を選んでしまうほうが問題です。

もし本当に「やりたくない仕事」に就いてしまったら、その仕事が楽しくなるとは考えにくいですし、長続きしないのではないでしょうか。

重要なのは「やりたくない」気持ちを深堀りすること

では、一通り「やりたくない」を書き出したら、ここからが重要です。短絡的に「やりたくない」から仕事を絞るのではなく、ここは「なぜやりたくないのか?」を、もう一段具体的に深掘りしてみてください。

たとえば先程の「営業は仕事がキツそうでやりたくない」では、

  • 一日に何百回も新規のアポイントを断られるのが辛そう
  • プレゼンが苦手だから客先での会話に困りそう
  • 言葉巧みにお客さんに無理やり買わせるように感じてしまう
  • 同僚との成績争いで人間関係がギクシャクしそう

など、一つのテーマに対して「自分が抱く感情」や「想定される嫌なこと」など、どんどん書き出していってください。

次は、「やりたくない」から「やりたい」を見出す方法をお伝えします。

逆説的・就職志望先の選び方逆説的に考えると「やりたい」が見えてくる

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やりたくないの反対にあるやりたい仕事は?

さて、一通り「やりたくない」から「なぜやりたくないのか?」を深掘りすると、何か見えてくるものがありませんか?

先程の「営業は仕事がキツそうでやりたくない」の深掘りを逆説的に考えてみると、

  • 一日に何百回も新規のアポイントを断られるのが辛そう⇒新規だけでなく、既存顧客との繋がりを大切にしたい
  • プレゼンが苦手だから客先での会話に困りそう⇒上手なプレゼンをするより、相手の話を聞き出したい
  • 言葉巧みにお客さんに無理やり買わせるように感じてしまう⇒無理やり買ってもらうのではなく、相手に本当に役に立つ提案がしたい
  • 個人間の成績争いで人間関係がギクシャクしそう⇒争うのではなく、チームで協力したい

となり、「やりたくない」ことは「アポイントを断られても、苦手なプレゼンをして、無理矢理買わせることを、個人でする」ですが、逆説的に「やりたい」は「新規だけでなく既存顧客との繋がりを大切にし、相手の話を聞き出し、本当に役に立つ提案を、チームで協力しておこないたい」になるかもしれません。

ちょっと極端な例かもしれませんが、この例にあるように一つの職業をひとくくりにして「やりたくない」と考えしまっている学生が多いのも事実です

「営業職」といっても様々な会社や働き方があり、逆説的に考えるとどんな仕事にも自分の特性を活かし「やりたい」を叶える仕事が見つかるかもしれませんよ

仕事の適性については仕事の適性とは? “マンダラート”を使った自己分析と自分の適性の探し方の記事でも紹介していますので、この機会にあわせてご覧ください。

【まとめ】「やりたくない」から探す就職先の選び方

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あなたらしく働ける企業に

「やりたくない」「向いていない」は誰にでもあることです。これは社会人になってもおそらく変わることはありません

ほとんどの社会人は、自分と畑違いの仕事を見て「この仕事は自分にはできないなあ」と、その仕事に就いている人に畏敬の念を抱いたりします。

それは「できない」「向いていない」仕事ではなく、その人が「できる」「向いている」仕事で能力を発揮しているのです。

もちろん、「嫌々始めた仕事が実は適職だった」ということもあるでしょう。実際に社会に出てやってみないと分からないことは多いですが、「絶対にやりたくない」という仕事だけは避けるべきです

もしあなたの「やりたい」が見つからなければ、「やりたくない」から「やりたい」を導き仕事を選ぶのも一つではないでしょうか。

就活の自己分析については、就活に役立つ自己分析と他己分析。「ジョハリの窓」と「モチベーショングラフ」で自己分析を深める方法の記事で紹介していますので、この機会にあわせてご覧ください。

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