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栢原陽子

栢原陽子

WEBでのパーソナルブランディング、セールスライティングを得意とするライター/編集者。これまでに医師や起業家、大学講師などをプロデュース。 2020年、中小企業診断士合格を目指し勉強中。執筆テーマは女性の働き方、WEBブランディング、小さな起業。

2021年1月24日

仕事に役立つ雑談力を上げる方法とは? 話し下手も克服するトレーニング法

zatudan

打ち合わせ終わりにエレベーターを待っているとき、会社の給湯室で馴染みのない先輩と2人きりになったとき、何も言えずに困った経験はありませんか?

そんなときに必要なのは、コミュニケーションのひとつである雑談力。今回は、雑談力を上げるためのトレーニング法についてご紹介します。

この記事のポイント
  • ①「雑談力」は、相手との円滑な関係を築くためのビジネススキルのひとつ。雑談が得意な人は、EQ(こころの知能指数)が高い?
  • ②雑談を上げることで得られる3つのメリット。「仕事にいかせる情報を得られる」「相手に心を開いてもらえる」「好印象を与えられる」
  • ③雑談力を上げる3つの方法を、具体例と共に紹介! 今日から使えるテクニックや、NG話題も。“雑談”を味方に、仕事のパフォーマンスを上げよう!

仕事で使える“雑談力”を上げる!雑談を使えば、仕事のパフォーマンスが上がる

チームワークがいいと仕事のパフォーマンスも上がりますよね

そもそも雑談力はなぜ必要なのでしょうか。なぜなら以下のように仕事のあらゆる場で使われているからです。

  • 打ち合わせの前後
  • 移動のとき
  • エレベーターを待つとき
  • お茶を飲むとき

かくいう筆者は若い頃、打ち合わせで雑談をせずにいきなり本題から話し始めたところ、隣にいた先輩から「えっ? いきなり本題?」と突っ込まれたことがあります。

先輩方を見ていると、打ち合わせ前後には決まって雑談をしていました。その理由は、雑談をすることで本題や仕事のメインの場では聞けない情報を得ることができたり、相手との関係を円滑にするなどの効果が期待でき仕事のパフォーマンスを上げることができるからです。

雑談力は、ビジネススキルのひとつ

雑談を「たかが雑談……」と思うことなかれ! 雑談は、ビジネススキルのひとつです。近年、IQ(知能指数:Intelligence Quotient)よりもEQ(こころの知能指数:Emotional intelligence Quotient)が重視されていますが、人間力が高い方は雑談も得意な傾向があります。チームで行う仕事はとくに、雑談力のある人は重宝されます

では、雑談力を上げることで具体的にどんなメリットが得られるのでしょうか?

仕事で使える“雑談力”を上げる!雑談力を上げる3つのメリット

雑談力を高めると、情報収集がラクになります

雑談力を上げることによる仕事上のメリットはおもに3つあります。

雑談力を上げるメリット1:仕事にいかせる情報を得られる

雑談力を使えば、仕事の場からは得られない情報を多く得ることができます。当たり前のことですが、会社ではプライベートな話よりも業務的なやりとりが優先されます。

雑談をうまく使うことで、一緒に仕事をしている同僚や先輩、上司、取引先相手がどんな人であるか、好みや興味関心は何なのか、といった情報を得ることができます。ほかの人が知らない情報を持っていることは仕事の上でも強みになることがあるはずです。

ディズニーランドを日本に誘致した際の話が書かれた本、『「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た! 』(講談社)では、ディズニーランドの誘致にあたりどれほどの接待がおこなわれたかについて書かれています。初めて読んだときにはそのすごさに驚きましたが、接待など食事をする場ではとくに、相手の好みをあらかじめ知っているか否かで大きな差がつきます。

雑談力を上げるメリット2:相手に心を開いてもらえる

たとえば同じ出身地だとわかって盛り上がったこと、一気に相手との距離が縮まったと感じたことはありませんか?

雑談の中で相手との共通点を見つけることができれば嬉しいものですが、相手も同じです。心の距離を近づけることができます。自分にとって馴染みがあるものや好きなものを、同じように好きだと言ってくれると嬉しく思った経験は誰にでもあるはずです。

ちょっとした共通点やきっかけが見つかれば、相手に心を開いてもらうことができ、仕事のやりとりがスムーズになります。

雑談力を上げるメリット3:好印象を与えられる

雑談を上手に使うことで、「話をしていて楽しかった」と感じてもらえます。話が盛り上がった相手には好印象をいだきますよね?

