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ぱぴこ

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外資系ときどき激務OL。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆとりのある生活(物理)Twitter:@inucococo/ Blog:エモの名は。

2019年9月3日

「カジュアル面談」はデートと同じ。相手企業とのマッチングには不可欠!【キャリアの悪知恵】

転職活動を実施する時に、あなたは何をしますか?

面接対策、書類作成、応募……などなど、やらなければならない準備は大量にあります。連載の中で、書類の重要性や、通過する書類をお伝えしましたが、ぜひ活用して欲しいのが、企業研究の一環としての「カジュアル面談」です。

私が転職活動する場合は、リファラル採用&カジュアル面談の合わせ技しか使いません。なぜなら、自分で調べる会社情報や、求人票から読み取れる業務内容には限界があり、実際に上司や同僚になる人から直接業務内容やポジション説明を受ける以上に「理解できる」ことはないからです。

また、面談によって「会社訪問」ができるので、社の雰囲気などがわかる点もプラスです。「なんかいいな」「なんかちがう」はオフィスに入るとだいたいわかります。

外資系企業やベンチャーにおいては当たり前に行われる「カジュアル面談」ですが、認知度が高いかというとそうでもない。そんなわけで、今回は「カジュアル面談とは」から始まり、なぜ受けたほうがいいのかのメリット・デメリットを解説します。

カジュアル面談とはなにか?

肩ひじ張らず“カジュアル”に

カジュアル面談とは、ざっくり言うと面接などの選考を行う前の顔合わせです

基本的に採用ポジションの現職社員との面談となり、「選考」ではなくざっくばらんに職場や職種、ポジションについての確認をするための場として設定されます。

就職でいうところのOB・OG訪問的な役割をイメージするとわかりやすいかと思います。選考ではないけれど、社員に生の声を聞くことができ、業務などの理解を深めることができる場です。

双方が「この会社を受けて/入ってもらって、マッチしそうかどうか」を重点的に見る場となります

「カジュアル面談」とは、告白前のデートである

相性が合うかどうかは、デートしてみないと分かりません

小難しく書きましたが、選考の面接が「告白」だとするならば、カジュアル面談はその手前の「お茶・デート」です

デートのため、応募者側が「やっぱ違ったからやめよう~」と思うこともあれば、採用側でも「ちょっとうちのカラーと違うかも~」と思う可能性もあるわけです。

しかし、この「なんとなく合うかどうかの確認」は、非常に大切です。企業に入るとおいそれと辞めるなんてことはできません。また、人事から聞く話と担当者から聞く話が違う! なんてこともあります。

双方が入社してから「なんか違った……」で不幸にならないための、事前確認がカジュアル面談です

告白だって、いきなり何も知らない状態で「好きです!」と告白して付き合う成功率はそう高くはありません。選考の面接が、堅苦しい「お見合い」の場、カジュアル面談はもうすこしゆるい「デート」の場、と考えれば、立ち位置は理解しやすいでしょう

すでに令和なので、戦前よろしく「今日から俺が夫だ / 私は妻です」と、強制的に婚姻関係を結ぶなんてことは稀です。

恋愛が型から外れて自由恋愛に移行しているように、企業と人のマッチングという観点が従来よりも重視されているということです。

デートにだって準備は必要。ノー準備で行くな。当たり前だ。

何事もノープランはいけません

ここで問題になるのが「カジュアルってどの程度カジュアルなの?適当でいいの?」という、程度問題です

「カジュアルだって言われたからなんとなく行ったら志望動機を聞かれた!」
「手ぶらで行ったら、職務経歴書を出して欲しいと言われた!」
「カジュアルっていうから行ったら面接された!」

