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ポメラニアン高橋

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東京から岐阜県に移住してきたフリーライター型ポメラニアン。 ご依頼はこちら→pomehashi@gmail.com

2019年9月13日

ゲーム業界で働く職業とは?東京ゲームショウでチェックしたいゲーム関連の仕事10選

ゲームプレイ

“ゲーマーの祭典”といえる「東京ゲームショウ2019」の開催が近づいてきました。日本国内でも「e-Sports(エレクトリック・スポーツ)」の周知が進むなど、今やたくさんのメディアがゲーム業界の動向に注目しています。そこで今回は、ゲーム業界に携わる職種と主な業務内容、平均年収についてご紹介しましょう。

なお、各職種の平均年収は企業によって振れ幅が大きいため、本記事では「一般財団法人 デジタルコンテンツ協会」が平成22年にリリースした「デジタルコンテンツ制作の先端技術応用に関する調査研究 報告書」を元に紹介していきます。年収に関しては、あくまでも参考程度にご覧ください。

ゲームの仕事1 ゲーム開発の指揮を執る「企画・管理職」

ゲーム開発の指揮を執る「企画・管理職」

ゲーム開発の中心的ポジション

まずはゲーム開発の指揮を執る企画・管理職からご紹介します。企画・管理職には主に「プロデューサー」「ディレクター」「プランナー」の3つの職種があり、ゲーム開発の中心を担っています。

ゲームプロデューサー

ゲームプロデューサー

ゲームクリエイター憧れの職

ゲームプロデューサーは、ゲーム開発全体のプロジェクトを統括する総責任者です。スケジュール管理から人員編成、開発費の調達および販売促進活動など、ゲーム開発・販売に関するあらゆる業務に携わります。

一般的には、ディレクターなどの現場責任経験を積んでからプロデューサーにキャリアアップし、第一線で活躍する人が多く見られます。

ゲームプロデューサーの平均年収は、ゲーム関連の職種においては最も高額といわれています。大型タイトルのプロジェクトを任された場合、年収1,000万円を超える人も少なくありません。

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とても夢のある職種ですが、その分だけ求められる知識・スキル・経験のハードルが高いのも事実です。

またゲームプロデューサーは、開発プロジェクトのリーダー的存在です。予算やリソース配分など、さまざまな制約がある中で、クリエイター達の能力を存分に引き出せなければなりません。

よって、スタッフを的確に配置・指示するゼネラリストとしての能力が求められるでしょう。ゲーム系クリエイターにとっては、憧れの存在といえる職種です。

ゲームディレクター

ゲームディレクター

現場を司るリーダー的ポジション

ゲームディレクターは、開発現場におけるクリエイター達のまとめ役です。ゲームプランナーが作成した仕様書を元に、現場で指揮を取ったり、プロジェクトの進捗管理を行ったりします。

リーダー的なスキルに加え、マネタイズ視点やビジネス視点で物事を考え、実践する力も必要になるでしょう。

プロデューサー同様、スタッフに的確な指示を出す能力が求められます。同時にスタッフをまとめる調整役でもあるため、強靱な精神力が求められる職種です。

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また今日では、PR活動の一環で表舞台に立つディレクターも増えました。WEB・雑誌のインタビュー取材を受けたり、YouTubeなどでライブ配信を行ったりして、自身が携わるゲームの魅力を広めています。

ゲームプランナー

ゲームプランナー

ゲームの“設計図”を作るのが仕事

ゲームの概要や制作手順を「プランニング(企画立案)」する職種です。プロデューサーやディレクターと企画の擦り合わせを行いつつ、ゲームの詳細をまとめた仕様書を作成します。

現場で働くプログラマーやデザイナーは、プランナーによる仕様書を元に開発を進めるのです。仕事はプランニングだけに留まらず、企画の実現可能性を検証したり、開発後のテストプレイやデータ集計・分析を任されたりもします。

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ここまでプロデューサー・ディレクター・プランナーといった3種類の企画職を紹介しましたが、どれにおいても重視されるのが「ゲームの売上」です。

売上が評価軸であり、キャリアアップに必要不可欠な要素となります。ゲーム開発の“花形”といえる職種ですので、その座を狙うライバルは少なくないでしょう。

ゲームの仕事2 企画を形にするクリエイター集団「開発職」

企画を形にするクリエイター集団「開発職」

一人ひとりがゲーム開発のスペシャリスト

次に、プログラミングからグラフィックデザインまで、現場で活躍する開発職についてご紹介します。専門スキルを活かして実際にゲームを作り上げるクリエイター集団です。

ゲームシナリオライター

ゲームシナリオライター

企画段階から参加するシナリオライターも

ゲームのストーリーや展開を作成するライター職です。登場キャラクターの設定やお互いの関係性、プレイヤーを引き込むストーリー展開など、ゲームの世界観を構築する重要なポジションといえます。ライターの腕の良し悪しが、ゲームの売り上げを左右するといっても過言ではありません。

会社に所属して活躍しているシナリオライターもいますが、近年はフリーランスの人気ライターを起用するケースが増えており、その場合は平均年収も大きく変動します。

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なお、これまでディレクターやプランナーがシナリオ制作を兼任するケースが多く見られましたが、今日では専任のシナリオライターを配置するプロジェクトが増えています。

