この記事を書いたライター

いづつえり

いづつえり

熊本県天草市の地元食材にこだわったベーグル店・ふぁくとりーNolley店主とライターの複業を実践中。横浜出身、元国家公務員。夫が柑橘栽培をすることになったため、2016年に家族で天草に移住。食と農業への関心が強い。都会から地方へ移住したいと考えている人に向けて、地方暮らしのリアルを情報発信中。

2019年7月1日

仕事とレジャーのいいとこどり?「ここではないどこか」で「新しい働き方」ができるワーケーション

夏はすぐそこ。「休みをとって旅行に行きたい」と思うものの、社会人になると、まとまった休みをとるのは難しいものです。特に責任のある仕事を任されるようになる30代以降のビジネスパーソンからは、そんな声も聞こえてきます。そこで提案したいのは「ワーケーション」という働き方です。まだまだ導入している企業は少ないものの、あなたが会社に提案してみるのもありかもしれません。

ワーケーションってなに?

旅先で仕事する新しい働き方

ワーケーションとは「ワーク(work)」と「バケーション(vacation)」を組み合わせた造語。休暇中に旅先などで仕事する新しい働き方です。海外ではすでに広まりつつあります。

当初は働く時間を比較的自由に設定できる、フリーランサーなどの職種で注目されていた働き方でした。ところが、2017年に日本航空が導入したことでこうした取り組みをはじめる企業が増えています。ワーケーションにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

日本でワーケーションが注目される背景

日本人は労働生産性が低いといわれている

日本でワーケーションが注目されるようになった背景には、日本人の労働生産性の低さと有給取得率の低さがあります。日本には欧米のように長期で休みを取る文化がなく、休みたくても休めない、休みづらいといった事情があるからです。そうした状況は2018年に実施された旅行サイト・エクスペディアの行なった調査でも明らかになっています。日本人の有給取得率、消化率は世界でも最低レベルだといわれています。

日本人は諸外国の労働者に比べて労働時間は長いものの、その分成果を挙げられているとはいえない状況です。生産性の向上にある程度の休みは必要ですが、休みにくいという文化もある。それなら思い切って仕事と休暇を合わせてしまおう、という発想から生まれたのがワーケーションでした。

出典:エクスペディア【世界19ヶ国 有給休暇・国際比較調査2018】 日本の有休取得率、有休取得日数、ともに世界最下位 「有給休暇の取得に罪悪感がある」と考える日本人は世界最多! 「上司が有給休暇の取得に協力的」と考える日本人は世界最少!

ワーケーションの3つのメリット

ワーケーションなら仕事とプライベートを両立しやすい

ワーケーションにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

1つは仕事への集中力が高まることです。一日中オフィスで仕事をしていると電話対応や会議に多くの時間を費やしてしまったという経験をしたことのある人は多いはず。ワーケーションはそうしたものから物理的に離れることができるため、パフォーマンスアップにつながります。

2つ目のメリットは仕事とプライベートの両立をしやすいことです。ビジネスパーソンの多くは、大切な人とゆっくり過ごす時間を持てていないと感じています。家族や恋人と一緒に旅行をしながらワーケーションした場合、仕事をしながらプライベートな時間を持つことも比較的簡単です。旅先で仕事をするワーケーションなら「休みづらいから、旅行に行けない」人にとって有効な解決策のひとつとなるかもしれません。

3つ目のメリットは、クリエイティビティの向上に役立つことです。旅先で仕事をすれば、リフレッシュできる環境が近くにあります。いつもとは違う環境に身を置くと、クリエイティブなものの見方ができるようになります。旅先で生まれたアイディアが仕事に活きることも少なくないでしょう。

ユニークな旅をしながら働く「Workators」でワーケーションを身近に

ワーケーションで働き方に変化を

「せっかく旅をするなら、少しユニークな旅をしてみたい。」そう考えている人に紹介したいのは「workators(ワーケイターズ)」というサービスです。月に定額の会費を支払うことで行ってみたい場所に何度も泊まることができたり、各地で起こるプロジェクトに何度も参加できたりします

どのようなプロジェクトがあるのか見てみましょう。6月30日に発表されたプレスリリースには、愛媛県で日本では栽培方法が確立されていないメキシカンライムの栽培にチャレンジしてみよう、というプロジェクトが紹介されています。いつか飲食店を開いてみたいと思っている人なら、北海道で期間限定の店舗運営に挑戦してみるというプロジェクトもおもしろいかもしれません。

プロジェクトの開催地は日本国内にとどまりません。海外で展開するプロジェクトに参加することもできます。これまでに行ったことの場所に行き、プロジェクトに参加すれば新しい人と出会います。もしかしたら、それが人生のターニングポイントになる可能性もあるでしょう。「ここではないどこか」で「新しい働き方」を試してみたい。そんなビジネスパーソンはワーケーションを取り入れてみてはいかがでしょうか。

出典:PRTIMES「世界中に泊まる&仕事に挑戦!ワーケーションで新しい人生を見つける「workators(ワーケイターズ)」が各地のプロジェクト例を公開

働き方でお悩みの方は専門家にご相談ください!

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熊本県天草市の地元食材にこだわったベーグル店・ふぁくとりーNolley店主とライターの複業を実践中。横浜出身、元国家公務員。夫が柑橘栽培をすることになったため、2016年に家族で天草に移住。食と農業への関心が強い。都会から地方へ移住したいと考えている人に向けて、地方暮らしのリアルを情報発信中。

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