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金井 幸男

金井 幸男

大学卒業後、編集プロダクションを経てフリーの編集・ライターに。ファッション関係を中心にペットやグルメ、スポーツ、美容など、幅広いジャンルで活動する。趣味は映画鑑賞とテレビゲームだが、ともに娘が生まれて以来まともに絡めていない。ダイエットのため、深夜に代々木周辺を徘徊中。

2019年8月1日

令和時代に求められるプログラミング言語とは?将来性ランキングBEST5!

さまざまなシステムの複雑化が進み、エンジニアの需要がさらに高まっている今、いかなるプログラミング言語を身につけるべきか。どのプログラミング言語が話題になっているかをランキングしている「PYPL PopularitY of Programming Language」と、第一線で活躍するエンジニアの声をもとに、ジョイキャリアが独自調査。令和に移った新時代、将来のために習得しておきたいプログラミング言語トップ5を割り出した。

深刻なエンジニア不足。だからこそプログラミング技術者は将来有望

人材不足だからこそチャンスがある

10年後には約80万人のエンジニアが不足するとさえいわれている令和元年。今後、エンジニアのニーズがより高まるのは明白である。とはいえ、ロートルな技術者では意味がない。

将来性豊かな職業だからこそ、未来を見据えた修練が必要。漠然とプログラミング言語をマスターするのではなく、有意義なジャンルを見極め、効率的に学ぶことが大切になるだろう。

重要技術に対応するプログラミング言語がアツい!

今、どのプログラミング言語がアツいのだろうか

多くのエンジニアが将来性を認めているのが「Python」。これから一層拡大するであろうAI分野の要として注目されている。比較的枯れた技術の「JavaScript」と「Ruby」は、Web開発では今なお外せない存在であり、常に高い支持率。

習得者の年収レンジが高いとされ(*)、急浮上したのがGoogle開発のプログラミング言語「Go言語(golang)」。マイクロソフトが開発した「C#(シーシャープ)」は安定感が評価されている。

(*)参照 :ITmedia 「プログラミング言語別の年収ランキング、中央値1位は「Go」」

1位 Python:これから時代の主流となるAIに対応する急成長言語

1位はAI時代に求められるPython

高度に知的な作業や判断を人工的なシステムにより行う人工知能・AIは、今後さまざまな分野で必須となる技術。「Python」は人間が持つ学習能力をコンピューターでも実現させるML=機械学習と、人間の知的行動を真似させるAI、両者のデータ処理に必要な科学技術計算のキットが整っている。

また、シンプルさを重視しているため、文法が読みやすい。そのため、ビギナーでも学びやすく、世界中で人気が高まっている。

しかし、AIの分野、なかでも機械学習に深く進むには、大学で学ぶ微分・積分や線形代数学、統計・確率などの基礎知識がないと不利。高校数学の基礎さえあれば独学は難しくないが、遠回りの覚悟が必要に。

現時点では他プログラミング言語と比べて、求人や案件が多いとはいえない。だが、将来を見据えて、優秀なエンジニアを確保しておきたいという意図も合わさり、Pythonをメイン言語に採用する企業は確実に増加している。

特にユニコーン企業において最も成長している言語といわれているため、優先的に学んでも後悔はしないはず。

 

「基本情報技術者試験でも採用され、エンジニアの標準言語になりつつあります」(28歳/システムエンジニア)

 

出典: 注目のユニコーン企業が使っているプログラミング言語、フレームワーク、データベース

2位 JavaScript:完成度の高いWebサイト開発に欠かせない

2位はWebサイト開発に必須のJavaScript

古くから人気がある定番言語のひとつ。Webサイトへの動きの付加や、サーバアプリケーションとの通信が主だが、iPhoneとAndroidの両方に対応するハイブリッドアプリや、ゲームの開発も可能。

汎用性が高いので、応用のきくプログラミング言語である。同時にHTMLとCSSを学べばより万全に。

成熟したイメージではあるが、新しいコンセプトを提唱するフレームワークやライブラリが次々と生まれることによって、進化し続けている。発展性が低いことはなく、むしろさらに使いやすくなると考えるエンジニアも少なくない。

プログラミングスクールで多く扱われ、比較的エントリーしやすい言語だが、汎用性が高い=奥が深いことを忘れずに。極めようとすると非常に難易度が上がるので、何がしたいか見極めて挑戦するのが効率的。

