インテリアデザイナー

インテリアデザイナーとは、店舗やオフィス、電車や飛行機まで、あらゆる室内空間の設計・デザインを行う職業です。

依頼者の要望や利用シーンなどを把握し、室内空間のデザインを行い図面に落とし込んでいきます。その他にも、施工監理を行ったり、納品後のアフターフォローを行ったりすることもあります。

最近では3Dプリンターを活用して、立体デザインを模型として簡単に制作できるようになったので、提案内容や活躍できる幅も広がっています。

インテリアデザイナーの仕事内容

• 日頃から建築やインテリアに関する知識を深めるために展示会に行ったり、雑誌を読んだり、店舗や住宅に足を運んだりして調査を行います。
• 店舗やオフィス、電車、飛行機まで、あらゆる室内空間の設計・デザインにおいて、依頼者の要望を把握し、室内の色味や造作、トーン、灯り、音、温度までトータルでデザインし図面に落とし込んでいきます。3Dパースを使用したシミュレーションや模型を作成することもあります。
• 家具やカーテン、照明などのインテリア用品のデザインや制作をする場合もあります。
• デザインをもとにした室内空間を実現するための施工業者を選定し、図面通りに施工されているか、イメージ通りに仕上がっているかなどの施工監理を行います。
• 家具や調度品の仕入れや搬入、セッティングを行い、納品後のメンテナンスなどのアフターフォローまで行います。

インテリアデザイナーの業務スキル

• アイデアをスケッチする表現技術
• 製図作成（CAD、Illustrator）
• パース作成

インテリアデザイナーの専門知識

• 空間デザインや美術の基礎知識
• 建物の基礎的な構造
• 建材の知識
• インテリア商品に関する知識やトレンド
• インテリア商品の仕組みや構造、素材
• インテリアデザイン用語と建築用語
• 製図の書き方や読み方
• デザインの歴史背景
• 歴代の重要なデザイナー及び建築家の把握
• 原価計算やコスト計算

インテリアデザイナーの実務能力

• プレゼンテーション力
• 表現力
• 傾聴力
• 情況把握力
• 想像力
• 創造力
• ディレクション力
• 空間把握力
• 審美眼
• 提案力

インテリアデザイナーの基礎能力TOP3

• 傾聴力：相手の意見を丁寧に聴く力
• 創造力：新しい価値を生み出す力
• 働きかけ力：他人に働きかけ巻き込む力

インテリアデザイナーの働く場所

• デザイン事務所
• 設計事務所
• ハウスメーカー
• 家具メーカー
• 大手飲食店グループ

インテリアデザイナーの作業方法とツール

• スケール
• スケッチブック
• 色見本帳
• 製図道具

インテリアデザイナーの活動内容

• 企画打ち合わせ
• プレゼンテーション
• 資材や人手を手配
• 施工管理
• 引き渡し

インテリアデザイナーの人間性

• 強い意志で理想を実現する人
• 情熱的に夢や理想を追い求める人

インテリアデザイナーの必要とされる教育レベル

• 学士

インテリアデザイナーの関連する職業

• インテリアコーディネーター
• 一級建築士

インテリアデザイナーの給与

初任給：23万円
平均年収：546万円

参考：
初任給：22.5万円（企業規模計、20～24歳）
平均：45.5万円（1,000人以上、年齢計）

※厚生労働省の賃金構造基本統計調査を参考に、独自に算出しています。

インテリアデザイナーの推奨資格

• 建築士
• カラーコーディネーター
• インテリア設計士
• インテリアプランナー
• インテリアデザイナー
• インテリアコーディネーター
• インテリアアドバイザー

インテリアデザイナーの付帯条件・制限

なし

インテリアデザイナーの就業者数推定

4,000～5,000人