この記事を書いたライター

大橋 さやか

大橋 さやか

大学卒業後、食品メーカーに勤務し管理部門を5年経験する。 学生時代はスポーツクラブのインストラクターやバーテンダーなどを経験。 20代の長期休暇は、日本各地の神社仏閣を巡る一人旅や、友人と海外食い倒れ旅行を満喫。 得意分野は食品・生活・教育・歴史。趣味は読書、旅行。

2018年10月3日

知って差がつく!学生と社会人の違い『お金のアレコレ編』

学生と社会人の違い、その一つが「時間」ですが、もう一つ大きく違うのは「お金」です。アルバイトをしていた学生から社会人になると収入が増え、また仕事でお金を扱う場面も増えてきます。そこで、「お金」の面で学生と社会人では具体的にどう変わるのか、何に気を付けていければ良いのかについてお話してきます。

学生と社会人で変わる、お金にまつわるアレやこコレや

学生と社会人ではお金の感覚が大きく変わってきます。学生時代から一人暮らしや自立した生活をしていた方はある程度、感覚をつかんでいるかもしれませんが、大きく変わってくるのは収入面です。

大卒社会人の初任給は、ざっくりですが20万円程度。今は、即戦力大卒として1年目でも年俸1千万円という条件を提示する会社もありますが、多くの大卒一年目の人は、月給20万円前後として、手取りにすると16万円~18万円といったところでしょうか。ボーナスを含め、300万円~400万円が1年目の収入となると予想されます。収入が学生時代の5~6倍になる人も多いのではないでしょうか。

一方の支出については次のようなことが考えられます。ひとつは、社会人デビューをきっかけに、親元から離れ一人暮らしを始めるという方。学生寮から出ることになる人もいるでしょう。もしくは、学生でなくなったことで親からの“仕送り”、“お小遣い”も終了する、という人もいるかもしれません。一人暮らしとなると、家賃に水道光熱費、通信費などを考えておかねばなりません。

社会人として社内の同僚や社外の関係者と飲む機会が増える

そして、社会人となると増えるのが“交際費”。社会人となり、今まで足が向かなかったようなお店で飲食する機会が増え、特に入社直後となると部署の先輩や同期との懇親の場が頻繁にあるでしょう。当然、仕事終わりにお酒を飲みながら…となることが多いでしょうから、それが積み重なれば、やはり無視できない金額になってきます。

それ以外にも、給与の一定額を定期貯金する、生命保険に加入した、会社の福利厚生で財形貯蓄を始めた、スキルアップのためにビジネス本を購入する、スクールに通うなども、有意義ではありますが手元から出ていくお金であり、社会に出ることをきっかけとした、初めての出費項目となることが予想されます。社会人になってからあたふたするのではなく、今からある程度の収入や支出について考えておくことをおすすめします。

自分のため、ライバルに差を付けるためにスクールに通う機会も増える

社会人で知るお金

学生と社会人のお金の違い、そのひとつが「扱う額」ではないでしょうか。学生アルバイトでは、アルバイト先ではあまり大きな金額は扱わなかったと思います。アルバイトの種類にもよりますが、数百円から数万円程度がほとんど、10万円以上になると稀で、100万円といった桁は手にとる機会も、耳に入る機会も多くはなかったのではないでしょうか。

それが社会人になると一変します。業種、業界によっては自身の関わるプロジェクトの金額が「数千万円」や「億」であることも珍しくなく、会社の規模にもよりますが、売り上げが数千億円ということもあるでしょう。また、営業職などであれば、自身の目標売上が数百万円やそれ以上ということもあるかもしれませんね。

目標額、売上予想額の大きさに最初は戸惑うかもしれない

月間・年間の売り上げ目標では百万円、1千万円という額を当たり前のように目にするでしょうし、会議でそのような数字が飛び交うでしょう。最初は面食らうかもしれませんが、徐々に慣れていく必要があります。

また、自身に任されるお金も大きくなります。決済については先輩や部課長などの責任者が基本的に行いますが、例えば、メール等で顧客に伝える金額を、もし一桁でも間違ってしまったら…、社内のことであっても稟議書の金額、見積もり書の額は、これまで経験したことのない数字かもしれません。実際に目の前に札束がないとしても、取り扱いには慎重さが求められます。

