この記事を書いたライター

伊藤璃帆子

伊藤璃帆子

芸術大学で美術、写真を学び、ITマーケティング会社を経て、独立。現在フリーでライター、編集、撮影、イラスト、フードスタイリングなどを手掛ける。

2020年3月3日

社会人1年目で貯金も夢じゃない!入社前から始める節約術

もう少しで社会人1年目がスタートです。就職先が決まり入社するまでの時間は、社会に出る前の貴重な時間です。友人との海外旅行や新居のインテリア計画など、今しかできないことを楽しむのも大切ですが、とくに、これから新たに一人暮らしを始めるという方にとって、入社前のこの期間にぜひ着手しておきたいのが、社会人になってからの金銭管理や貯金のこと。忙しい日々のなかで後まわしにならないように、今回は入社前から始める節約術についてご紹介します。

社会人1年目は節約の下準備が大切

社会人1年生から貯金を心がけましょう

節約は、ただ何となく気をつけるだけではなかなか結果に結びつきません。とくに社会人1年目は慣れない初仕事に奔走して時間がないうえに、何かと出費がかさみます。自分の力で稼いだお金をしっかり管理するために、今のうちに下準備をしておきましょう。

目的を持って貯金しよう

社会人1年目は、まずお金をためる目的を考えることから始めてみましょう。「来年は海外旅行に行く」「○年後に車を買う」など、どんなことでもかまいません。いつまでに、いくらためる必要があるのか逆算し、月々の貯金額を先に決めてしまうことが確実にお金をためるポイントです。

目的がない人は、少額でもいいので一定の金額を毎月貯金する習慣を。少額でも、いざやりたいことができたときの助けになりますし、貯金の習慣が身についているか否かで普段のお金の使い方に大きな差がつきます。

「入社後数か月は様子を見ながら」「残ったら貯金する」といった感覚ではお金はなかなかたまりません。初めて振り込まれたお給料をスタート地点に、やる気をだして取り組んでみてください。会社の財形貯蓄制度や貯金用口座への自動振込設定をはじめ、貯金に役立つ仕組みの下調べもこの時期に済ませておくと、スムーズに貯金生活を始めることができます。

入社前にメインバンクを決める

預金先をしっかり選ぶことも重要なポイント!

給料の振込先銀行が会社で決められている場合もありますが、自分で決められる場合は給与振込特典がある銀行をチェックしてみてください。給与振込口座に設定するだけで、ポイント還元や割引などをしてもらえる銀行もあります。

また、社会人1年目は生活リズムや支出のイメージができていない人も多いでしょうから、帰宅が遅くなったり、急な出費の発生を想定し、コンビニのATM手数料は24時間無料を前提に選びましょう。メインバンク以外の金融機関へ振込む際に無料になる回数も銀行選びのポイントのひとつです。これらの方法で節約できるお金はわずかではありますが、塵も積もれば山となります。普段から意識して行動することが大切です。

口座開設には時間も手間もかかるため、入社前に着手して賢い選択を。

公共料金もお得に支払う

公共料金や通信費をはじめ月々の支払いがあるものは、支払い方法によって節約につながる場合があります。固定費の節約のためにも、お得な支払い方法を選択しましょう。口座振替による割引やクレジットカード払いによるポイント付与は、年間で考えるとそれなりの金額になりますよ。

入社前に引っ越しをする方は公共料金や通信費は吟味してすぐに申し込みをするようにしましょう。電気やガス、水道といった引越しの際に必要な手続きを一括して行えるサービスもあります。面倒な手続きや払い込みに行く手間は極力減らし、限られた時間を効率よく使うためにも役立ちます。

社会人1年目の金欠はこう防ぐ

ランチのお誘いが痛い出費に!

仕事に必要なものを揃えたり、同期入社の仲間や先輩たちとランチへ出かけたりと、思わぬ出費が重なり生活費を圧迫してしまうことも社会人1年生からよく聞く悩みです。これを予防するためには、ちょっとした習慣の見直しがジワジワと効果を発揮します。

ランチ前のコンビニATMにご注意!

ランチや飲み会に誘われたときに持ち合わせがなく、立ち寄ったコンビニATMで「ついでだから」と多めに現金を引き出してしまうのはNG! お金がたまらない社会人によくある習慣です。無駄遣いしないようにと所持金を減らしても、細々と貯金を引き出してしまっては意味がありません。また月に使った金額が把握できなくなり管理しにくくなります。給料が入ったら使う用途ごとに金額をあらかじめ決めるようにして、ATMのことは忘れましょう。

社会人1年目でなくとも悩ましい出費のひとつが、同僚からのランチのお誘い。お弁当で節約するのであれば、初めから周りにもそのことを伝えておき「お弁当持参の人」と認識してもらうことでランチの誘いはなくなります。ただ、同期や先輩社員とランチをすることで交流が深まり、仕事も円滑に進む可能性もあるためすべて断ってしまうのはもったいないかもしれません。

「金曜日はランチ開拓Day」といったように仲間とともにルールを決めて、周りを巻き込んでみる方法もありますよ。

参加する飲み会を厳選する

その飲み会、本当に必要?