 

「Vue.jsやReact.jsなどモダンなフレームワークのおかげで美しく開発できる、Webフロントエンドでは普遍的な存在です」(30歳/Webデザイナー)

3位 Go言語:わかりやすく動作が早い注目株

3位は新興注目株のGo言語

2009年にGoogleが開発した新興言語。サーバーのプログラム、アプリ開発、CLIツールなどに使え、近年支持率が急上昇。

構文がシンプルで、動作が軽量であるため、採用企業も増えている。習得難易度が低めであることに加え、実用的でもある。さらに、ビズリーチの調査によるプログラミング言語別の年収ランキングで1位を獲得するなど、収入も高いとされる。

学びやすさを考慮すると、無難でプログラミング入門に向く。CやJavaといった言語に近い構文であり、経験者なら一層スムーズに学習できるはず。

 

「尖った国内企業が採用していて、前衛的な印象があります」。(31歳/プログラマー)

4位 Ruby:日本人が開発したWeb開発の雄

4位は日本で人気のRuby

日本のまつもとゆきひろ氏が開発したプログラミング言語で、フレームワークのRuby on Railsと組み合わせることで、Webアプリやホームページが効率よく開発できる。

日本発祥なので日本語の参考書が豊富であり、勉強会も盛ん。非常に習得しやすい環境となっている。

クックパッドやグノシー、食べログなど、国内の大手Webサービスの多くが採用。プログラマーの負担が少なく、開発効率も良い。そのため、スピード重視のスタートアップ企業からも信頼されている。

また、開発者のまつもとゆきひろ氏は、「Enjoy Programming!」を掲げ、ストレスなくプログラミングを楽しむことがRuby の存在価値だと述べている。

 

「初公開が’90年代であり、日本では人気が高い。良い意味で枯れてきました」(32歳/Webエンジニア)

5位 C#:ウインドウズ環境でのプログラム開発ならお任せ

5位はWindows環境に強いC#

マイクロソフトが開発しているため、Windows環境では圧倒的な強さを誇る。注目のVRを含め、制御系やWebアプリ、業務システム構築など、幅広くカバー。

もちろん、Windowsに限らず、MacOSやiOSなどのアプリケーション開発が可能。統合開発エンジンのUnityを利用すれば、ハイエンドなゲームも開発できる。

 

「悩まず素直に学習できる分かりやすさ、安定感があります」(29歳/システムエンジニア)

次点 Dart:プラスαで学んでおくと理想的

次点はFlutterの登場で注目を浴びるDart

Googleが2011年に公開し、当初はJavaScriptの代替と目されていた。しかし、あまり普及せず、脚光を浴びたのは昨年。オープンソースのモバイルアプリケーションフレームワークであるFlutterの登場が、注目を集める要因となった。

スピーディにアプリ開発ができるFlutterのプログラミングには、Dartが必要だったのだ。今後、爆発的に普及するポテンシャルを秘めている。

 

「マルチプラットフォームなアプリ開発で今後益々盛り上がると思います」(31歳/プログラマー)

【まとめ】ビギナーは新興言語から入ってみるのもアリ!

令和時代のプログラミング言語ランキングBEST5は次のような並びとなった。

1位:Python
2位:JavaScript
3位:Go言語
4位:Ruby
5位:C#
次点:Dart

いずれも難易度の高い部類ではなく、初心者でも入りやすいプログラミング言語となった。これからエンジニアを目指す場合はもちろん、キャリアアップを図る際にも安心できるラインナップとなっているのでは?

しかし、上位のPythonとJavaScriptは以前から人気の高い言語。ビギナーがベテランとの差を埋めるには、かなりの努力が必要に。あえてGo言語やDartといった新興言語を完璧にマスターしてから、他の言語の習得を狙うのがベターかもしれない。

プログラミング言語に対する価値観や重要性は、人や会社によって異なる。今回の情報は一つの参考として活用して欲しい。

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大学卒業後、編集プロダクションを経てフリーの編集・ライターに。ファッション関係を中心にペットやグルメ、スポーツ、美容など、幅広いジャンルで活動する。趣味は映画鑑賞とテレビゲームだが、ともに娘が生まれて以来まともに絡めていない。ダイエットのため、深夜に代々木周辺を徘徊中。

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