この記事を書いたライター

あしださき

あしださき

大学卒業後、ショーモデルを目指しながら10年間にわたりファッション業界で活動。 現在は3人の子どもの母。子育てに日々奮闘しながら2015年からライターとして活動をはじめる。自身の育児経験等を綴ったコラムを3年間欠かさずに更新中。アメリカドラマ通でもあり、過去に連載記事の執筆経験あり。 得意ジャンルは育児・教育・グルメ・人生相談。

2020年5月24日

パラレルキャリアで人生を豊かに!副業と違う働き方

最近よく耳にする「パラレルキャリア」という言葉。 興味があっても、よくわからず、一歩踏み出すことをためらっている人も多いのでは? まずは、正しい知識を持つためイチから学んでみましょう。小さなステップでも前に進むことで、人生の豊かさや充実度が大きく変化していきます! 先輩の実例を参考にして、新しい働き方を模索してみませんか?

この記事のポイント
  • ①「パラレルキャリア」とは、収入の基盤になる本業とは別に、報酬の有無に関わらず自分の好きな分野の活動を行うこと
  • ②収入源がほかにあるから、パラレルキャリアはとにかく自由! やるも辞めるもあなた次第。好きなことに挑戦して、人生をより豊かに
  • ③デメリットは、“業務を抱えすぎること”? 大切にしたい3つのポイントを押さえて、本業とのバランスを保とう。スキルや収入もアップするかも!

“パラレルキャリア”という働き方について

pararerukyaria

そもそもパラレルキャリアって何?

働き方改革の流れを受け、注目度が高まりつつある「パラレルキャリア」をご存知ですか?

パラレル:〈2つ(以上)の線・列が〉平行の・平行して/並行する

この言葉の意味からも、2つ以上のものが並行している様子を思い浮かべてもらうと分かりやすいと思います。「パラレルキャリア」とは、本業として収入の基盤になる仕事を持ち、一方で報酬の有無に関わらず自分の好きな分野の活動を行うことです。

副業が認められつつある社会の流れの中、このパラレルキャリアとの違いがよく分からないという声もありますが、実は簡単。「報酬を目的とするか(副業)、人生を豊かにすることを目的とするか(パラレルキャリア)」目的が大きく異なるのです。

パラレルキャリアは生きがい探しの実験ともいえるでしょう。これからは、ひとつの企業に終身雇用される時代ではなく、医学の進歩で寿命が延び、退職後の人生も長くなっています。そんな中、ひとつのキャリア以外に自分の人生を豊かにするためにはどんなことができるだろうと試行錯誤していく活動が「パラレルキャリア」なのです。

収入の安定と「自由」を両立。パラレルキャリアという働き方のメリットは?

成功か否かは自分の人生の充実度で測る

なぜパラレルキャリアを「実験」と捉えることができるのでしょうか。パラレルキャリアの最大のメリットは、ズバリ自由

本業の収入生活の基盤があるから、「今すぐに利益を出さなくては」というプレッシャーがなく、自由に仕事を進めることができます

たとえば、パラレルキャリアの一例として以下のようなものがあげられます。

  • ブログでカフェ巡りの情報を発信する
  • 支援したいNPO団体に所属する
  • 料理の講師の資格を取って人に教える
  • ボランティアで子どもにサッカーを教える

パラレルキャリアに挑戦することで、自分の「好き」を仕事にできるかもしれないということです。

とりあえず始めてみたけれど、思っていたほど楽しめない場合や、活動に限界を感じることもあるでしょう。その場合、やめるのも、別のことに挑戦するのも自由。失敗したとしても、そこで得た気付きがあなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。

こうしたチャレンジは、本業によって収入源が保証されているからこそできること。従ってパラレルキャリアを始めることは難しいことではありません。試行錯誤しながら、状況を見て、やめるか続けるかを自分自身で決断できます。

働き方の実例からパラレルキャリアを学ぼう

事例からパラレルキャリアを知ろう

注目度が高いと言われるパラレルキャリアですが、それでもまだまだ新しい概念。2018年に行われた20代から40代を対象にした調査によると、パラレルキャリア認知をしている人は32.5%、知っていてさらに言葉の意味まで分かるという人は14%と、ともに低い結果となっています。

あなたの周りでパラレルキャリアに挑戦している人も、そう多くないかもしれません。実際にパラレルキャリアとはどんな働き方なのでしょうか。2つの実例から理解を深めましょう。

会社員×日本初の女性ラーメン評論家・本谷亜紀

高校時代からラーメンの食べ歩きを始め、大学生でブログを開設。女子大生目線でのお店紹介記事が話題となり、評論家として報酬を得られるまでになる。

就職活動でラーメン評論家か会社員かで迷うも、パラレルキャリアとして並行して活動を続けることを決意。現在は会社員を本業としてフルタイム勤務をしつつ、ラーメン評論家としてテレビ出演や飲食店・企業の商品プロデュースを任されている。

