この記事を書いたライター

あしださき

あしださき

大学卒業後、ショーモデルを目指しながら10年間にわたりファッション業界で活動。 現在は3人の子どもの母。子育てに日々奮闘しながら2015年からライターとして活動をはじめる。自身の育児経験等を綴ったコラムを3年間欠かさずに更新中。アメリカドラマ通でもあり、過去に連載記事の執筆経験あり。 得意ジャンルは育児・教育・グルメ・人生相談。

2019年12月27日

失敗を不安に思ってる? 仕事でやってもいい失敗と、絶対にダメな失敗

失敗はそれ自体が問題であるというよりは、「失敗に気づいた時の対応がどうであるか」の方にその重要性があると思います。また「失敗と成功は同じ直線上に存在する」という考え方もあります。

社会人になるのが何となく怖い、失敗して迷惑をかけないためにはどうすればよいか、と考えてしまうなら、今日から少し視点を変えてみませんか?

この記事のポイント
  • ①失敗するのは当たり前。でも利益を追求する企業で、失敗は誰のメリットになるの? 実はあなたを指導する先輩社員の成長に。
  • ②絶対やってはいけない失敗の“パターン”って? 失敗しても慌てず騒がず、コレを思い出して冷静に対応すれば大丈夫!
  • ③失敗を経験とし、次の仕事に生かして成長すること。社会人は失敗の経験値によりレベルアップする。

「失敗しない人材が欲しい」は間違い

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自分には痛恨の失敗でも、実は「想定内」?

企業は何故、新卒を採用するのでしょうか。採用活動に莫大なコストをかけてまで、新卒にこだわる理由とは?

その問いに対する答えは実にシンプルです。やはりこれからの事業を支える人材・自社を継いでくれる可能性のある人物を仲間として迎え、育てていきたいと考えているからではないでしょうか。つまり将来の経営・企業の継続的な発展を見据えているからに他なりません。

企業も短期的な視点で、目先の失敗をとやかく言うほど暇ではありません。そもそも失敗しない人材が欲しいならば新卒ではなく、優秀な中途の人材の採用にフォーカスし、そちらに力を入れるはず。新卒として採用されたあなたが、もし働く前から失敗してしまうことを恐れているとしたら、“その必要なし”とまず言っておきましょう。

失敗は「おいしい」シチュエーション

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後輩の失敗は、実は先輩社員にも成長のチャンス

企業は人を育てていく。それはまさに私の稼業である「母」の役割に通じるものがあると感じます。企業はあなたたち新卒の人材を、大きく手を広げて受け止めようとしています。まさに「母の愛は海より深し」とでも申しましょうか。

しかしながら無償の愛とまではいきません。企業は利益を追求していく組織ですから、新卒の教育をしていく過程でも何かしらのメリットを得るように計算されているものなのです。それは一体どういうことでしょうか?

新人であるあなた方を教育するのは先輩社員ですが、彼ら指導側も新人教育を通じて成長していくことができるのです。よく言われることですが、「教える側の人間が、最も成長できる」というわけです。ですから、新人の失敗は指導係である社員の絶好のロールプレイングであり、むしろ歓迎されるものと考えても良いくらい。

従って、失敗を恐れて消極的になることはやめましょう。それはあなただけでなく指導係の先輩社員にとっても「育成力」を養う絶好のチャンスを逃してしまいかねません。

ダメな失敗パターンを知ろう

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失敗するのは悪くない。やってはいけない“失敗のパターン”とは

先ほど、母が子を育てていくことと、企業が新人を育てていくことが似ているということについて触れました。

当然ですが、オギャーとこの世に生まれ落ちたわが子は本当に何もわからない状態です。成長していく過程では驚くような失敗を繰り返します。それを母が受け止め、道を示し、徐々に子どもも自分の失敗について認識ができるまでになります。

