この記事を書いたライター

下條信吾

下條信吾

1984年生まれ、長野県安曇野市出身、東京在住。ライター兼カメラマン稼業と並行してレゲエ・スカバンド「KaRaLi」「Tropicos」「The Kingstompers」などでも活動している。

2019年5月8日

子どもが将来なりたい職業の最新結果!男子は「サッカー選手」女子は「パティシエ」

子どもが将来なりたい職業ランキングーー

子どもたちの“憧れ”はその国の未来像を映し出す鏡としてしばしば注目を集める。

一般社団法人夢らくざプロジェクトが「こどもの将来のおしごとに関する意識調査」を実施し、最新の結果を発表した。

男女別のなりたい職業ランキングとともに、「保護者が子どもに就かせたい仕事」の結果も気になるところ。

調査結果から、これからの日本を少し考えてみよう。

男子の1位は「サッカー選手」。ユーチューバーもランクイン

男子のなりたい職業といえばやっぱり…

まず、男子は以下のような結果となった。

1位:サッカー選手

2位:宇宙飛行士・警察官・ゲームクリエイター・生物学者・電車の運転士・プロ野球選手

8位:医者・科学者・学校の先生・YouTuber(ユーチューバー)

堂々の1位は「サッカー選手」。

以前から不動の人気を誇るスポーツ選手の中でも特に人気が高いサッカー選手だが、第一生命が2018年に発表した第 29 回「大人になったらなりたいもの」のアンケート調査結果では第3位にとどまった。

2018年のロシアW杯で16強入りを果たした快進撃が子ども達の目にしっかりと刻まれた結果なのかもしれない。

その他、2位の「プロ野球選手」と合わせて、「テニス」や「バドミントン」、「陸上」、「卓球」といった回答もあったようだ。

東京オリンピックに向けて、スポーツへの関心が高まっていることがうかがえる。

また、「宇宙飛行機」や「警察官」、「電車の運転手」など、昔から人気のある職業が安定してランキングに入るなか、8位に入った「YouTuber(ユーチューバー)」といった次世代の職業も注目すべきポイントだ。

YouTuberも職業として認知される時代に

先日ジョイキャリアが取材した株式会社ライバーの取締役会長、飯田祐基氏は、YouTuberに限らず、ネットでライブ配信を行う、「ライブ配信者(ライバー)」を起用したインフルエンサーマーケティングに市場を見出している。

なりたい職業ランキングに「ライバー」が加わる……そんな未来もそう遠くないかもしれない。

女子の1位は「パティシエ」!日常で関わる仕事に憧れる傾向?

大きくなったらお菓子屋さんになりたい♪

続いて、女子の結果は以下の通りだ。

1位:パティシエ

2位:幼稚園・保育園の先生

3位:看護師

4位:デザイナー・学校の先生

6位:医者・ダンサー

8位:美容師・ファッションデザイナー・モデル

1位は昨年・一昨年から引き続き「パティシエ」。

他企業が発表している結果でもパティシエを含む「食べ物屋さん」は以前から常に上位にランクインしている。

それ以外を見てみると、2位の「幼稚園・保育園の先生」、4位の「学校の先生」、8位の「美容師」など、日頃から身近に接している人たちの仕事に憧れを抱く傾向にあるようだ

「私も〇〇先生みたいになりたい!」

6位に入った「ダンサー」は、女子のランキングの中では唯一体を動かすスポーティーな仕事だ。

チアの世界で活躍する、千葉ジェッツふなばしのSTAR JETSメンバーAyumi氏は、クラシックバレエやジャズダンスといったさまざまなダンスの経験を経てチアリーディングを始めた。

一言で「ダンサー」といっても多様な選択肢があるので、その子にあった素敵な未来を選ぶことができそうだ。

子どもには苦労をして欲しくない。親が考える「子どもになってほしい職業」とは?

親が子どもに願うこととは

最後は、前述までのアンケートで回答した子ども達の保護者198人が回答した「子どもになってほしい職業」の結果を見てみよう。

1位:こどもがなりたいもの・好きなもの

2位:公務員

3位:薬剤師

4位:医者

5位:看護師

6位:デザイナー

7位:会社員・専門職

9位:科学者・研究者・職人

1位の「こどもがなりたいもの・好きなもの」に続いて多かったのが「公務員」、「薬剤師」「医者」、「看護師」と、どれも国家資格が必要となる職業だ。

少子高齢化による労働力不足などさまざまな問題を抱え、先行き不安なこれからの時代、我が子に安定を願うのは親として当然の気持ちといえるだろう。

そんななか、9位に入った「職人」という回答も興味深い。

「近い将来、AIの技術革新によって複数の職業が消える」などと言われるなか、ものづくりの原点に立ち返り、自分の手に職をつけてタフに生きていってほしいと考える親もいるのかもしれない。

他人や時代のせいにせず、自分の力で生きていく

まとめ

性別によるなりたい職業の違いとともに、親のアンケートが興味深い内容だった。

今の日本を象徴するのは、むしろ子どもたちの声より、「子を思う親の声」だったともいえるだろう。

逆に、時代が移ろっても常に男子の憧れの職業にスポーツ選手がランクインしたことには、安心感を覚えた。

最後に、今回特にジョイキャリアが注目したいのが、女子のアンケートから垣間見えた以下の点だ。

「(女子は)日頃から身近に接している人たちの仕事に憧れを抱く傾向にある」

つまり、親の目線で考えてみると、子どもの回答を聞けば、身の回りで、どんな人がその子の目に輝いて映っているのかがわかる、といえるかもしれない。

「お母さんやお父さんと同じ仕事をしたい!」

そんな風に言ってもらえるように、充実したビジネスライフを送りたいものだ。

情報出典元:一般社団法人夢らくざプロジェクト「こどもの将来のおしごとに関する意識調査」(2019年実施)

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下條信吾

下條信吾

1984年生まれ、長野県安曇野市出身、東京在住。ライター兼カメラマン稼業と並行してレゲエ・スカバンド「KaRaLi」「Tropicos」「The Kingstompers」などでも活動している。

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