などの悲鳴と恨みが記載された記事がありますが、寝言は寝て言って欲しい。

もちろん、企業側担当者がカジュアル面談をわかっておらず、選考が始まってしまうのは不運ですが、手ぶらで行って撃沈というのはあまりにも準備不足です

前段で、「カジュアル面談=デート」と定義しましたが、デートの事前準備をしなくてもいいのは、息を吸うようにおもてなしが可能な人種か、「あなたとデートしたいの!」と熱烈なオファーを受けた人だけです。

デートの約束を取り付けたけれど、デート内容の候補もない、お店の予約もない、とりあえず会ってから考えよ~★ なんて人は、フラれるのは当然です

デートで「お店の候補を決めておく」「仮予約を取っておく」「何かしらの話題を用意する」などは下準備です。「興味がない相手だから」って? だったら行くな! 時間の無駄だ!

「興味があるから聞きにいく」という前提を忘れないで

何が気になる? 興味をもったことを言語化しておこう

「最低限の下準備をする」という前提をすっ飛ばして「何もしない」という選択をする人は、カジュアルだろうと面接だろうと落ちます。ナメてかかった自分を恨んで欲しい。

カジュアル面談における下準備は、大きく2つあります。

1.自分の経歴がわかるごく簡単な経歴書
2.なぜ興味を持ったのか? どんな部分を知りたいのか? などの質問の整理

1. 自分の経歴がわかる簡単な経歴書

作りこむ必要はありませんが、自分の名前とキャリアの履歴がわかる1枚ペラを用意していきましょう。英語のCVのような、簡単なキャリアサマリで十分です。

多くの場合、担当者もカジュアル面談に来る人間の経歴をきちんと把握していないので「今何をしていて、どんな人なの?」という点を説明することになります。

もちろん「自分のキャリアくらい何もなくても話せるよ」という人はいいですが、サマリのレポートを渡して話す方が、スムーズなことは多々あります

自分も話しやすくなりますし、相手も理解しやすくなるので、用意していって損はありません。

2. なぜ興味を持ったのか?どんな部分を知りたいのか?などの質問の整理

カジュアル面談とはいえ「まったく興味がない会社に行く」ということはないと思います。

まがりなりにも「話を聞きたいな」と思った求人のはずなので、自分が実際に受ける場合に気になること、会社のこと、チームのことなど、せっかく担当者が来るので聞きたいことの整理をしておきましょう

これも「そんなものなくても話せるよ」という人はしなくてもいいですが、頭の中を整理するためにも用意していくと安心です。

デートが上手くいけば、スピード入籍も夢ではない

もし波長が合えば、距離は一気に縮まる!

そんなカジュアル面接のメリットは、大きく3つあります。

1.選考よりも堅苦しくなく、会社や雰囲気を知れること
2.興味がある会社の実態や業務の詳細を知れること
3.うまくいけば実質の一次面接となり、面接回数が減ること

最もメリットとして大きいのは3でしょう。私は会社訪問が好きなので、業務に余裕がある時にカジュアル面談を受けにいくことがあります。

カジュアル面談でうまく波長が会えば、面接のオファーがやってきます。その場合、多くは1次面談はスキップし、2次 or 最終にいくことができます。

また、これは私の感覚ですが、自社部門採用担当がOKを出しているため、面談難易度が下がる印象があります

選考時にカジュアル面談を実施した担当者が同席する場合もあり、その場合は「自分がOKした採用者」ということで、味方になってくれる場面も見られます。

もちろん「今は転職を考えていないので、再度時期が来た時に連絡させてください」としておいて、寝かせることもできます。

なにより、本来「選考が進まないと見られない、会えない人」に会って話を聞けるチャンスを活かさない手はありません

双方波長が会えば「君に決めた!」とスピード婚ならぬ、スピード入社も夢ではないでしょう。うまく使えばデメリットなしのカジュアル面談、ぜひ転職活動のみならずキャリア構築の一部として活用してください。

転職やシゴトに関するお悩みはジョイキャリアカウンセラーにご相談ください!

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外資系ときどき激務OL。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆとりのある生活(物理)Twitter:@inucococo/ Blog:エモの名は。

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