この記事を書いたライター

笹谷 淳介

笹谷 淳介

鳥取県出身のフリーライター&エディター。ファッション誌の編集部を経て現在に至る。主にファッション・音楽・カルチャー系の紙媒体・ウェブメディアで活動中。音楽と古着がとにかく好きで休日は古着屋かレコード屋にいる可能性大。最近の趣味は町中華で美味しい炒飯を食べること。

2019年10月9日

仕事と音楽は相思相愛!超集中できる作業用BGMは「懐メロ」「25分」「環境音」がカギ

音楽を聴きながら仕事をすることに否定的な人も多いかもしれない。ただ音楽を聴くことであなたの仕事の効率が上がるとしたら試す価値は十分あるだろう。

今回は音楽を通じて新しい働き方改革を提示するWantedlyのNEWプロジェクト“ENERGY MUSIC PROJECT”を参照しつつ、仕事と音楽(BGM)の関係性について迫っていこうと思う。

集中のために音楽を聴きながら仕事をする人が増加中!

作業に欠かせない存在になりつつある音楽

作業に欠かせない存在になりつつある音楽

音楽を聴きながら作業する人が増加しているという。

欧州や米国、アジアなどでオフィス検索やアドバイスサービスを提供するWorkthereが英国のオフィスワーカー2000人に対して実施した調査では、3分の2のワーカーが生産性の向上や気分転換の理由から「オフィス内での音楽は必要」と答えている。

海外ではポピュラーになってきた音楽を聴きながらの作業だが、日本に目を移すとまだまだ批判的な意見も多いようだ。

ただWantedlyが2000人対し行った調査では、全体の約7割が「音楽を聴きながら仕事をすることに賛成だった。社内全体にBGMを流しながら作業する会社も増えてきている(筆者の以前勤めていた会社ではJ-POPが流れていた)。

ちなみに筆者も作業中はBGMがないと集中ができないタイプ。作業時はR&Bやブラックミュージックを聴くことが多い。

日本の楽曲だと歌ってしまう恐れがあるので海外のミュージシャンを選ぶのだが、これが結構捗る!  騙されたと思って試してみてほしい。

超集中できる作業用BGM“ENERGY MUSIC PROJECT”とは?

新たに誕生した超集中BGMが話題!?

新たに誕生した超集中BGMが話題!?

作業中にBGMを聴く人が増えてきた中、そこに目をつけてビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーが「聴けば仕事に集中しやすくなる音楽」の開発を行う“ENERGY MUSIC PROJECT”をスタートさせた。

このプロジェクトは「ウォンテッドリー、アーティスト」のm-flo、専門家チームを交えた公開実験を元に仕事に集中・没頭することを目的にした“ENERGY MUSIC”を作るという斬新なプロジェクト。

メンバーもそうそうたるメンツが揃う。

集中力研究の第一人者 で「JINS MEME」の井上氏、集中力に寄与する五感研究の第一人者「 KANSEI Projects Committee 」の柳川氏など音楽側の観点だけでなく集中力や五感の側面からもアプローチした、今までにない音楽制作になっている。

公開実験では、被験者に対しm-floの楽曲を聴かせて集中力を計測し、楽曲を聞いた場合と聞いていない場合の比較を実施。結果は4人中3人が楽曲を聴くことで集中力がアップした。

また実験では被験者の集中力の平均が80%を超えるという高い数値を記録した。音楽を聴くことで集中力がアップするのは間違ってはいないとここで証明されたようだ。

参加アーティストはm-floの他に、三浦大知や矢野顕子などと共演・プロデュースやAvec AvecとのポップデュオSugar’s Campaignなどで活動するSeiho(セイホー)。

ロスを拠点に活躍するプロデュサー・starRo(スターロー)、国内外のアーティストのリミックスを手がけアーティストとしても注目される謎の覆面ユニットAmPm(アムパム)。

有名アーティストが作る楽曲を楽しめる点もこのプロジェクトの良点と言えるのではないだろうか。

“ENERGY MUSIC PROJECT”に見る、仕事に集中できる音楽の特徴

“楽曲“と”自然音“の融合がポイント

“楽曲“と”自然音“の融合がポイント

音楽を聴くだけで本当に“超集中”できるのか? “ENERGY MUSIC PROJECT”には研究結果を元に“超集中”に導く3つの工夫がある。

1つ目はアーティスト制作の「楽曲」による導入集中モードに入っていくためにはきっかけが必要。そのきっかけとなるのがアーティストの制作したメロディー・ハーモニー・歌詞。Wantedlyの調査によると特に「懐メロ」が集中力を高めるという傾向があるという。

