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みよたかこ

みよたかこ

人材業界で10年以上働いた経験を持つ、就職氷河期世代のライター。翻訳書出版の実績もある。現在の執筆テーマは、社会人のキャリアやスキルアップ、女性の生き方など。趣味は飲酒しながらの料理。

2021年4月25日

20代からの人脈作り 社会人にとっての価値ある人脈とは?

社会人の人脈とはタイトルイメージ

社会人には人脈が大切、という話を耳にしたことありませんか? 人脈がなくても仕事を失うわけではないですが、そもそも人脈とは何なのか、そして人脈があるとどんな良いことがあるのか。今回は社会人になってからの人脈の作り方や、そのメリットについて解説します。

この記事のポイント
  • ①価値のある人脈とは、仕事上でお互いに貢献しあえる人と人とのつながりのこと。人生を豊かにしてくれる社会人の人脈は、名刺交換だけでは作れない
  • ②「交流会・勉強会」「セミナー・読書会」「学生時代の友人」とのつながりから、社会人の人脈をつくる。多様な人々と関わり、関係性を構築できる人を見つけよう
  • ③「自社以外の世界を見れる」など、社会人の人脈を築くメリット3つ。様々な意見に目を向けて人脈を形成し、自分のキャリアの糧にしよう

社会人の「人脈」って、そもそも何だろう

社会人の人脈とはイメージ画像1

友達とは違う関係性

「人脈」という言葉を聞くと、他人を利用するような悪いイメージを抱くかもしれません。しかし社会人にとって必要な人脈とは、自分にとっても相手にとってもメリットが大きく、お互いの人生をより良くしていく価値のあるものなのです。

“価値のある人脈”とは何か

価値のある人脈とは、自分が相手の役に立ったり、逆に相手に助けられたりすることもある、お互いに貢献しあう人と人とのつながりのことです。楽しい時間を共に過ごすだけの友達や、コネとは異なります。主に社外の人との関係性を指しますが、大企業であれば社内の他部門の人も該当します。

経営者や起業家のみならず、20代の社会人であっても人脈は作ることができますし、人脈があることで今後の人生が豊かなものになっていくのです。人脈があったおかげで、仕事の課題解決ができたり、新しいキャリアを開拓できたりした人が多くいます。

名刺交換をしただけでは人脈とは言えない

社会人になると、社外の人と名刺交換をする機会があると思います。そのような場で少し話しただけの相手は、人脈とは言えません。なぜなら、人脈となりうる関係性には、お互いに貢献し合える信頼関係が不可欠だからです。一度会ったことがあるだけで人脈ができたと考えるのは、相手にも失礼なことです。

人脈を増やそうとして、多くの人と積極的に交流を持つのはとても良いことです。ただし、会う人数だけをむやみに増やし、その後の関係性を深めようとはしない「名刺コレクター」にはならないようにしてください。

人脈ってどう作るの? 一般の社会人でも作れる?

社会人の人脈とはイメージ画像2

会社と自宅の往復ばかりせず、思いきって外に出よう

一般の社会人でも、価値のある人脈を作ることはできます。まずは会社以外の場で、いろいろな人と交流することから始めましょう。

人脈の作り方1:同じ職種の社会人同士の交流会・勉強会

人事やPR、マーケターなど、特定の職種に就く人を対象としたセミナーや交流会は多く開催されています。たとえばPeatixやFacebookなどで探すことができます。

このような会に参加すると、自分と同じ仕事をしている他社の人と知り合うことができます。同じ職種の社会人同士だけに、具体的な仕事内容やビジネスに関する情報交換がしやすいです。

知り合った人同士でさらに勉強の場を設けたり、情報交換を続けられる人とは、人脈と言える関係性を築いていけるでしょう。そうなるためには、まず相手へ貢献できることがないかを考える姿勢が大切です

まだ社会人経験が浅く、有益な情報は持っていないと悩む必要はありません。異なる世代の人にとってはあなたが考えていることが新たな発見になりますし、もし勉強会の場を企画するとしたら、それ自体も立派な貢献です。

人脈の作り方2:社会人向けセミナー・読書会

特定の業種や職種に限定せず、さまざまな仕事をしている社会人が集まるセミナーも多く開催されています。ある本をテーマに感想を話し合ったり、興味がある本を持ち寄って紹介したりする読書会というものも多くあります。多様な社会人と交流して人脈を作りたいなら、このような場がおすすめです