仕事上の付き合いと言えども相手は人間。好印象を持つ相手にはつい優しく甘くなってしまうことは誰にでもあるはずです。相手に好印象を持ってもらえると、お願いを聞いてもらえたり、交渉などもしやすくなったりとメリットが多いです。

では、雑談力を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?

仕事で使える“雑談力”を上げる!雑談力を上げる3つの方法

雑談力は話下手でも若手でも、磨けます!

雑談力を上げる方法は多数ありますが、絶対に抑えておきたいのはこの3つ。

雑談力を上げる方法1:雑談で使える定番ネタを覚える

実は、雑談で使えるネタはある程度決まっています。

天気:「今日はいい天気ですね」「最近寒くなってきましたね」
休みの日:「先週末、何をしていましたか?」
出身地:「関西出身ですか?」

このあたりの当たり障りのない話題から始めれば、まず外すことはありません。

もう少し距離を縮めるなら、相手をほめるような以下のネタも使えます。

名前:「変わった名前ですね」「かっこいい名前ですね」
アイテム:「その腕時計、かっこいいですね?」「そのペン、どこのですか?」

「政治・宗教・思想」のような人によって考え方が異なる話題は、もめる原因になってしまうので避けましょう。また、人の噂話をするのもあまりよく思われないので注意しましょう。

雑談力を上げる方法2:質問力を高める

よく「話し下手だから雑談が苦手」という方がいますが、真の雑談力とは「質問力」とイコールの関係なのです。なぜなら質問とは「あなたに興味があるので教えてください!」ということを意味しているからです。

人は「自分のことを知ってほしい、わかってほしい」と思う生き物です。たとえ相手にとってあなたが興味がない人物であっても、あなたが「興味をもっていますよ」という意思表示をしたら悪い気はしないでしょう。話し下手な人ほど、質問をうまく使いましょう。

「何を聞いたらいいかわからない」というときには、前述した鉄板ネタを思い出してみてください。とくに「週末は、何をしていました?」という質問は話題を広げやすいのでオススメです。

雑談力を上げる方法3:相手に気持ちよく話をしてもらうことを心がける

雑談をする際に最も気をつけるべきことは、相手に気持ちよく話をしてもらうこと。相手に質問をするほかに以下のようなテクニックがあります。

  • 相手の話を途中で遮断しない
  • 相槌を適度に打つ
  • 相手の話を聞いた上で、話を広げる

さらにすぐに使える効果的な方法もあります。それは「相手の名前を呼ぶ」というもの。ただこれだけですが、名前を呼ぶことで相手との距離が縮まります。「名前を呼ばれる」とは「個人として認識された」ということなので、ネガティブに受け取る相手はいません!

社内でも「はい、どうぞ」という代わりに、試しに「◯◯さん、どうぞ」と言ってみてください。出会ったばかりの取引先の相手であれば、名前を呼ぶことで「もう覚えてくれてるんだ!」と好印象を残すことができるでしょう。

ビジネスパーソンとして身に着けておきたいスキルについては、デキるビジネスパーソンは20代で身に付けている!どこでも働ける自分になるためのビジネススキル3選の記事でも紹介していますので、この機会にあわせてご覧ください。

【まとめ】雑談力で仕事のパフォーマンスを上げる!

雑談を上手に使って仕事のパフォーマンスを上げませんか?

雑談力の大切さと雑談力を上げる方法について説明しましたが、雑談は必ずしも自分から話かけるものではありません。周囲の誰かがあなたに話しかけたいと思っている可能性もあります。周りが話しかけやすい雰囲気を作っておくことも必要です。

もしできるのであれば、相手が話した内容を覚えておきましょう。次に会ったときにその話を持ち出すことがあれば、「あのときのことを覚えておいてくれるなんて」と喜んでもらえるはずです。

「たかが雑談……」と侮ることなく、ぜひ雑談を味方にして仕事のパフォーマンスを上げていきましょう!

出典:書籍『「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た! 』(馬場康夫著/講談社)
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WEBでのパーソナルブランディング、セールスライティングを得意とするライター/編集者。これまでに医師や起業家、大学講師などをプロデュース。 2020年、中小企業診断士合格を目指し勉強中。執筆テーマは女性の働き方、WEBブランディング、小さな起業。

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