ゲームプログラマー

ゲームプログラマー

全ての“動き”をプログラミングする

プランナーが作成した仕様書に基づいて、ゲームが仕様通り動くようプログラミングする職種です。キャラクターの動作はもちろん、システム構築からBGMなどのサウンド設定まで、全ての動作をプログラムします。

2019年現在、コンシューマーゲーム(PS4やNintendo Switchなど)の開発には「C++」が、ソーシャルゲームには「C#」を用いる傾向にあるようです。これからゲームプログラマーを目指す場合、上記2言語の習得を選択肢に入れるとよいかもしれません。

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グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナー

ゲームの世界観をデザイン

ゲーム業界におけるグラフィックデザイナーは、登場キャラクターや背景、アイテムなどの2D・3Dグラフィックを手がける職種です。年収はゲーム内の「何をデザインするか」によって変わってきます。

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グラフィックデザイナーと一括りにしても、仕事内容は人それぞれです。例えば、3Dのゲームグラフィックは制作工程が多く、複数人のチームを組むのが基本となります。

「キャラクターモデリング」や「モーションデザイン」など、各グラフィック担当による成果物を組み合わせ、初めて立体的な動き・演出が得られるわけです。よってデザイン力だけでなく、チームワークも重視される職種といえるでしょう。

サウンドクリエイター

サウンドクリエイター

ゲーム内のあらゆる音をクリエイト

ゲームを盛り上げるBGMやSE(効果音)、環境音を制作する職種です。会社所属のクリエイターに加え、フリーランスの音楽家やアーティストを起用するケースもあります。

フィールド音楽などのBGMはもちろん、ボタンのクリック音やモンスターの泣き声、必殺技の効果音なども手がけます。例えば、「株式会社カプコン」のヒット作である「モンスターハンター」に登場するモンスターも、人間の声を加工しているのは有名な話です。

会社所属とフリーランスで年収が変わってきますのが、平均年収は高めといえそうです。

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ゲームテスター

ゲームテスター

ゲーム業界における“縁の下の力持ち”

開発中のゲームが仕様通り動くか、発売前にテストプレイする職種です。またの名を「デバッガー」といい、ゲーム制作会社においては、品質管理部門に所属することになります。

主な仕事は、ゲームプレイに支障をきたす“バグ(不具合)”を見つけること。フィールドマップを隅々まで歩き動作確認するなど、非常に根気が求められる職種です。

ゲームテスターなくしてゲームは完成しないため、開発現場の“縁の下の力持ち”のような存在といえるでしょう。なお、ゲームテスターの平均年収は、150〜400万円と幅があるようです。アルバイトでの採用が多く見られます。

ゲームの仕事3 プレイすることで収入を得る「プロゲーマー」

プレイすることで収入を得る「プロゲーマー」

華麗なテクニックでファンを魅了

最後は、「e-Sports」のプレイヤーやゲームキャスターなど、ゲームをプレイして収入を得るプロゲーマーについてご紹介します。

プロゲーマー(e-Sports)

プロゲーマー(e-Sports)

ゲームを生業とする新時代のアスリート達

プロフェッショナルゲーマー(以降、プロゲーマー)は、「e-Sports」などのゲーム大会で得た賞金や、スポンサー企業による支援を受けて活動する人達のことです。日本で認知されたのはここ数年ですが、「e-Sports」が盛んな欧米や韓国では、10年以上前からプロゲーマーが存在していました。

2019年現在、「e-Sprots」の競技人口は1億3,000万人といわれます。その内、「JeSU(日本eスポーツ連合)」が発行するプロゲーマーライセンスを取得した日本人は、120人です。

ほとんどのプロゲーマーが年収を公開していませんが、世界で活躍するトッププレイヤーと他のプロゲーマーには、数千万円以上の収入差があるといわれます。

まだまだ日本では少ないプロゲーマーですが、「e-Sprots」の浸透とともに“ゲームで稼ぐ人”が増えるのは、ほぼ確実でしょう。

ゲームキャスター

ゲーム実況者

ゲームの魅力を広める伝道師

ゲームキャスターは「e-Sprots」の大会などで試合をわかりやすく解説しながら観客や視聴者を盛り上げる職業です。

「Youtube」や「ニコニコ動画」だけで活動する「ゲームキャスター」おり、ネット社会だからこそ誕生した「ゲームの仕事」。ゲームキャスターの主な収入源は、動画投稿サイトにおけるインストリーム広告・オーバーレイ広告などの表示です。

知名度の高いキャスターになると、新作タイトルのテストプレイといった企業案件で報酬を得る人もいます。参入の敷居が低く、中学生や高校生の人気ゲームキャスターもいるほどです。

ゲームキャスターの年収はピンキリですが、人気を得られれば高額な報酬を受け取ることも夢ではなりません。

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ゲームを仕事に。ゲーム業界で働くためには

自分の“好き”を仕事にしよう

これからゲーム業界で働きたいなら、ゲームクリエイターを目指せる大学・短大・専門学校に通うのが一般的。しかし、専攻が異なっても新卒採用に積極的な企業はありますし、フリーランスで開発プロジェクトに参加できるケースだって少なくありません。

またプロゲーマーのように、ゲームで生計を立てる人も増えています。さまざまな形で、ゲームの仕事に就ける時代がすぐそこにきているのです。

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