セミナーは、Excelや財務会計といった業務で使えるテーマを学ぶものや、キャリア形成のような中長期的な内容を考えるものもあります。

読書会であれば、「社会人 読書会」でインターネット検索すると、住んでいる地域から近い場所で開催されているものを見つけることができるでしょう。

人脈の作り方3:学生時代の友人も「人脈」に

一緒に遊ぶだけではなく、仕事やキャリアについても真剣に話し合える友人なら、仕事における人脈であるとも言えるでしょう。信頼関係は築けているでしょうから、あなたにとってかけがえのない存在になるはずです。

ただし、旧知の友人同士で起業するときにはご注意を。これまでの単なる友人関係ではなくなるからです。仲が良いあまり、遠慮なく言い合いすぎて関係性がこじれることも少なくありません。一緒に仕事をするということは、利害関係が発生することを忘れないようにしましょう。

なお、SNSでフォローするだけでは人脈とは言えません。相互フォローして情報を提供し合っていたとしても、人間同士の信頼関係が築けているわけではないからです。直接交流して関係性を深めていくことが必要です。

20代の社会人にとって、人脈はなぜ必要?3つのメリット

社会人の人脈とはイメージ画像3

会社の外にある世界は広い

価値のある人脈の作り方を説明してきましたが、経営者でもない20代の社会人にとって人脈はなぜ必要なのでしょうか? 3つの理由があります。

1.会社にいるだけでは見ることのない世界を知ることができる

まずは、自分が働いている環境の外にある世界を知ることができるからです。人間は、自分が置かれている環境から影響を大きく受けるものです。すなわち、自分の会社の働き方やルールしか知らないままでは、見えている世界がとても狭いものになります。なぜこの仕事内容や働き方であるのか、考える機会すら持てないかもしれません。

しかし、自社以外のことを知ると自分の仕事内容や働き方について、他社との比較から理解することができるでしょう。たとえば、大企業とベンチャー企業、BtoB企業とBtoC企業といった会社の違いや、違う職種の仕事を深く知ることで自分の視野が広がり自己理解を深めることができます。

2.今後のキャリアを考えるきっかけになる

就活のときにはあまり調べなかった業種や職種の人との交流を重ねることで、今後どのようなキャリアを歩もうか考えるようになります。ひとつの会社の中で選べるキャリアの幅は限られていますので、今の勤務先の範囲だけで考えるキャリアと外の世界も知ったうえで考えるキャリアの選択肢は大きく異なります。

自分の将来にはキャリアの選択肢が多くあることを知ったうえで、自分は何がしたいのか、何ができるのか改めて考えたほうが心から納得できるキャリアを築いていけるはずです

3.仕事での課題解決や転職につながることもある

人脈を形成していくと、つながりのある人の助けによって仕事での課題を解決できることもあるでしょうし、人脈がきっかけで新しいキャリアを歩むことを決意したり、ときには転職の話をもらうこともあるかもしれません

筆者は27歳の頃、同世代の社会人が集まる勉強会に参加し、そこで知り合った人に刺激を受けて転職することを決意しました。すでに転職を経験している人にアドバイスをもらいながら転職活動を始め、異業種の会社へ入社することを決めました。その後、転職を考える年下の勉強会仲間の相談に乗ることもあり、そのときの人脈とはいまだにつながりがあります。まさに人脈があったからこそ、新たなキャリアを歩むことができたのです。

社会人の人脈や、視野を広げる“副業”については本業に役立つ副業の選び方。副業でスキルアップするには?の記事で紹介していますので、この機会にあわせてご覧ください。

【まとめ】社外の人脈を作り、社会人としての可能性を広げていこう

社会人の人脈とはイメージ画像4

貢献し合える関係こそが人脈

人脈とは、他人を利用するといった悪い意味合いではなく、お互いに貢献し合い、自分も仲間も成長していける関係であることがおわかりいただけたでしょうか。

会社に勤務して働いていると、気づかないうちに自分の会社の考え方に染まってしまいがちです。自分の仕事はもちろん一生懸命取り組みつつ、社外にも目を向けて人脈を形成し、自分のキャリアの糧にしていってくださいね

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