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みよたかこ

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人材業界で10年以上働いた経験を持つ、就職氷河期世代のライター。翻訳書出版の実績もある。現在の執筆テーマは、社会人のキャリアやスキルアップ、女性の生き方など。趣味は飲酒しながらの料理。

2021年4月5日

知っておきたいビジネス用語【マネージャー編】新社会人でも理解しておきたい用語9選

知っておきたいビジネス用語【マネージャー編】タイトルイメージ

会社のチームやプロジェクトなどでマネージャーが使うビジネス用語を理解していますか? 他人事だとだと思って聞き流していませんか? このところ、20代をマネージャーやプロジェクトリーダーに抜擢する会社が多く見られます。活躍のチャンスがいつやって来てもいいように、早めにマネージャーにまつわるビジネス用語を理解しておきましょう。

若手がマネージャーになるのは、もはや珍しくない

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20代社員をマネージャーにする会社も増えている

マネージャーになるには長い時間が必要だった時代は、変化のときを迎えつつあります。最近では、多くの会社で若手をマネージャーやプロジェクトリーダーに抜擢する傾向にあるのです。

若手にチャンスを与える会社が増えている

若手社員が多いベンチャー企業の場合は、以前から20代にマネージャーを任せるところも多いのですが、近年では大企業でも30歳前後の社員をマネージャーやプロジェクトリーダーにする企業が見られるようになりました。

たとえば、社内で企画を募集して採用された新規事業のリーダーに、企画の立案者である若手社員本人を任命するパターンです。会社は、これまでの考え方にとらわれない若手社員にリーダーを任せて、新しいアイデアが実行されるのを期待しているのです。

新社会人のあなたも、そう遠くない未来にマネージャーになるチャンスがやって来るかもしれません。

40歳前後で大企業グループの社長になる女性もいる

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抜擢されるのは「準備ができている人」です

大企業の経営者といえば50代以上の男性を思い浮かべがちですが、ユニクロのCEO・赤井田真希氏、日本アイ・ビー・エムデジタルサービスの社長・井上裕美氏はともに40歳で社長に就任しました。このように、これまでの慣習とは異なる若い人が社長にも選ばれるケースが出てきています。

自分の勤務先では40代でようやく管理職になるという人も、マネージャーにまつわるビジネス用語を早めに理解しておくに越したことはありません。マネージャーになる前でも、プロジェクトリーダーなどの役割を与えられるチャンスが突然来るかもしれないからです。そのための準備をいまからしておきましょう。

ビジネス用語【マネージャー編】:目標設定

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目標次第で、メンバーのやる気も変わる

マネージャーになると、まず自分のチームやプロジェクトの目標を考えます。仕事で目標設定をするときのビジネス用語をいくつかご紹介します。

KGI

ビジネスの最終目標です。「今年度は売り上げ1,000万円を目指す」のように、目指す売り上げや利益の額がKGIとして設定されます。Key Goal Indicatorの略でKGIと呼びます。

マネージャーは売り上げや利益に対する責任を持ちますので、KGIを設定する仕事は欠かせません

KPI

KGIを達成するために業務での目標を設定することで、Key Performance Indicatorの略になります。KPIの例としては「新規で◯社に提案する」「1日の来店客数◯人以上」といった内容です。KPIは日々の業務における目標なので、新社会人にとっても重要といえるでしょう

KPIは数字で測定ができるようにしておく必要があります。KPIを設定するだけでなく、どのように業務内容を記録し、どのように振り返るのかまで考えておきましょう。

予算

売り上げや利益、費用の計画です。売り上げや利益の目標はKGIとして設定しますが、同時に利益をしっかり出すために費用の見込みもあらかじめ決めておく必要があります。

これらのお金にまつわる計画を、ビジネス用語では予算と呼んでいます

ビジネス用語【マネージャー編】:部下・後輩育成

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メンバーの能力を伸ばすのは大事な仕事

どんなに小さなチームであっても、メンバーの育成はマネージャーの重要な仕事です。部下・後輩育成にまつわるビジネス用語を見ていきましょう。

MBO(目標管理制度)

マネージャーとメンバーとで業務目標について合意し、その目標の達成度合いで評価や給与が決まる人事制度です。日本でも多くの企業がこの制度を取り入れています。

  • 上司と部下が目標についてあらかじめ合意できているので評価にも納得しやすい
  • 目標を明確に決めてから仕事をするのでやる気を保ちやすい

などがMBOのいいところです。

OJT、Off-JT

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大企業は、社内研修制度が充実している

いずれも社員の育成を指しますが、OJTはOn-the-Job Trainingの略で、実務での先輩から後輩への指導です

Off-JTは社内研修など職場を一時的に離れて行う教育で、Off-the-Job Trainingの略となります。新社会人向けの研修はOff-JTの代表例です。いまの時期、Off-JTを受けている人も多いでしょう。一般的に、Off-JTは大企業のほうが制度として整っている傾向があります。

1on1

上司と部下が定期的に行う1対1でのミーティングです。MBOと異なり、部下の悩みや将来のキャリアといったことを相談するための場です。

1on1はマネージャーがメンバーをサポートするために行うものであり、人材育成の方法として最近注目が集まっています。

ビジネス用語【マネージャー編】:顧客との交渉・契約

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難しそうな交渉や契約をする前に、基本知識を押さえよう

仕事は顧客あってのものです。顧客との交渉や契約も多くの社会人がいつか経験します。学生にとってはなじみのないビジネス用語ですが、必要な知識として理解しておきましょう。

与信管理

取引を行う他社の経営状況を確認することです。経営状況が悪い会社と取引をしてしまうと、商品やサービスの代金を支払ってもらえないリスクがあります。このような事態が起こらないようにするためにも、与信管理はマネージャーにとって重要な業務なのです

与信管理のルールが社内にある場合も多いので、与信管理を担当するときは勤務先の社内ルールをまず確認しましょう。

NDA

日本語では「秘密保持契約」といい、取引先と仕事をする前にこの契約を結ぶ場合があります。仕事を通して知る社外秘の情報や個人情報を第三者へ知らせないと約束するものです。

最近は他社やフリーランスの人々と一緒に仕事をする場面が増えているので、NDAを結ぶ機会も多くあります。必要なビジネス用語として、覚えておきましょう

支払いサイト

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経理担当でなくとも、お金の基本は理解しよう

取引代金の締め日から実際にお金を支払うまでの期間です。たとえば2021年4月分の取引代金を「月末締め、翌月末支払い」で取引先へ請求するなら、4月1日〜4月30日に発生した取引代金を5月31日までに支払ってもらいます。

支払いサイトは会社によって希望条件が異なります。自社と取引先とで求める条件が異なれば、取引先と交渉して支払いサイトを決めます。

契約やお金にまつわるビジネス用語はとっつきにくく感じるかもしれません。ですが、一度覚えると役に立つ場面が多くありますので、がんばって理解しておきましょう

まとめ:マネージャーは遠い未来のことではない。先取りして用語を理解しておこう

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マネージャーはさまざまな知識が必要

マネージャーになると、プロジェクトの目標を決めたり、お金の管理をしたり、メンバーを育成したりとさまざまな業務を担当します。

マネージャーやプロジェクトリーダーになってから慌てて勉強することのないよう、いまから将来への備えとしてビジネス用語を知っておきましょう。

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人材業界で10年以上働いた経験を持つ、就職氷河期世代のライター。翻訳書出版の実績もある。現在の執筆テーマは、社会人のキャリアやスキルアップ、女性の生き方など。趣味は飲酒しながらの料理。

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