2つ目は集中を継続させ深めていく自然の「環境音」。高まった集中を切らさず継続させるために有効なのが自然の音。例えば川のせせらぎや風の音などが適しているようだ。

自然界には「1/f ゆらぎ」と呼ばれるリズムがあり、このリズムがリラックスに深く関わっている。これを聴くことで、深い集中に向かうことが期待できるのだ。

最後の3つ目は「25分サイクル」。今回の“ENERGY MUSIC”はBGMの長さが約25分に設定してある。これは「25分単位で作業を繰り返すと効率よく集中力がアップする」という研究結果を参考にしたもの。

25分作業をしたら5分休憩、再度作業をするというサイクルが作業効率を上げる黄金比のようだ。

以上の特徴を踏まえると、「楽曲」と「環境音」の組み合わせが作業に適していると言える。

また「懐メロ」が集中力を高める傾向があるということで自分の好きな懐メロ+風の音や海の音を聴くことで集中に導くことができそうだ。

“ENERGY MUSIC PROJECT”では、「宇宙」「急流」「深海」「密林」をテーマとした4曲を楽しむことができるので、好みの楽曲をチョイスして存分に仕事に没頭してみてはいかがだろう。

仕事の集中におすすめの作業用BGM3選

おすすめは懐かしさを感じるBGM

おすすめは懐かしさを感じるBGM

集中できるBGMの特徴が分かったところで、ここでは筆者がおすすめする作業用BGMを3つご紹介していく。仕事を始める前のモチベーションアップや作業に煮詰まった際にぜひ聴いてみてほしい。

最初におすすめするのは『ジブリジャズメドレー』Spotify)。

誰もが聴いたことのある懐かしいジブリ作品の楽曲をジャズアレンジしたこの楽曲は、サウンドに自然を感じることができかなりオススメ。歌入りの楽曲とサウンドのみの楽曲が交互に流れる点も作業に適しているはずだ。

次は小野リサの『LISA CAFE II~Japao especial』Spotify)。

ボサノヴァアレンジした、日本のヒットソングが心地よいリズムで流れるこちらのアルバム。

『異邦人』や『見上げてごらん 夜の星を』など誰もが一度は聴いたことのある楽曲が多数収録されており、懐かしさを感じることができるはずだ。ボサノヴァ特有のゆったりとしたサウンドは集中するのにぴったり。

最後はYMOの『アフター・サーヴィス』Spotify)。

坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の3人で構成されたYMOは日本のテクノポップス界を席巻した音楽グループ。『東風』や『ライディーン』などのヒット曲を収録した当アルバムは、作業のやる気を高めてくれること間違いなしだ。

適度な音楽と生産性のある作業を!

音楽とともに素敵な仕事の環境を!

音楽とともに働き仕事に集中できる環境を!

今回この原稿を書くにあたり自分の好きなBrasstracksの『Professional』を聴きながら作業してみたが、本当に集中することができた。25分というサイクルも集中力を切らすことなく作業ができる時間だと実感した。

確かに音楽を聴きすぎると逆に作業に集中できなくなる恐れはあるが、適度であれば心配はご無用。

自分の好きな音楽を聴きながら作業をすることでリフレッシュかつ集中して作業に取り掛かることができるので、ぜひこの機会に実践してみてほしい。

あなた自身の作業環境をより良いものに変えていく最初のステップとして“音楽を聴きながら働く”検討をしてみてはいかがだろうか。

転職やシゴトに関するお悩みはキャリアのプロに相談!

この記事を読んだあなたにおすすめの記事

関連記事をタグで確認
この記事を書いたライター
笹谷 淳介

笹谷 淳介

鳥取県出身のフリーライター&エディター。ファッション誌の編集部を経て現在に至る。主にファッション・音楽・カルチャー系の紙媒体・ウェブメディアで活動中。音楽と古着がとにかく好きで休日は古着屋かレコード屋にいる可能性大。最近の趣味は町中華で美味しい炒飯を食べること。

TOPへ戻る