新年度は懇親会などお酒を飲む機会が増えます。しかし、すべての飲み会に参加していてはお金が持ちません。

どうして飲み会に行く必要があるのでしょうか。仕事の延長戦として参加する目的を事前に考えておくべきです。お酒の席は、新たな交友関係を広げる場として、また仲間と本音で語り合える場としても、確かに有効です。ですが必要以上のお金をお酒の席に投じてしまいがちです。自分にとって価値がある飲み会かどうか、よく考えて参加しましょう。飲み会ひとつにしても、社会人1年目にから目的を持って参加すると有意義な時間にできますし、生きたお金の使い方を学ぶ良い機会になります。

社会人1年目の仕事着は節約重視

会社に着ていく服も上手に選んで出費を減らそう

規定がある場合を除いて「会社に何を着ていくか」は、社会人1年目にとっては大きな悩みのひとつではないでしょうか。「仕事ができる人に見られたい」「動きやすい」といったように仕事着に求める条件はさまざまだと思いますが、社会人1年目は、きちんとみられることとお金をかけないことの2つに重点を置くといいでしょう。

きちんと見られるために

身につけるもので自分らしさを表現したい人もいると思いますが、社会人1年目はマナーや清潔感がある仕事着を選びましょう。小物やヘアメイクで自分らしさを出すことは十分可能です。きちんと見られる服装を心がけることは、上司や取引先との信頼関係の構築にもつながります。

しかし、社会人1年目から高価な仕事着を用意してしまうと、出費が増えるだけではなく、職種と合わなかった場合はたんすの肥やしになってしまいます。ファッション雑誌やWebサイトで紹介している「仕事で使えるプチプラ服」などを参考に、リーズナブルかつ動きやすい万能服を選ぶようにしましょう。

仕事着の制服化がおすすめ

仕事着を定番化すれば、朝迷わなくて楽チンですよ。

少ない服を着まわしながら仕事着にして、制服化するのもおすすめです。制服化することのメリットのひとつが、無駄な出費を減らせること。ボトムスに合うトップスがないからといって、新しい服を購入する必要がありません。また、着るものを定番化することで何を着るか迷うことがなくなり、朝の時間に余裕が生まれます。社会人1年目でも朝の時間が整えば、勉強や読書、軽い運動などに使う時間が生まれ、お金だけではなく時間と心のゆとりも確保できます

【制服化の一例】
トップス(白・黒またはネイビー・ライトグレー)3着
ボトムス(黒・ネイビー・グレー)3着
ライトグレーのセットアップ 1着

トップスには清潔感のある白を最低1枚は用意し、ボトムスには汚れが気にならない濃いめの色のものを用意しましょう。これを基本に、夏はカットソー、冬はニットと、季節に応じて買い足せばOKです。商談やプレゼンの場で活躍するセットアップは、トップスの色で印象に変化をつけやすいライトグレーがおすすめです。最低限これだけあれば、1週間の着回しが可能です。

社会人1年目は公共施設を有効活用して節約を

本は買うのではなく、借りよう!

社会人1年目は、新しく覚えなければならないことに使うお金や、仕事から頭を切り離してリフレッシュしたいときの施設利用など、学生時代とは違うところに出費が増えがちになります。それらに本当にお金を使う意味があるか、お金を使わずにやりくりする方法がないかをしっかり考えて日々の出費を減らしていくことが大切です。

図書館で節約する

社会人1年目は、仕事のための参考書籍を購入する機会も多く出費も増えます。しかし、必要だからといって安易にお店で購入するのはもったいないことです。社会人1年目で必要だった本は、2年目、3年目になればだいたい不用になります。
そこで、活用してほしいのが図書館です。図書館には多様なジャンルの本があります。仕事のためにビジネス書や自己啓発本を借りるのももちろんのこと、最新号の雑誌やCDを置いている図書館も多く幅広く楽しめます。もし、目当ての書籍がなければリクエストもできますよ。

本は買うのではなく、借りる。徹底すると、かなりの節約になります。

公営のスポーツ施設で節約する

公共の施設でも十分にトレーニングできます!

働き始めたら健康管理や体型維持のために「体を動かす時間をつくりたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。仕事をバリバリとこなして、都会的で設備の整ったジムやスタジオで体をメンテナンスする。そんな生活に憧れる人もいるかもしれませんね。

しかし、社会人1年目では生活リズムがつくりづらく、「毎日通えば元がとれる」とジムに申し込んだとしても、仕事が忙しくてなかなか通えないということも起こり得ます。実際に、通える時間がいつも混雑していてリフレッシュできないという声も

そこでおすすめしたいのが、市や区のスポーツ施設です。公営といっても、マシンや器具が充実したトレーニングルームや、長さや深さの異なるレーンのある温水プールを備えている場所までさまざまです。また、ヨガやズンバ、太極拳といった女性にも嬉しいプログラムがあるかもしれませんよ。

公営施設の魅力はなんといっても利用料金が安いこと。利用時間や利用設備にもよりますが、多くの施設は1回500円程度で利用することができます。住んでいるエリアのスポーツ施設を、ぜひ一度チェックしてみてください。

まとめ:社会人1年目からお金を大切に扱う習慣を身につけましょう

周りに流されず、自分のペースでお金をやりくりしよう

社会人1年目は、生活のやりくりや、将来に向けた貯金や節約について考える始まりのタイミング。一方で、経験にお金を使うことが大切な時期でもあります。何をするにも節約ばかりを考える必要はありませんが、自分で働いて稼いだお金をどのように使うかは日々の中で意識するようにしましょう。

この1年で身につけたお金の使い方の習慣は、この先もずっと役立ちます。逆に、いま意識しておかなければ、自分の意思が働かない周りに流されるお金の使い方が習慣化されてしまう可能性もあるのです。

これから会社から支払われるのは、頑張って働いて得たお金です。自分の意思判断でしっかり管理し、将来に役立つ運用をしていきましょう。

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伊藤璃帆子

伊藤璃帆子

芸術大学で美術、写真を学び、ITマーケティング会社を経て、独立。現在フリーでライター、編集、撮影、イラスト、フードスタイリングなどを手掛ける。

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