この記事を書いたライター

伊藤璃帆子

伊藤璃帆子

芸術大学で美術、写真を学び、ITマーケティング会社を経て、独立。現在フリーでライター、編集、撮影、イラスト、フードスタイリングなどを手掛ける。

2020年2月10日

今からでも間に合う!2021卒の就活 情報解禁直前の準備はこう動く

3月から就職活動が一斉に始まります。すでにインターンシップなどで企業と接触している方も、本格的に就職活動を始めるのはこれからという方も、事前準備に時間を使えるのは2月が最後です。選考情報解禁と同時に走り出せるように、今のうちにやっておくべき準備のポイントをお伝えします。

情報解禁前にやること① 就活全体の流れを把握しよう

みんな初めての就活。不安ですよね

情報解禁前に、就職活動全体の流れを把握しておきましょう。どのタイミングで何をすべきかを知っておけば、焦らずに就活を進めることができます。

2月までに自己分析と業界研究を

情報解禁前のこの時期には、自己分析や業界研究を行います。「自分はこれまでどんな人生を送ってきたのか」「どんなことが楽しかったのか」など、自分自身を掘り下げて、特徴的な性格や強み、弱みを言語化しましょう。

自分の性格や特徴がわかれば、チャレンジしてみたい仕事や向いている職務も見えてくるので、就活の方向性を定めるうえで欠かすことのできないプロセスです。

情報解禁は3月1日

マイナビやリクナビといった就職情報サイトで、採用情報が一斉に解禁されるのは3月1日です。就活開始から内定までの流れは各社で異なりますが、おおむね次のような流れで進んで行きます。

就職情報サイトや合同企業説明会などで気になる企業にエントリー

企業が開催している個別説明会や会社見学などのイベントに参加

筆記試験や適性テスト、複数回の面接を受ける

6月以降に内々定の通知を受ける

現在、政府主導で進めるスケジュールでは、広報情報解禁が3月、面接などの採用活動解禁が6月となっています。しかし、実際には6月以前に、イベントや先輩社員との面談をきっかけに、水面下での選考活動は進んでいると考えておいたほうがよさそうです。社員との座談会や質問会など、選考とは関係がなさそうなイベントであっても、一種の面接というくらいの心構えで臨む姿勢が必要です。

情報解禁前にやること② 就活の自己分析を効率的に行おう

意外と自分のことってわからないものです

就活では、自己分析が大切です。就職情報サイトの広報情報が解禁される3月以降は、企業探しや説明会に時間が費やされます。ですから自己分析はそれ以前の早い段階で済ませておきましょう。

どうして自己分析をするの?

自己分析の結果は、「どんな仕事に就きたいのか?」「どんな会社に向いているのか?」など就職活動を行う上での指針になります。

そして、エントリーシートの記入や面接で必ず問われる自己PRの場面でも活用できます。面接官に自己PRを行う際は、自分自身で強みや弱みをあらかじめまとめておかなくては話すことができません。このベースになるのが自己分析で抽出される情報です。

自己分析は自分で行うことも可能

自己分析のやり方はさまざまな方法があります。自分でできる一般的な方法として挙げられるのは、幼少期から現在までの自分自身を振り返って特徴的だったエピソードを書き出す「自分史」の作成です。どのような経験が今の自分を作り出したのか、また今の価値基準ができるまでの背景などを書き出していきます。

ポイントがあります。自分のことは一番自分がよくわかっているように思いがちですが、案外自分には見えない部分もたくさんあるものです。家族や友人、アルバイト先の先輩など複数の立場、目線で意見をもらいましょう。

無料の自己分析ツールも活用しましょう

自己分析におすすめのツールは?

自己分析を行う時間が取りづらいという方には、無料ツールも数多くあります。
たとえば、マイナビの「適職診断MATCH」やリクナビの「リクナビ診断」は会員登録後無料で受けることが可能です。自分自身の強みや弱みの分析に加えて、適性のある職種や向いている業界もアウトプットされるため、効率的に自己分析することができます。

また自己分析アプリもあるので、移動時間試してみてもいいかもしれません。

こうしたツールを使った客観的データと自分で作成した「自分史」を合わせることで、情報に厚みを持たせることができます。強みや弱みを話す際に、具体的なエピソードや理由まで明確に説明できれば、採用担当の理解が進み、説得力が増します。客観的な分析と主観的な分析の両面からの自己分析をおすすめします。

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情報解禁前にやること③ 就活にかかせない業界研究をしよう

業界研究って何をするの?