筆者には5歳から12歳まで3人の子どもがいますが、私は彼らを育てながら、「これ、やっちゃダメなやつ」という“失敗の仕方”があることに気がつきました。

失敗を隠すと大事になることも

12歳の娘の失敗を例に挙げて説明します。

例1:失敗を隠す、ごまかす

ある日、塾の帰宅時間が大幅に遅れたことが心配で「どうかした?」と家でヒアリングしたにも関わらず「別に。先生の話が超長かったから」との答え。その直後、自宅の電話が鳴り塾の担任から親もお叱りを受けました。そして「今日帰宅が遅かったのは、怒られて居残りを命じたられから」という事実が発覚したのでした。

なぜ、始めに「どうしたの?」と聞かれた時に自分の失敗を正直に告白できなかったのでしょう。お叱りの内容はともかく、「実はこういうことがあった」と言うチャンスを逃したばかりか、ごまかして済まそうと目論んだことまでわかってしまったのです。

失敗はそれ自体がたいしたことがない場合でも、初動を間違えるととんでもない大問題に発展してしまうことがあるため要注意、という事がおわかりいただけましたか?

待っていました!こういう失敗

失敗も正直に打ち開けることが大切

一方、失敗した後の対応次第では、とても印象が良いばかりか成長の一助になりうるケースもあります。

例2:正直・謙虚・客観的な「失敗の報告」

これは、9歳の長男が実際にしたことです。学校で「明日はテストをやります」と言われたが、「面倒くさいから」ときちんとした対策をしませんでした。母がやるようにすすめたワークブックもやらずに翌日のテストに臨み、結果は散々なものでした。

長男は、帰宅して開口一番に「やはりママの言うことを聞いておけばよかった」「テストにワークの範囲が出ていたのに答えられなかったのは、自分が怠けたせいだと思う」と謝っていました。それから答案をすぐに見せてくれましたが、やはり結果は良いものではありませんでした。

謙虚な姿勢は周りからも協力を得やすい

それは「失敗」だったかもしれませんが、長男のケースでは例1と異なり以下のポイントが優秀だったと思います。

・謙虚な姿勢で謝る
・失敗の原因について自己分析ができていた
・「アドバイスを聞くべきだった」という相手への配慮もあった

こちらとしても、そのような態度で謝っている姿を見たら、「では、今後は同じような失敗しないためにもっと協力したい」という気持ちになり、怒る余地などまったくありませんでした。

仕事上での失敗でもやはり1に正直、2に謙虚、3に客観的姿勢はとても重要です。普段からこのようなマインドを持って仕事をすることがあなたを成長させ、周囲からの「信頼」につながります。そして、信頼があれば、ピンチの際に周囲から「協力」を得られるはずです。

【まとめ】成長につながる失敗は、恐れなくていい

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失敗を恐れて経験値を詰めないのは、もったいない

熾烈な受験戦争の果てに“失敗”=“先へ進めない”というシンプルで残酷な世界に慣れすぎてしまったのが「大学生」なのかもしれません。住み慣れた世界(学生)から社会へ飛び出すには、その殻を破って羽化するしかありません。

具体的には、新人であるうちに数多く失敗し、それを次の仕事に生かすことです。その繰り返しが社会人としてのレベルを上げてくれると信じてみましょう。

責任感の強い人は、自分のミスが周囲に迷惑を掛けてしまうことに心を痛めるでしょう。しかし長い目で見て、あなたの成長の一助になると思えば、上の人々はその失敗を自らの責任においてしっかりカバーしてくれます。

決してあなたのキャリアは傷つきませんので、安心して失敗してください。

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大学卒業後、ショーモデルを目指しながら10年間にわたりファッション業界で活動。 現在は3人の子どもの母。子育てに日々奮闘しながら2015年からライターとして活動をはじめる。自身の育児経験等を綴ったコラムを3年間欠かさずに更新中。アメリカドラマ通でもあり、過去に連載記事の執筆経験あり。 得意ジャンルは育児・教育・グルメ・人生相談。

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