あと、忘れてはならないのは、毎月の給料から引かれるもの。アルバイトでも引かれるものがありますが、税金や保険料は学生時代のそれと比べ、グッと増えるはずです。「数万円も。。。こんなに引かれるの!」と驚くこともあるでしょうが、そのような経験を経ることで、「経済」や「社会の仕組み」を少しずつ実感していくのかもしれませんね。

社会の仕組みを知り、自分の未来を描いていく

社会人ならではのお金の使い方

社会人になると、お金の使い方もより計画性が必要になってきます。「人生設計」というと大げさかもしれませんが、「マネープラン」を年を追うごとに考えるようになるでしょう。卒業後すぐではなくとも、結婚や出産・育児、自動車やマイホームの購入、親の介護などが「自分事」としてよりリアルになってきます。

そう考えると、お金も計画的に使い、いざという時の備え(貯金)が大切です。学生時代は趣味や交際費など比較的自由にお金を使えたかもしれませんが、社会人になったらそうはいかなくなる可能性が高いということを知る必要があります。

結婚、出産、マイホームなど人生設計をしていくとよりお金の重要性は見えてくるが…

もちろん、過剰にセーブするのではなく節度が大切ということです。抑えすぎることで人生が窮屈になってしまっては意味がありません。社会人になることをきっかけとして、今までのお金の使い方を見直し、今後の社会人生活に必要なコスト、生きたお金の使い方について考えてみることが大切です。

それは例えば、自身の成長のための投資(自己啓発や仕事に関する通信講座を受講したりスクールに通ったりなど)、人脈を広げるための異業種交流会への参加などかもしれません。また、学生時代とは異なる大きな金額を得るということは、今まで手に入らなかったことに手が届く、ということでもあります。

自分の成長のため、幸せのためにどう使うかは本当に自分次第

高価な物を買うにしても旅行に行くにしても、高級レストランで食事をすることも、周囲の人に贈り物をすることも、一生懸命働いた対価として自身が得たものです。後先考えずにパーっと使ってしまっては困りものですが、自身を成長させる可能性のあるものや自身が必要であると判断したものであれば、惜しまずに使うのが良いでしょうし、今までにない額を使えるようになるのも、社会人ならではだと思います。

まとめ

繰り返しになりますが、学生と社会人では、自身が手にするお金や周りで動くお金の額が大きく変わってきます。今まで以上に、慎重さや丁寧さが求められます。仕事上のお金の扱いについては、会社の信頼を損ね社会的な評価に関わる可能性もあることを心に留めておく必要があります。また、自由気ままに好きなだけ使う、という学生時代を過ごしてきた方は、同じようにはできなくなってくるかもしれません。

“社会人として”意識を持つことは大切ですが、変に構えたり、急に出費や行動を控えたりするのではなく、今まで以上に「生きたお金の使い方」を意識しましょう。

会社でのステップに合わせて資産形成を考えておくことも大事

「資産形成」も大切です。ただ、得る金額が多くなることで目に入るようになったもの、誘われたりする株式運用や不動産投資などは慎重に行いましょう。一方で、会社が社員向け福利厚生として行っている財形貯蓄や、保険の優遇制度などを有効活用するのも良いでしょう。初任給を手にし「さあどうしよう」ではなく、今だからできるシミュレーションです。これをきっかけに家計簿をつけ始める、お金について勉強するなど、自身のタイミングで構いません。学生時代は、実はお金の使い方について考えてみる良い時間なのです。

・時間編はこちら:知って差がつく!学生と社会人の違い『自由な時間編』

この記事を書いたライター
大橋 さやか

大橋 さやか

大学卒業後、食品メーカーに勤務し管理部門を5年経験する。 学生時代はスポーツクラブのインストラクターやバーテンダーなどを経験。 20代の長期休暇は、日本各地の神社仏閣を巡る一人旅や、友人と海外食い倒れ旅行を満喫。 得意分野は食品・生活・教育・歴史。趣味は読書、旅行。

関連記事
おすすめ記事
人気ライター
TOPへ戻る