情報解禁直前の就活で自己分析のあとにすることは、業界研究です。ポイントを3つに分けてご紹介します。

①業界の全体像に注目する

学生の間、身近にある企業は小売、エンタメ、レジャー、アミューズメントなどのBtoC(Business to Consumer)と言われる対消費者向けのビジネスを行なっている企業がほとんどではないでしょうか。

しかし世の中にはBtoB(Business to Business)という対企業相手にビジネスを行なう形態もあるなど、業界は多岐に渡ります。まずは、世の中にある業界を理解するところからからはじめて視野を広げましょう。

②業界の構造に注目する

選択肢は業界だけでなく構造まで掘り下げましょう

ひとつの業界の中にもたくさんのカテゴリが存在します。興味のある業界があったらその構造について知識を深めていきましょう。

たとえば、不動産業界なら企画開発を行うデベロッパー系企業、実際に建物を建てるゼネコンやハウスメーカー、家やマンションを販売、賃貸を行う流通系企業、さらに管理やメンテナンスを行う管理系企業など。職務の領域は大きく異なり、仕事に応じて職種も変わります。

業界内でどのような職種があるのか、それらの業務がどのように結びついているのか関係性を把握することでより深い理解につながります。

③業界の安定性・成長性に注目する

業界によって、将来の成長性や安定性も異なります。仕事は基本的に長く付き合っていくものです。今だけの情報ではなく、これまでの成長率や将来の見通しなどを把握して、中長期的に考えることが大切です。今後伸びていく業界に焦点を絞って就活を進めてもよいでしょう。

なお、これらの情報を収集する際は特定の企業が公開している情報だけではなく、業界地図など客観的な評価データを複数参考にすることでより客観性の高い情報を得ることができます。

情報解禁前にやること④ インターンシップやOB・OG訪問で就活を有利に進めよう

OBOG訪問で現場の生の声を聞いてみよう

就職サイトや説明会での情報だけでは企業の情報は限定的です。実際にどんな社員が働いているのか、具体的にはどんな仕事を行うのかをできるだけ知っておきたいですよね。そんなときに有効なのが、インターンシップやOB・OG訪問です。自分の目で職場を観察したり、働いている社員からリアルな情報を得ることで、入社後のイメージがしやすくなります。

インターンシップやOB・OG訪問を行えば、企業との接触回数が増えます。自分自身が企業理解を進められるだけでなく、企業側にも理解が進んでいる、興味を持っている就活生であるという印象を与えることができます。当然企業側も自社のことをよく知っている人に入社してもらいたいという思いがあるため、接触回数が多い学生は有利に働く可能性があります。

このように参加必須の説明会や面接とは異なる任意参加のイベントや社員とのコミュニケーションは、就活を有利に進めることができる絶好の機会です。インターンシップ実施している企業は今の時期ならまだありますので、ぜひアクションを起こしてみてください。

情報解禁直前の今からでも大丈夫!就活を楽しみましょう

就活tips-情報解禁直前の準備

就活は大変だけども楽しいこともありますよ!

就活は、日頃見ることのできない企業の裏側や、おもしろいエピソードに触れることができる貴重な機会です。また、自己分析や面接を通し、自分自身と深く向き合う時間とも言えます。

これほどまとまった時間を使って、自分と向き合う経験はほかにはないのではないでしょうか。
何も用意していないという方へ! 今からでも間に合います。ぜひ、情報解禁前に、自己分析や業界研究に取り組んでみてください。

大変な側面もありますが、新卒入社は人生で1回きり。内定を獲得するまではさまざまなプレッシャーを感じることになると思いますが、この機会を大切にして就活を楽しんで進めていきましょう。

出典:2021年卒の就活スケジュール-マイナビ
出典:効率的な自己分析の方法-マイナビ
出典:3つのポイントで効率的な業界研究のやり方と手段を知る-マイナビ
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伊藤璃帆子

伊藤璃帆子

芸術大学で美術、写真を学び、ITマーケティング会社を経て、独立。現在フリーでライター、編集、撮影、イラスト、フードスタイリングなどを手掛ける。

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