この記事を書いたライター

西繭香

西繭香

1992年生まれ。20歳の時に現在のパートナーと出会うまで、自分をマジョリティだと思っていたセクシャルマイノリティ(あと腐女子)。 「どんな人にも優しい記事」を目標に、多角的な物事を等身大の視点から分かりやすく執筆している。人の話を聞く事と、ディズニーシーと猫が好き。 Twitter: @Nishi_mayuka

2019年6月26日

あなたの可能性を試す最適な場所はどこ? 多様化する働き方と「フレキシブル・ワークスペース」

フレキシブル・ワークスペースって聞いたことありますか? この言葉、もしあなたが「副業を始めたい」あるいは「起業を考えている」のなら、知っておいて損はない言葉です。 知ってるようで知らない、フレキシブル・ワークスペース。今回はその意味と、利点についてまとめていきます。

「フレキシブル・ワークスペース」ってなに?

オフィスの在り方も変化してきている

「フレキシブル」は「柔軟な」という意味の英語ですよね。フレキシブル・ワークスペースは、コワーキングスペース、シェアオフィス、サテライトオフィス、レンタルオフィス、自宅や公共の場所など、フレキシブルに選べる働く場所のことです。

一方、各都市を代表するグレードの高いオフィスビルのことを「プライムオフィス」といいます。

決められたひとつのオフィスで働くスタイルが今まで日本のスタンダードでしたが、現在このプライムオフィス市場の空室率は過去最低に落ち込んでおり、つまり“オフィスを借りたくても空室がない”という現状があります。

出典:オフィスリポート東京2019

2022年にはフレキシブル・ワークスペース関連の需要は、全オフィススペースの10%までに登るとの発表もあるんです。

出典:【報道発表資料】「急増するフレキシブル・ワークスペースの現状、今後の見通しと課題」

急増する柔軟な働き方へのニーズ

多様化する働く場所

政府の働き方改革推進にともない、近年日本での働き方は急速に多様化しています。一昔前の会社至上主義は時代遅れとなり、いかにして“個人が自己を実現するか”に重点が置かれる社会へ移行してきています。

“独立するハードルが下がった”ともとれる昨今の潮流。日本の総労働力は約6600万人ですが、調査によるとその内フリーランスで働く人材は約1100万人と全体の約17%にも及び、その規模は2030年までに倍増するという予測も出ています。

働き方が多様化するということは、働く場所も多様化するということです。従来型のオフィス認識ではカバーしきれない、働き方を選ぶ人材の増加とともに、フレキシブル・ワークスペースの需要は急増していくでしょう。

「地方創生」の意識が強かった従来のフレキシブル・ワークスペース

あらゆる場所に点在するオフィス

総務省は、地方へのヒト・情報の流れを創出するため、サテライトオフィスの開設・誘致を支援してきました。そのため、現在日本でフレキシブル・ワークスペースは地方に多く、東京に少ないという特徴があります。

しかし働き方の多様性が重視されはじめた今、東京のフレキシブル・ワークスペースも増加していくことが予想されます。ここで、どのような業態の企業がフレキシブル・ワークスペースを利用しているのか見ていきましょう。

・ソフトウェア及びテクノロジー関連業界…25%
・金融、プロフェッショナルサービス…21%
・メディア&マーケティング…18%
・教育…5%
・ヘルスケア関係…4%
・リテール、卸売り…4%
・その他…23%

出典:日本の大手フレキシブル・ワークスペースにおける 価格体系の見直し

「フレキシブル・ワークスペース先進国、イギリス」の現状とメリット

ワークスペースで交流する人々

イギリスは、フレキシブル・ワークスペースが豊富にあります。中でもコワーキングスペースが特に一般化しており、世界的に有名な場所も数多くあります。

発展の背景には、オフィス賃貸料の高騰、リーマンショックによって働き方に疑問を持った若者の増加、多様な働き方へのニーズの高まりなどがあり、現在の日本と共通するところもあるのではないでしょうか。

ではイギリスの現状から、フレキシブル・ワークスペースを利用するメリットを見ていきましょう。

・多くの企業間で情報交換ができる
・コミュニケーションにより新たなビジネスが生まれる
・コミュニケーションにより新しいアイディアを創造できる
・企業間ネットワークを形成できる
・比較的安価で一等地に会社住所を置ける
・フリーランス、ベンチャー、スタートアップ、副業など、さまざまな形態で利用できる

このすべては可能性であり確約されたものではありませんが、フレキシブル・ワークスペースは、あなたの可能性を試すに最適な場所ではないでしょうか。

出典:“フレキシブルワーク先進国”ロンドンの働き方とオフィス潮流

<こちらの記事もご覧ください!>

この記事を書いたライター
西繭香

西繭香

1992年生まれ。20歳の時に現在のパートナーと出会うまで、自分をマジョリティだと思っていたセクシャルマイノリティ(あと腐女子)。 「どんな人にも優しい記事」を目標に、多角的な物事を等身大の視点から分かりやすく執筆している。人の話を聞く事と、ディズニーシーと猫が好き。 Twitter: @Nishi_mayuka

TOPへ戻る