会社員×宇宙エレベーター協会理事

会社員としてのキャリアを着実に歩む中、2年間の育休で社会とのつながりの欠如を痛感する。そのタイミングで宇宙エレベーター協会の存在を知り、軽い気持ちで会員になる。

「宇宙飛行士になりたかったという夢が、宇宙エレベーターが実現すれば叶うかも知れないから応援したい」が原動力となり、ボランティア参加を継続するうちに理事のポストを打診される。現在は会社員としてフルタイム勤務しながら、理事として月に数回の会合参加やイベントの運営を、仕事以外の時間を使ってやっている。

“本業×もう1枚の名刺”。パラレルキャリアという働き方がもたらす効果

本業ではためらうことも、新たな名刺を持てば意識が変わる

パラレルキャリアの目的はズバリ「人生をより豊かにする」こと。また、パラレルキャリアに挑戦することで、本業との相乗効果が生まれ、どちらの活動においても自分らしく輝けるようになることもあるでしょう。

本業だけが活動範囲の人に比べて、パラレルキャリアを持っている人は、スキル・知識・人脈・話題が豊富。様々なコミュニティとの関わりを持つことで、自分の中にはなかった考え方や発想を得ることもあるでしょう。その結果、考え方や物の見方が変わり、本業において新しい価値を発揮できる。

もちろん最初から全てが順調にいくとは限りません。試行錯誤を繰り返すうちに、時には思いもよらぬ形で活躍の幅が広がることもある。パラレルキャリアには、私たちが予想できない未知の可能性があるのです。

柔軟な働き方については人生いろいろ、働き方もいろいろ「フレキシブル・ワーク」で人も会社もハッピーに!の記事でも紹介していますので、あわせてご覧下さい。

パラレルキャリアを始める前に。働き方のセルフチェックで自分自身を知ろう

セルフチェックを欠かさず行うべし

良い面だけでなく「パラレルキャリアの弊害はないのか」という点も考えてみましょう。実際に前出のアンケート調査でもパラレルキャリアの予想デメリットを聞くと、各世代とも50%以上が「業務を抱えすぎること」を懸念していることが分かっています。

確かにパラレルキャリアは忙しいです。仕事以外の時間を使って活動しているため、家族からも理解してもらわなくてはなりません。

そこで、大切にしたい3つのことがあります。

1. 限界を知っておく

パラレルキャリアで責任を伴う業務に携わる場合、自分の引き受けられる量の限界をきちんと見極めておく必要があります。本業以外の時間には限りがあるので、線引きはきっちりしましょう。平日仕事に行く前に活動した結果、遅刻……そんなことがないように。

2. タイムマネジメント

本業以外の活動の充実には、限りある時間を有効に使う工夫が不可欠です。本業ではタスクに優先順位をつけ、時には不要と判断して断るなど、タイムマネジメント能力を鍛える必要があります。

3. 常に健康でいること

食事や睡眠を疎かにすれば、少々の時間稼ぎにはなるかもしれません。しかしそうやって無理やり捻出した時間をパラレルキャリアに使ううち、健康を害して活動自体の継続が難しくなってしまいます。自分の好きなことは、ベストコンディションでやりたいですよね? 健康には十分に気を配りたいものです。

【まとめ】人生を充実度させるパラレルキャリア。柔軟な働き方で、リスク対策にも

pararerukyaria

あなただけの人生を充実させよう

変化の真っ只中にある日本社会の未来を、正確に予測することは非常に難しいもの。

そんな時代を生き抜くためにも、リスクはできる限り分散する賢さが必要になります。パラレルキャリアは生きがい探しの実験であると同時に、キャリアの選択肢を増やして失職リスクを減らすことにも繋がります。

本業とのバランスをうまく保つことができれば、スキルアップや収入アップも後から付いてきます。誰とも比較せず、自分自身の人生の充実度を高めてみてはいかがでしょうか

出典:複業ハッカー パラレルワーク(複業)意識調査!始めるための課題は?200人アンケートで分かった20代、30代、40代の本音出典:女の転職type パラレルキャリアが創るオンナの未来
出典:Aille parallel carrier magazine 輝くパラキャリ女性
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大学卒業後、ショーモデルを目指しながら10年間にわたりファッション業界で活動。 現在は3人の子どもの母。子育てに日々奮闘しながら2015年からライターとして活動をはじめる。自身の育児経験等を綴ったコラムを3年間欠かさずに更新中。アメリカドラマ通でもあり、過去に連載記事の執筆経験あり。 得意ジャンルは育児・教育・グルメ・人生相談。

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