防災・危機管理コンサルタント
初任給 -
平均年収 410 万円
防災・危機管理コンサルタントとは、行政組織や企業の防災計画を支援する職業です。災害対策マニュアルの作成、事業継続計画(以下、BCP)の策定・改訂、防災研修・訓練指導の実施、関連書類作成・届け出を中心に、さまざまな防災関連業務の作成支援を行います。
企業の防災計画には、自然災害に備えて人命および企業資産を守る防災と、有事の際に事業を継続するためのBCPの策定、双方が求められます。一方で、これらの業務は専門性が高く、外部にアウトソーシングする企業が増えています。それを一括して請け負うのが防災・危機管理コンサルタントです。
防災・危機管理コンサルタントに特定の資格は不要です。ただし、自ら消防設備の設置工事、保守・点検を行う場合には、消防設備士または消防設備点検資格者の資格が必要です。災害大国と呼ばれる日本において、今後もニーズが高まる職業と考えられます。
目次
防災・危機管理コンサルタントの仕事内容
- 社内向け防災マニュアルの策定支援を行います
- BCPの策定・改訂支援を行います
- 防災研修・訓練指導を行います
- 消防設備点検・保守を行います
- 消防設備の設置工事を行います
- セカンドオピニオンや顧問として、BCP運用のアドバイスを行います
- 防災グッズに関する企画・監修を請け負います
防災・危機管理コンサルタントの業務スキル
- クライアントの防災計画の課題を引き出すヒアリング力
- 説得性の高い提案を実現するプレゼン力
- グループワークを円滑に進めるためのファシリーテーション能力
- 常に最新の防災・危機管理分野における情報を蓄える情報収集能力
- 適切な対応力を身につけさせる指導力
- 人命と企業資産を守る責任感
防災・危機管理コンサルタントの専門知識
- 最新の防災・危機管理に対する専門知識
- 消防法に関する知識
防災・危機管理コンサルタントの実務能力
- 傾聴力
- コンサルティング力
- フォローアップ力
- 指導力
- 情況把握力
防災・危機管理コンサルタントの基礎能力TOP3
- 課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
- 傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
- 働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
防災・危機管理コンサルタントの働く場所
- 防災関連会社
- クライアント企業
- 行政機関
防災・危機管理コンサルタントの作業方法とツール
- パソコン
- メール
- タブレット端末
- スマートフォン
- 筆記用具
- ノート、データ保管ツール
- 手帳やスケジュール管理ソフト
防災・危機管理コンサルタントの活動内容
- 防災・危機管理の総合コンサルティング業務
防災・危機管理コンサルタントの人間性
- コミュニケーションが得意な人
- 自らやるべきことを理解し計画的に取り組む人
- 社交的で感性豊かな人
- 頭の回転が速く分析力のある人
- 努力を惜しまず最後まで確実にやり遂げる人
防災・危機管理コンサルタントの関連する職業
防災・危機管理コンサルタントの給与
平均年収:410万円
参考:
平均:30.09万円(10人以上、年齢計)
平均年収:410.69万円(賞与:49.61万円)
※厚生労働省の賃金構造基本統計調査を参考に、独自に算出しています。
防災・危機管理コンサルタントの推奨資格
- 防火管理者
職業の情報に気になる点がある場合、ご連絡ください。連絡窓口はこちら。
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