eスポーツプロデューサーは、eスポーツの大会をプロデュースする仕事です。企画立案から会場の決定・手配、キャスティング、オンライン配信の手配や番組作成、広報活動など、ひとつのeスポーツ大会における諸業務の管理や指揮をします。大会を盛り上げるために、演出監督などの多くの関係者と綿密に打ち合わせを重ね、観客が楽しめる大会を目指し準備をします。
多くの人々と協力して大会を運営するコミュニケーション能力はもちろん、マーケティング知識も必須です。どのゲームタイトルを採用すると良いかを判断するために、eスポーツゲームタイトルに関する幅広い知識やプレイヤー人口など最新の情報を積極的に得ようとする能力も必要です。また、人気タイトルのルールに関する基礎知識や流行の傾向などを分析する能力も大切でしょう。
日本開催のeスポーツ大会は世界と比べ少数です。今後日本におけるeスポーツの発展と共に、eスポーツプロデューサーはさらなる活躍が見込まれる職業といえるのではないでしょうか。
目次
eスポーツプロデューサーの仕事内容
- eスポーツ大会の企画を立案します
- 決定した企画を実行フェーズに移す際にプロデュース業務を行います
- 大会に参加するプロゲーマーやゲームキャスターなどのキャスティングを行います
- 大会に想定人数の客が集まるようPR活動を行います
- オンライン配信のための各種手配を行います
- 大会当日はスタッフに指示を出し指揮をとります
- 新作ゲームのコンサルティング業務を行います
eスポーツプロデューサーの業務スキル
- 魅力的なeスポーツ大会を企画開催するための創造力
- 企画した大会を実現させるための実行力
- 多くのスタッフと協力して業務を行うチームワーク力
- 多くのスタッフをけん引し、大会を成功へと導くリーダーシップ力
- 市場調査や分析などを行い収益をあげるための戦略を考えるマーケティング力
eスポーツプロデューサーの専門知識
- eスポーツに関する知識
- イベント運営に関する知識
- プロデュース業務に関する知識
eスポーツプロデューサーの実務能力
- 創造力
- チームワーク力
- リーダーシップ力
- 実行力
- マーケティング力
eスポーツプロデューサーの基礎能力TOP3
- 創造力:新しい価値を生み出す力
- 実行力:目的を設定し確実に行動する力
- 働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
eスポーツプロデューサーの働く場所
- イベント制作会社
- 広告代理会社
- イベント会場
eスポーツプロデューサーの作業方法とツール
- PC
- タブレット端末
- 電話
- メール
- 名刺
eスポーツプロデューサーの活動内容
- eスポーツ大会の企画プロデュース
- キャスティング
- PR活動
- 大会当日の運営指揮
- オンライン配信準備
- 新作ゲームのコンサルティング
eスポーツプロデューサーの人間性
- コミュニケーションが得意な人
- 強い意志で理想を実現する人
- 自らやるべきことを理解し計画的に取り組む人
- 情熱的に夢や理想を追い求める人
- 世話好きでチームに貢献する人
eスポーツプロデューサーのキャリアステップ
- 実業家
eスポーツプロデューサーの給与
初任給:23万円
平均年収:499万円
参考:
初任給:22.57万円(企業規模10人以上、20~24歳)
平均:34.48万円(デザイナーの年収から推計)
平均年収:498.56万円
※2019年参照
※厚生労働省の賃金構造基本統計調査を参考に、独自に算出しています。
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