この記事を書いたライター

あしださき

あしださき

大学卒業後、ショーモデルを目指しながら10年間にわたりファッション業界で活動。 現在は3人の子どもの母。子育てに日々奮闘しながら2015年からライターとして活動をはじめる。自身の育児経験等を綴ったコラムを3年間欠かさずに更新中。アメリカドラマ通でもあり、過去に連載記事の執筆経験あり。 得意ジャンルは育児・教育・グルメ・人生相談。

2018年10月4日

なぜ働くの??「世界は誰かの仕事でできている。」職業観をシンプルに理解するヒント

[就活豆知識]思考を整理するヒント

子どもの頃、誰しも「将来何になりたい?」と大人に聞かれたことがあるのではないでしょうか。多くの場合、どんな職業を答えても、周囲の人は笑顔になり、「えらいね」などと褒められたものです。

私はある時、3歳の息子から同じ質問をされて困ってしまいました。私はこれから、一体どんな職業に就けるだろうかと真剣に悩みました。就活を控え、同じ問いの前に立ち尽くしている学生は多いのではないでしょうか。今回はそんな皆さんと共に、「なぜ働くか?」「何のために働くか?」について考えていければと思います。

「職業観」=「働くことに対する価値観」

「あなたの職業観を教えてください」という問いに対する答えは、就活をする上でまず明確にしておきたい項目のひとつでしょう。書類選考においても面接でも頻出の質問であるということは、すなわち、採用側はこれを手がかりにしてその人物をよく理解しようと考えているからです。

あなたにとっての職業に抱く一定の観念は?

そもそも、“職業観”とは何を意味しているのでしょうか。辞書によれば、“職業に対していだく一定の観念”と表されています。広い意味では、職業観とは「働くことに対する価値観」とも言い換えられます。そこを一段掘り下げると「なぜ働くのか」という最初の疑問にたどり着きます。

これを自分に問いかける時期は、本格的な就活を始める前にしてください。すでに企業の面接を受け、その結果が思わしくないという段階で、「あぁ、なぜ働く必要があるのだろう?」と考えると、現実逃避を助長してしまう恐れがあります。その点に留意してくださいね。

[就活豆知識]「働く理由」を探す

働くことに対する価値観ってなんだろう

「働く理由」を探す作業が、自己理解を深める手助けに

これから一般的な4つの回答を例に挙げていきます。あなたにとって、1番考えが近いものは何か、考えてみましょう。就活の要となるヒントを見つけ出し、自己理解に役立つ作業です。

質問:1~4のうちあなたが働く理由になりそうなものはどれですか?

回答:
1. 仕事を通して成長できる
2. 昇格・昇進すれば、周囲から評価される
3. 働くことでより一層、自分のプライベートライフを充実させることができる
4. 生活を維持できる

自己理解を深めるには何より自分をまずは知ることから

「1」の仕事を通して成長できると考える人は、仕事そのものが自己実現につながる可能性を秘めています。それはある意味とても幸運な事だと思います。

「2」の昇格・昇進を目指して働く人は、わかりやすく自分を評価し認めてもらえることでモチベーションが上がる人です。こちらも将来的に自己実現へとつながっていくと考えられます。

「3」の自分のプライベートライフ充実のために働くという人は、「オン」「オフ」のメリハリをつけ、仕事によって収入を得ると「オフ」がより良いものになると考えます。仕事に対しては感情に流されず現実的に考えられる人です。

「4」の働く理由が「生活費」のためという人は、「なぜ働くのか」という入口ですでに迷子になりかけている状態だと思います。視点を変え「何のために働くのか」というアプローチで考えを整理するほうが良いかもしれません。

原点回帰で、「仕事」と「社会」を改めて考える

原点回帰で自分の進むべき方向を確かめる

仕事とは、自分が働くことで生み出した価値を誰かに提供することです。原理的には、自分が働くと必ず「誰か」の役に立っています。実感しにくい点がネックなのですが…。

それを理解しやすくするため、「働かない」ということについて考えていきましょう。試しに、この世から全ての仕事がなくなることを想像してみます。人が働かない世界では、働く意味なんて考えなくても良いので楽でしょうか?

今この世界にある全てのサービスは消えますので、お金は必要ありません。しかし、人は生きるために食べものを狩りに出たり水を汲んだり、そういう原始生活を始めます。時が経つうち、完全なる自給自足よりタスクを誰かと分担すれば効率が良いと考え、実行する。それが仕事のはじまりです。例えば、釣りが得意な者が釣りをし、料理が得意な者が料理をするなど。

こうして誰かの仕事によって自分の生活は支えられ、逆に自分の仕事も誰かを支える。すべての仕事を無に戻すところを想像してみると、仕事の意味って理解しやすくなりませんか?

[就活豆知識]原点回帰

社会は誰かの仕事が誰かの役に立っている

『世界は誰かの仕事でできている。』に心揺さぶられる人々の心理

缶コーヒーのジョージアのCMでおなじみのキャッチコピー「世界は誰かの仕事でできている。」は有名ですね。ここに込められているメッセージは、働く人々の心に強く残り、「励まされた」や「これを見て今日も仕事を頑張ろうと思った」という声が挙がっています。

人は「何のために働くのか」と考えたとき、ひとつは間違いなく「社会(世界)のため」であると思います。綺麗ごとではなく、自分の仕事が誰かを幸せにできるし社会を支える力があるのは間違いないからです。

そういう自覚をもって、その先は「誰を」「どのように」喜ばせたいか? という自分への問いかけに生かしてみてほしいと思います。

人は誰かの役に立つことをして、その結果、喜ばれると嬉しいものです。一見、仕事とは常に「相手」へ向かって行われているようで、実はその結果「相手」も「自分」も嬉しいし幸せだと感じられる、ポジティブな活動ではないでしょうか。

シゴトは誰かのために役立つもの

「仕事を通じて自己実現する」という言葉がありますが、ご自身がこれから就職しようとする企業の理念やビジョンにそって仕事をしていく中で、「相手」を喜ばせられることを「仕事における自己実現」と考えると腑に落ちると思うのです。

まとめ

人工知能(AI)技術の進歩によって、今後「仕事」というものがすごいスピードで様変わりしていくことが予想されます。「なぜ働くか」「何のために働くのか」を考えていく中で、自分がどう「生きたいか」について考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。時代の流れが自分の現在の立ち位置を奪っていくとしても、生き方についてのビジョンがあれば新しい仕事で自分には何ができるか、という考え方ができるはずです。

こちらの記事もチェック!
経営者の考え方と理念
この記事を書いたライター
あしださき

あしださき

大学卒業後、ショーモデルを目指しながら10年間にわたりファッション業界で活動。 現在は3人の子どもの母。子育てに日々奮闘しながら2015年からライターとして活動をはじめる。自身の育児経験等を綴ったコラムを3年間欠かさずに更新中。アメリカドラマ通でもあり、過去に連載記事の執筆経験あり。 得意ジャンルは育児・教育・グルメ・人生相談。

関連記事
おすすめ記事
人気ライター
TOPへ戻る